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3月後半、4月末に向け相場環境は良好



今回の反発で、上値抵抗線としていた2月13日の高値、1月5日の高値を上抜けし年初来高値更新となりました。



勢いよく上値追いをしていくと想定されましたが、上抜けの日が窓空けで寄りつき。



その後、陰線となったことで上抜けにクエスチョンを残し、さらに押して窓埋めしての週末となっていることから三角保合いないし、BOXの上限ゾーン(少し高値更新してもオーバーシュートレベル)で切り替えし、BOX継続をイメージつける状況となっています。



現段階でBOXの決め打ちは出来ないので、週明け上抜けしてくることに備えつつ、再度25日線や切り上がりのトレンドラインまで押すかもという備えをし、基本高値更新をしたことに対しては、事実と受け止めてもともとの「春が高い」をメインとした考えのもとの建玉をしています。





3月後半、4月末に向け相場環境は良好




現状のチャートと例年のパターン(ファンダメンタル)を考えると、今から噴き出す悪材料がでないと3月後半、4月末に向けての相場環境は良好と考えます。



チャート形状は、安値 高値切りあがりのチャートを形成しており、下落になる要素は見当たりません(ただし天井を付けたときは、常に下げる材料がない時に下落が始まります)ので基本は上値追いを想定します。



さらには、3月後半の権利取り日に向け、高配当銘柄や優待人気銘柄に買いが集まる時期です。



このことから、上昇が見込まれ、その上昇の「さや」とりの買いが入ってくると想定されるので、3月後半に向けては例年「上げやすい」となっています。



そして、3月末の本決算に関しては、為替が円安傾向であることをメインとした材料で好決算が見込まれます



となると決算発表がある4月後半までは、要所要所で増収増益の発表が出やすくなり、売り方は非常に仕掛けづらいと考えます。



極めつけは、日本市場のメインとするヘッジファンドが、2月の売買動向で買い越しの動きが目立っていることから今月の上昇を見込んでいると考えます。



そのようなことから上をメインとした考えです。



悪材料




悪材料に関してはやはり トランプ発言 東芝問題(東芝だけで終わらない動きとならないとき)



さらには直近ではないですが欧州、中国問題は気にすべき問題です。



そして週明けはほぼ横ばいで始まりそうですので、3月相場の本格始動がどうなるか?ですね。





現状分析




まずは5日線ですが、先週に続いて方向感なく波を打っています。



25日線は、前週から上向きを維持していて週初め下に割り込みましたが、後半は上抜け上を維持しています。



75日線は、ここしばらく変わらず上向きで、上に乖離となり日柄調整的な動きで乖離を詰めてきています。75日線を軸としてみたグランビルの買いの3に見える状況です。



トレンドラインは、上値抵抗線をブレイクしましたが結果は上抜け出来ずに押したことで、上に関しては1月5日の高値近辺の横軸が変わらず上値抵抗線と考えます。



下に関しては、前々からの切り上がりのトレンドラインがメインの下値抵抗線で、手前に25日線と想定します。



その手前では先ほど指摘した窓の下限(3月1日の高値)も抵抗線として意識されそうです。下への加速を促すとすれば切りあがりのトレンドラインと考えます。





テクニカル指標




一目均衡表は綺麗な上昇シグナルとなっています。



日々線が少々気になりますが、週明けから日々線が切り下がることで、抵抗帯とはなりづらいと想定し7営業日後に日々線が底をつけるので、上げ傾向に週明け進めば、7営業日前後に高値を付ける可能性があると想定します。



ボリンジャーバンド




継続してバンドがおおむね横ばいでBOX示唆していて、今週の高値はバンドの+2σ到達で反落しした形ですので教科書通りの動きとなりました。



この後、本格上昇に入るのであれば+σ前後をサポートにしていくので、月曜から上がりだす、となったときは本格上昇という判断ができます。



スロ―ストキャスト




気持ち買われすぎゾーンでの折り返しを繰り返しています。



明確な上昇中という動きではないですが、下まで降りて行かないという事で、強いという判断が出来ます。このあと2本のラインが上まで上げていけるか注目です。





総合判断


まだBOXの中ないし、三角保合いの中にいると考えつつ、上抜けをメインに警戒しているという状況と考えます。



月曜日が陽線か陰線かで週明けの方針が見えてくると考えますので、基本は上を見ますが、BOX上限にたたかれたという事も踏まえて、上ばかりに意識を集中しすぎず、冷静に見極めたいと思います。(執筆者:城 晶子)



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