新興ベンチャー企業が投資を身近に感じられるようなサービスを展開しています。
今回はスマホで簡単に投資が出来るサービスを行ってる会社をご紹介します。
1. WealthNavi(ロボットアドバイザー)
ウェルスナビ株式会社のサービスで、1月末に提携したSBI証券を経由した口座開設が急増。わずか1か月で25億円の運用資産を集めたようだ。
サービス内容
スマホなどで簡単な質問を答えると、その人に合った資産運用を教えてもらえるもの。
専門的な知識は必要なく、少額投資からでもスタートできるということで若年層に特に人気だ。
「WealthNavi」をご利用のお客様:100万円
「WealthNavi for SBI証券」をご利用のお客様:30万円
「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」をご利用のお客様:30万円
引用:WealthNaviより
2. THEO
株式会社お金のデザインのサービスで、簡単な質問に答えることで、資産運用プランが作成される。
サービス内容
スマホから申込み、約2週間程度で口座が開設。
開設した口座にお金を振込完了した段階で、運用がスタート。ロボットが提案した資産運用プランに基づいて運用されるのだ。
経済状況に応じてリバランス(ポートフォリオの組み換え)もロボットが自動的に行う。
投資一任契約に関する手数料は残高の1%で、売買手数料や為替手数料の負担はないが、投資した投資信託の信託報酬は別枠で必要だ。
3. One Tap BUY
株式会社One Tap BUYは「証券」のつかない証券会社として話題を呼んでいる。スマホだけで手軽に株式取引を行うことを目的として提供されているサービスだ。
ワンタップバイの対象
米国株で、フェイスブックやアップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界的に有名な名だたる30銘柄の企業の株を簡単に買うことができる。
スマホ画面を3回タッチするだけで取引が完了してしまう簡単な操作が、投資初心者でも始められると、若年層に人気である。
最低投資金額は1,000円で、毎月積立ができるという手軽さの反面、手数料は他のネット証券に比べて割高だ。
4. トラノコ
TORANOTEC(トラノテック)株式会社のサービス。
クレジット・カードやデビット・カード、公共交通機関共通乗車カード等から日々のお買い物の購入額を集積し、おつり相当分を投資に回すことが簡単にでき、毎日コツコツ、自然と投資資金を積み上げていくアプリだ。
おつり相当分とは
100円単位で計算される「端数」のこと。
例えば、280円の買い物をした場合には、300円との差額である20円がおつり相当額となる。
日々の買い物などを通じて、「気がつけば投資家」になっている。自動的に資産運用ができる画期的なしくみだ。
この「トラノコ」は、まだサービスが開始されていないが、5月末までにはサービスが開始されるとのこと。
便利で簡単である反面の手間賃(手数料)に注意
上記のような新しい資産運用サービスは、投資家にとって便利で簡単になっているが、そのサービス対価としての手数料は上積されて徴収されている。
その点を理解した上で利用していただきたい。(執筆者:釜口 博)