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世界のマックくらべてみたら「セルフオーダー→クレカ払い」はどこも同じ、では違うのは何?スイス・フランス・ドバイ編


"世界的なファストフードチェーン、マクドナルドは国によってさまざまな特色を持っています。スイス、フランス、ドバイを訪れた筆者は、この違いを特に感じました。 - **スイス**: マクドナルドの価格はビッグマック指数で最も高く、ジュネーヴ空港内ではオープンなレイアウトとVisaタッチ決済が可能です。メニューには植物性食品を使った「マックベジ」があり、日本でも販売を望む声があります。 - **フランス**: 店舗は歴史的な建物にあり、朝マックはなく日本語表示対応の端末があります。トイレ利用にはレシートの番号入力が必要です。 - **ドバイ**: 24時間賑わうドバイ国際空港内では、シンプルなクレカ端末が特徴で、地域特性を活かした「マックアラビア」がメニューにあります。"

世界のマックくらべてみたら「セルフオーダー→クレカ払い」はどこも同じ、では違うのは何?スイス・フランス・ドバイ編

フランスのマックがすごくそれっぽい!下の画像はどこの国でしょうか

世界的なハンバーガーチェーン「マクドナルド」は、筆者も海外旅行の際にお世話になっています。

現地でマックをいただくと、どことなくホッとできるものです。

しかし、一見画一的な世界的チェーン店でも、国によって特色が出ています。

先日、筆者がスイス・フランス・ドバイを訪問した際も、それを感じました。

「世界くらべてみたら」にも似たような企画がありますが、今回はスイス・フランス・ドバイのマックの違いについて、支払い方法の違いなども交えて紹介します。



まずは各国のビッグマック指数を比較!

ビッグマックの価格差は一つの経済指標になっている≪画像元:The Economist≫

世界のマクドナルドを語る上で、「ビッグマック指数」を避けては通れません。

ビッグマック指数はイギリスの経済専門誌「エコノミスト」から発表される指数で、各国・地域におけるビッグマックの平均価格を比較するための指標です。

世界中でほぼ変わりなく提供されているビッグマックは、コストにほぼ差がありません

アメリカをゼロ(基準)として、各国・地域におけるビッグマックの価格が何パーセント異なるかを発表しています。

2024年7月に発表されたビックマック指数とビックマックの価格は、以下の通りです。

・ スイス:7.1スイスフラン(+41.8%)

・ フランス:5.6ユーロ(+6.5%)

・ アメリカ:5.69ドル

・ UAE:18ディルハム(-13.9%)

・ 日本:480円(-43.9%)

調査対象となっている55の国・地域の中で、スイスはビッグマックの価格が最も高く、フランス(ユーロ圏)も5番目の高さです。

対して、日本は下から11番目というデフレ国となっています。

UAEは全体の21番目です。

この前提を踏まえたうえで、ドバイ・フランス・スイスのマクドナルド事情を紹介しましょう。

フランス

すごい歴史を感じる建物にマックが入ってる…!≪執筆者撮影≫

今回の旅のメインは、フランスのシャモニーにある「モンブラン」(お菓子ではなく山の方)でした。

マクドナルドは中心街からは多少離れますが、駅のすぐ近くという好立地でした。

この店舗では朝マックがなく、10時からのオープンです。

ちなみに、フランスのマックでトイレに入りたい人は、レシートに記載の番号をドア横のテンキーに入力して開錠しなければなりません。

日本語にも訳せる

フランスのマックでは日本語表示も可能≪執筆者撮影≫

日本と同様、セルフオーダーのキオスク端末が設置されています。

仕様は日本のものとさほど変わりません。

日本人観光客も多い土地柄なのか、言語表示を日本語にすることもできました。

キオスク端末ではクレカ決済のみ可能で(Visa/Mastercard/カルトブルー)、現金払いはレジで支払う必要があります。

「マックチキンセット」を食べてみた

マックチキンのおいしさは世界共通≪執筆者撮影≫

チキンが大好きな筆者は、「マックチキンセット」(6.35ユーロ、1,126円)を注文しました。

日本のマックチキンよりも、どこかゴージャスな感じがします。

ポテトやドリンクの容器は繰り返し使えるよう、プラスチック製です。

味は日本のマックチキンと大差ありません

スイス

スイスの空港内のマックはオープンな感じ≪執筆者撮影≫

フランスからの帰国は、国境を超えたスイスのジュネーヴ国際空港からです。

お腹が空いたので、空港内のマクドナルドで何か食べようと試みました。

オープンなレイアウトとなっています。

Visaのタッチ決済も使える

Visaのタッチ決済マークがある≪執筆者撮影≫

決済端末を見てみると、Visaのタッチ決済マークがあるじゃありませんか。

これは非常に便利です。

とはいえ、筆者はMastercardで決済をしましたが。

また「TWINT」というQRコード決済も使えますが、スイス国内限定なのでダウンロードはしませんでした。

スイスのモバイルオーダーでは、JCBやダイナース、アメックスも使えるようですが、お店の端末にはその表示がありませんでした。

「マックベジ」を食べてみた

マックベジ、日本でも発売希望!≪執筆者撮影≫

お腹は空いていたもののあまりヘビーなものを受け付けなかったので、「マックベジ」(6.8スイスフラン、1,259円)を注文しました。

大豆などの植物性食品を材料として作られた「シュニッツェル」を挟んだものです。

肉を使っていないとは思えないほど、ジューシーな食感でした。

このバーガー、日本でも発売してくれないかと思います。

ドバイ

なんかゴージャス…!≪執筆者撮影≫

アラブ首長国連邦の中心的な都市であるドバイ、乗り継ぎのみの利用で街には行っていません。

国際空港の第3ターミナルにマクドナルドはありました。

到着したのは深夜0時過ぎでしたが、大変な賑わいで、不夜城と言っても過言ではありません。

端末はクレカ決済時に分かりにくいかも

ちょっとシンプルすぎて逆にわからない≪執筆者撮影≫

商品選択までは順調にいってあとは決済…だったのですが、ここで少し問題が。

画面が「決済してください」のまま動かなかいのです。

どうやら画面の下の方に決済端末があり、あとはそちらでの操作となるようです。

フランスのキオスク端末とは違いますね。

画面の切り替わりを待っていると、自動的に注文がキャンセルされてしまい、一からやり直しとなります。

「マックアラビア」を食べてみた

「マックアラビア」なる現地っぽいメニューを発見≪執筆者撮影≫

どうせならアラブらしいマックを食べようということで、「マックアラビア」(22ディルハム、980円)を注文しました。

レタス、トマト、玉ねぎに風味豊かなガーリックソースがかかっており、ハラールグリルチキンパティ2枚も含めてアラビアパンで挟んであります。

機内食を結構食べたのでお腹は空いていませんでしたが、野菜も多くあっさりとした食べ応えで、深夜に食べるには罪悪感が少ない感じです。

ドバイにあって非常にコスパの良いメニューでした。

世界のマックでは「キオスク→クレカ」がおすすめ

世界の多くの国では、セルフオーダーのキオスク端末が主流となっているようです。

使い勝手の微妙な違いはあるもののほぼ世界共通で、言葉の壁はさほど感じませんでした。

支払いを現金にすると有人窓口へ行く必要があるので、クレカでの支払いがスマートですね。

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