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ふるさと納税において、猫関連の寄付が急増しています。株式会社トラストバンクが運営する国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」によると、猫関連の寄付額は過去5年間で約2.8倍に増加したことが明らかになりました。
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この背景には、近年拡大している「ネコノミクス」の影響があると考えられます。関西大学の宮本名誉教授によると、2024年のネコノミクスは史上最高値の約2兆5000億円に達すると推計されています。
ふるさと納税でも、猫用品から保護猫支援まで幅広い寄付先が用意されています。例えば、「ねこ様大満足!スモークカツオ!」といった猫用おやつセットから、「ネコテーブル」などの家具、さらには保護猫支援のためのカタログギフトまで、多様な商品が寄付の返礼品として提供されています。
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トラストバンクが提供するクラウドファンディング型ふるさと納税「ガバメントクラウドファンディング®(GCF®)」でも、動物関連のプロジェクト数が過去5年間で約3.4倍に増加しています。例えば、高知県佐川町では「人も猫も幸せに暮らせるまち」を目指し、TNR活動(野良猫の不妊・去勢手術)を支援するプロジェクトが実施され、1300万円以上の支援を獲得しました。
岡山県瀬戸内市でも、「人と猫が幸せに暮らせるまちづくり」を目的としたクラウドファンディングが実施され、目標額の279%を達成するなど、猫を通じた地域活性化の取り組みが各地で広がっています。
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この傾向について、トラストバンクの広報担当者は「ふるさと納税を通じて、猫好きの方々が地域の課題解決に貢献できる機会が増えています。今後も多様な寄付先を提供し、ネコノミクスを通じた地域活性化を支援していきたい」とコメントしています。
今後も、猫を切り口とした地域活性化の取り組みがさらに広がっていくことが期待されます。
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