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「スマホ1円」大幅割引のカラクリと実用性について


「スマホ1円」販売の背景には、かつての割引規制の前に各通信会社が行っていた、SIMカードと組み合わせた販売戦略があった。規制によりこの方法は制限されるが、新たに条件付きで「1円/月」の支払いができるプログラムが登場した。例として、Softbankの「新トクするサポート」では特定の条件により、24か月後の端末返却で実質1円で使えるとする。他社のauも類似のキャンペーンを展開しているが、これには月々の回線料金が含まれており、総合的にみると費用対効果が重要である。一部のユーザーは、最新機種を安価に使う手段としてこれらを利用しながらも格安スマホとの比較を勧める。最新ガジェットを安く楽しみたい消費者にとって魅力的だが、回線料金が増える可能性を考慮しなければならない。

「スマホ1円」大幅割引のカラクリと実用性について

新しいスマートフォンを購入したくても、10万円を超える値段が付いているのが珍しくない昨今。

少しでも安く機種変更・新規契約をしたいけど「1円」という表記を見たら疑心暗鬼。

「それはありがたい!」

「本当なの? 怪しい…」

などさまざまな感じ方がありますが、そのからくりや安くスマホを手に入れる手段を調べました

安くスマホを手に入れる手段を調べました

1円スマホが実現していたカラクリとスマホ割引規制

以前に比べて「1円」などの破格の安さでの表記は減りましたが、これは2023年12月にスマホの割引規制が行われた事がキッカケとされています。

規制前はSIMカードの入っていないスマホ=「白ロム」単体の販売に対して割引の上限額が設定されていませんでした

そのため携帯電話ブランド各社が客を囲い込む手段として、機種単体であれば1円~数十円、数百円程度まで値下げて、SIMカードの契約=自社のユーザーとして契約する販売方法がまん延していたのです。

「この値段でスマホが買えるのか!」と踏み込んだ客に対して、1円でスマホは買えますよ、でも弊社と契約しないと携帯電話としては使えません…という、ある意味では騙すような売り方であった事に加え、安く買ったスマホ単体を転売して設ける悪徳業者・個人が増えてしまったため総務省はこの割引方法を規制することに。

割引全てで4.4万円を上限とするといったルールが施工されたため、本体価格が高騰してしまった最新のスマホは1円にならなくなったのですが、まだまだ「1円スマホ」は合法で存在する事となったのです。

中には「契約したら〇〇ポイントプレゼント」などの独自のキャンペーンで、結果的には購入代金よりもプレゼントされるポイントの方が上回る事も

一時的には得をする逆転現象がおきますが、回線料金がかかるため最終的には携帯会社が利益を得る仕組みとなっています。

新たな1円スマホは月々1円?

条件付きで1円/月が成立

≪画像元:ソフトバンク

前述した通り、過去の1円スマホは機種代金を大幅に値下げして本体価格が1円という仕組みでしたが、新たなキャンペーンは条件付きで1円/月が成立するという内容です。

Softbankが展開する「新トクするサポート」は新しい機種本体を48回分割払いで購入し、13か月目または25か月目以降に特典利用&機種を返却する事で残り回数分の支払が不要になるというもの。

iPhone15(128GB)の場合、販売価格13万896円ですがオンラインショップ割で4万3,872円を割り引かれます

残り8万7,024円となりますが、1~24か月目は月々1円、25か月目からは月々3,625円という変則価格設定となり、金額が変わるタイミングで「機種を返却」すると残り24か月分の本体価格8万7,000円は支払い不要とされ、この機種は実質1円/月で2年間は使えるという驚きの内容なのです。

当然、これだけ安くなるのでキャンペーン成立にはいくつか条件がありますが以前の白ロム契約に比べれば非常に良心的な内容と言えるでしょう。以下にその中身を列記します。

(1) 機種の返却が必要

既に書いていますが、このキャンペーンを利用する場合25か月目以降に機種を返却する必要があります。

使い続ける事もできますが25か月目からは金額が大きく変わるため、実質1円ではなくなる点に注意が必要です。

ただし返却自体はデメリットだけではなく、最初の2年間だけ安ければ良いという考え方もアリですし2年ごとに新たな機種で「新トクするサポート」を使えばその時の(ほぼ)最新機種を使い続けられるというメリットにもなるでしょう。

(2) 機種の状態が良い事

当然ながら返却されるスマホ本体に価値が無いとSoftbankとしても割引対象としてくれません。

動作が安定している、機種に傷や割れが無い事などが条件で、残念ながら査定基準を満たしていないと、機種を返却しても追加料金として2万2,000円が徴収されるのでご注意ください。

購入後は速やかに強度の高いケースや画面フィルムを装着し最低24か月は綺麗に使い続けましょう。

(3) 年齢制限がある

他社からの乗り換え又は5歳以上22歳以下の新規契約である事が条件です。

既存Softbankユーザーで23歳以上の場合対象外となるので注意が必要です。

(3) 機種のみの購入だと1円にならない

当然ながらSoftbankユーザーである事を目的とした超格安キャンペーンですので、白ロムのように機種本体だけを月々1円で購入し、他社回線を使うといった行為はできません

ただし、25か月目での機種返却に伴う大きな割引は適用されるため、1~24か月目だけ普通の購入時よりは安い支払いになるというメリットはあります。

筆者は実際に利用していますが、ワイモバイルユーザーのままiPhone16(256GB)を新規本体のみ購入。

24か月目までは2,652円で使う事ができる契約になりました。本来なら17万1,360円を一括かクレジットカードの分割払いで支払わないと行けなかったので十分お得なキャンペーンになっています。

au「スマホトクするプログラム」も同様のキャンペーン適用!

Softbankのキャンペーンについて詳細にまとめましたが、auでもほぼ同様のキャンペーンが行われています

こちらもau回線を契約すればiPhoneが月々2~3円での購入が可能に。実質1円とはなりませんが誤差と言えるでしょう。

機種の在庫状況やご自身の主回線がどこのブランドか等で利用するキャンペーンを決めればよいと思います。

docomoの場合は「いつでもカエドキプログラム」というこちらも23か月目に機種を返却を利用する事で残りの端末代金の支払いが不要になるキャンペーンがありますが、実質1円までは下がらないため今回は紹介を割愛します。

問題は回線利用料。格安スマホとどう比較するか。

このように、Softbankやauであれば「実質1~3円」でほぼ最新の機種を購入する事が可能である事は実証されました。

しかし安く機種本体を手に入れるには回線利用が必要となるため、既に格安スマホを使っている人であれば乗り換えてまで契約する価値があるか?は要検討でしょう。

月に1円で最新iPhoneが使えても、仮に格安スマホなら1,000~2,000円前後の月額料金が大手ブランドにMNPする事で料金が2、3倍にもなったら本末転倒です。

筆者のように機種だけを契約して、2年間ちょっと安く使うといった妥結案も併せて検討してください。

ご自身のベストを検討してください

発売からしばらく経った「型落ち」の機種が1円で買える事は多数あります

しかしほぼ最新機種でもSoftbankやauならほぼ1円で手に入るというこれらのキャンペーン、新しいスマホやガジェットが好きな方は使わない手はありません。回線料金との天秤にはなりますが、ご自身にとってのベストを検討してください。

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