富士山の銘水株式会社が提供するウォーターサーバー「FRECIOUS」の利用者を対象に行われた「防災に関する意識調査」により、防災グッズの準備率が過去最高の79%に達したことが明らかになりました。
しかし、同時に水の備蓄が不足していることも浮き彫りになりました。
防災グッズ準備率過去最高
調査によると、防災グッズを「準備している」または「少し準備している」と回答した割合は79%に達し、2018年からの調査開始以来、最も高い数値を記録しました。特に子どもがいる世帯では、準備していない割合が2割以下に留まりました。これは、2024年に発生した能登半島地震や南海トラフ地震の影響で、防災意識が高まった結果と考えられます。
水の備蓄不足が明らかに
一方で、ローリングストック法の認知度と実践度は過去最高を記録したものの、水の備蓄量が不足していることが判明しました。3人以上の世帯では、備蓄水量が「11~20L前後」と回答した人が多く、最低限必要とされる1日3L×1週間分には達していないことが明らかになりました。
防災収納のプロである松永さんは、ウォーターサーバーを利用することで、自然にローリングストック法を実践できるとアドバイスしています。
防災情報収集率が大幅増
さらに、防災情報を収集していると回答した人は94.6%に達し、SNSや防災アプリの活用が進んでいることが示されました。これにより、情報交換が活発化し、災害時の情報の見極めが重要になっています。
この調査は、全国のFRECIOUS利用者3,360名を対象に、2024年10月12日から20日までの期間にインターネットを通じて実施されました。防災意識の高まりとともに、水の備蓄の重要性が再認識される結果となりました。
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