3月はおよそ700社で優待の権利が貰える「優待の月」です。
近年クオカードなど金券類を株主優待にする企業が増加しています。これは配当には税金がかかりますが、金券には税金がかからないためです。
よって金券による株主優待は株主的には大変お得になっています。
そこで今回は金券中心の優待銘柄をご紹介していきたいと思います。
1. カーリットホールディングス(4275)
カーリットホールディングスですが、3月一括配当の銘柄です。
ですから、およそ6万円で配当と優待あわせて2,500円ももらうことができます。また相場は現在上昇トレンド入りしています。
配当・株主優待のインカムゲインだけではなくキャピタルゲインも高確率で狙えるところも魅力です。
2. TOKAIホールディングス(3167)
静岡県のTOKAIホールディングスの優待は豪華です。
食事券や婚礼割引券は地元静岡にしか店舗がないため、静岡にお住まいの方向きの優待になっています。
配当も今年は記念配当6円つきで大幅に増額されています。
3月2,200円・9月600円の配当になっていますので、クオカードと合わせておよそ9万円の出資で2,700円もの金券をゲットすることができます。
また美味しい水を選んだ場合は100株で12本のおいしい水がゲットすることができます(年間およそ3,800円相当)。
ですから、優待利回りを考えた場合、美味しい水をチョイスすることをオススメします。
参考:TOKAIホールディングスHP
3. サンヨーホームズ(1420)
サンヨーホームズは3月一括配当のため、配当と優待を一挙にゲットすることができます。
およそ7万円の投資で2,500円相当の配当+金券がもらえるため、非常に魅力的な銘柄になっています。
また、相場の上昇傾向にあるので、キャピタルゲインも期待することができます。問題は流動性です。
出来高が少ない銘柄のため、流動性に欠けるといったデメリットが存在します。
優待・配当目的の場合は100株(最小単元)にとどめることをオススメします。(執筆者:佐藤 れいな)