一般社団法人全国清涼飲料連合会は、清涼飲料水容器のリサイクルに関する消費者意識調査2024を実施しました。
この調査は、消費者がどのようにペットボトルを分別し、リサイクルに取り組んでいるかを明らかにするものです。調査結果からは、消費者のリサイクル意識の高さと、まだ改善の余地がある点が浮き彫りになりました。
ペットボトルの分別とリサイクル意識
調査によると、自宅でペットボトルのキャップとラベルを外している人は77.4%に上り、特に女性の50~60代で高い割合を示しました。一方で、外していない人は12.0%にとどまっています。
キャップとラベルの個別リサイクルに対する意向は、それぞれ69%と61%と高い数値を示しています。
自販機横リサイクルボックスの利用実態
自動販売機横のリサイクルボックスの存在を知っている人は70.8%で、新機能の認知度は38%にとどまっています。特に男性の20~30代で認知度が高いことがわかりました。
しかし、缶やびん、ペットボトル以外のものを入れたことがある人は22.3%で、その理由として「入れる場所がなかった」「入れてはいけないことを知らなかった」などが挙げられています。
ペットボトルのリサイクル認知度
ペットボトルが資源としてリサイクルされていることを知っていた人は92.2%と高い一方で、「ボトルtoボトル」の認知度は55.7%にとどまっています。
また、日本のペットボトルのリサイクル率が87%であることを知っていた人は26.7%に過ぎません。今後、清涼飲料水容器のリサイクルに取り組みたいと考えている人は96.0%に達しています。
詳細な調査結果は、全国清涼飲料連合会のウェブサイトで公開されています。
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