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【今週の日経平均】高値を明確に超えるだけの買いが入るかどうかの一週間


今週の日経平均は、直近高値を明確に突破できるかどうかが注目されています。先週は、トランプ政権の影響もあって株価は膠着状態にありましたが、テクニカルには改善の兆しが見られます。25日線と75日線は下向きで、トレンドラインは4月7日以降、右肩上がりを維持しています。移動平均線とトレンドラインは、今後の相場を占う上での鍵となります。一目均衡表やMACDも上向きを示しているため、短期的な上昇が期待されるものの、出来高が少ないことが懸念されます。相場が上抜けるには、さらなる買いが必要で、特に海外投資家の動向に注意が必要です。近々のイベントでは、東証の取引時間延長に備えた対策も重要となります。

【今週の日経平均】高値を明確に超えるだけの買いが入るかどうかの一週間

先週は、相変わらずトランプ劇場に振り回された一週間でしたが、株価はだんだんと折り込んできているようで、どちらにも進まず膠着状態となっていました。

徐々にテクニカルは改善し、買いが膨らむかと思いましたが、円安が進み、結局4月10日のローソク足内でもみ合い、18日にやっと高値を抜けて週末入りとなりました。ダウもナスダックもS&P500も4月9日の大きな陽線に高値を超えられずに週末入りしています。今週は、一気に上抜けることができるのか、それとも徐々に下へと向かうのか、世界の情勢も含めて確認していきましょう。

それでは、チャートを細かく見ていきましょう。

日足の移動平均線

5日線は、一週間を通して上向きで推移しています。

25日線は、下向きで推移し、3万5475円処まで下がってきました。

75日線は、下向きに推移しています。

並び順は、75日25日5日で安定下降となっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、下向きで3万4255円処を推移しています。

トレンドライン

4月7日安値から現在までの安値を結んだ線が右肩上がりになっています。このラインを割ってくると安値更新となって弱い相場となりそうです。一方、4月10日の大陽線の間を抜けることなくもみ合っていましたが、週末に終値3万4730円と、10日高値3万4639円を91円上回って週末入りとなっています。

週明けに明確に10日高値を超えてきたら、もち合い上放れの強い相場となりますが、どうなるでしょうか。上には4月2日3日に空けた窓があり、意識されるところです。

一目均衡表

遅行線は上向きとなっていて、10営業日後には日々線にぶつかるので、そこで上へ抜けるのか、奈落の底へ向かうのか、どちらかの分かれ目がちょうどGW前となりそうです。転換線が下から上へと向かっています。このまま上昇を続けると基準線とクロスするので、そのあたりも確認していきましょう。

ボリンジャーバンド

-1σを超えて、TPラインへ向かっています。バンドは若干ですが収縮しつつありますので、ここからBOXの動きも想定していきたいところです。

スローストキャスト

売られすぎゾーンからゆっくり上昇して、中間地点の50%まで到達しました。株価のもみあいとは違ってスローストキャストは上向きで一週間を終えました。ここから中折れせずに、買われすぎゾーンまで迎えるかに注目です。

MACD

4月11日にシグナルとクロスしてから、上向きに推移し、0ラインに近づいてきました。ヒストグラムも強さを見せ、上昇示唆となっています。

月の満ち欠けは、新月が4月28日、満月が5月13日です。

総合的には、

パラボリックは4月15日から好転となっています。ここから上向きで進行していけるのか、まずは月曜日に明確に直近高値越えとなるのかどうかを確認して、しっかり見極めていきましょう。

ADXは4月9日以降下向きに変化し、引き続きトレンドなしの状態です。まずは、直近高値を明確に抜け、3万6000円を目指したいところですが、円高が上値を重くしています。そして売買代金も細っているだけに、なかなか上値は買いが入りにくく、盛り上がりに欠けるというのが正直なところです。しっかり買いが入らなければ、下へ向かってしまう危うい相場ですので、しっかりメドをたてて対応していきましょう。

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