大東企業株式会社は、和食文化の継承を目指し2022年11月に開講した職人育成スクール「板前オープンスクール」の公式サイトを10月31日(木)にオープンすると発表しました。
このスクールは、年齢、性別、国籍、経験を問わず、受講料不要で実店舗で働きながら学べるのが特徴です。開講から2周年を迎え、カリキュラム内容などスクールに関する情報を満載した公式サイトでは、受講希望者のエントリーも可能となります。
「板前オープンスクール」の寿司職人コースでは、一流の料理人たちから直接指導を受け、実店舗で働きながら実践を通して学ぶことで、短期間で基本的な技術習得を効率よく行うタイプ重視のカリキュラムを用意しています。
興味深いのは、受講生の75%が飲食未経験者だという点です。
スクールでは、この状況に対応した独自のカリキュラムを開発し、楽しく学べる環境を整えています。
大東企業は1927年創業の老舗企業で、銀座エリアを中心に「個室会席 北大路」「個室和食 東山」など29店舗を展開しています。海外でもタイ・バンコクに1店舗を運営しており、今後さらなる海外出店を計画しています。
公式サイトのオープンにより、スクールの認知度向上と受講生の増加が期待されます。和食文化の継承と次世代の職人育成に向けた大東企業の取り組みは、飲食業界全体にとっても注目すべき動きと言えるでしょう。
今後、このスクールから多くの優秀な寿司職人が輩出され、日本の和食文化がさらに発展していくことが期待されます。飲食業界に興味がある方や、新たなキャリアを模索している方にとって、「板前オープンスクール」は魅力的な選択肢となりそうです。
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