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【11月権利確定】「去年と違う」株主優待2選  去年と同じ株数なら「もらえなくなる」銘柄・株価が急上昇した銘柄も


2024年11月の株主優待は、新設1銘柄と変更1銘柄が注目されています。マーケティングリサーチ会社のアスマーク(4197)は、QUOカードが贈られる新しい株主優待制度を開始しました。株価は発表後に上昇し、安定を見せています。アステナホールディングス(8095)は、優待内容を変更し、昨年は100株で優待が得られたのが、今年からは500株が必要になりました。株式保有者は、ポートフォリオの定期的な確認が重要で、株主優待のニュースには敏感に反応するべきです。株価の上昇や優待内容の変化を受けて、投資家は注意深く市場を見守る必要があります。

【11月権利確定】「去年と違う」株主優待2選  去年と同じ株数なら「もらえなくなる」銘柄・株価が急上昇した銘柄も

2024年11月の権利付最終日は11月27日、権利落ち日は11月28日

株主優待の数は31件と少ないですが、その中にも新設銘柄、そして変更銘柄もあります。

新設1銘柄、変更1銘柄を紹介します

中には、去年と同じ株数なら「もらえなくなる」銘柄もあるため注意しましょう。

※最低購入価格・配当利回りは2024年10月25日終値

※特定の金融商品の売買の推奨を目的としたものではありません。

※購入手数料は含まれていません。

※株主優待の数は楽天証券の検索によるものです。

去年と同じ株数なら「もらえなくなる」銘柄もあるため注意

【新設】アスマーク(4197)

株主優待を新設したアスマーク(4197)(最低購入価格は24万4,500円、配当利回りは2.94%)はマーケティングリサーチを行う企業です。

株主優待制度を新設することを2024年8月16日に発表

≪画像元:日経会社情報

アスマークでは、株主優待制度を新設することを2024年8月16日に発表しました。

株主優待はQUOカードですが、保有期間によって増えていきます。

100株以上500株未満 … 継続保有期間1年未満1,000円分、1年以上3年未満3,000円分、3年以上5,000円分

500株以上1,000株未満 … 継続保有期間1年未満5,000円分、1年以上3年未満1万円分、3年以上1万5,000円分

1,000株以上 … 継続保有期間1年未満1万円分、1年以上3年未満2万円分、3年以上3万円分

QUOカードはコンビニエンスストアのほか、ドラッグストアのマツモトキヨシ、ファミリーレストランのデニーズでも使え、1円単位で支払うことができます。

【変更】アステナホールディングス(8095)

株主優待の内容を変更したのは医薬品や化粧品を製造販売するアステナホールディングス(8095)(最低購入価格は5万300円、配当利回りは3.58%)。

変更前は100株保有していれば株主優待がもらえました

≪画像元:アステナホールディングス(pdf)≫

アステナホールディングスでは、変更前は100株保有していれば株主優待がもらえましたが、この点が変わります。

同様の内容の株主優待をもらうためには500株必要

≪画像元:アステナホールディングス(pdf)≫

(変更前)

100株~999株 … 1年以上3年未満では3,000円相当の自社商品または1,000円相当の商品・寄附、3年以上では5,000円相当の自社商品または2,000円相当の商品・寄附

(変更後)

500株から999株 … 1年以上3年未満では3,000円相当の自社商品または1,000円相当の商品・寄附、3年以上では5,000円相当の自社商品または2,000円相当の商品・寄附

同様の内容の株主優待をもらうために、500株必要となり、100株しか保有していない人は400株を追加して500株保有しなくてはいけません。1年以上の継続保有も必要です。

一方でアステナホールディングスでは、3,000株以上の株主優待を新設

1年以上3年未満では1万円相当の自社商品または3,000円相当の商品・寄附、3年以上では1万5,000円相当の自社商品または5,000円相当の商品・寄附がもらえます。

株主優待ニュースに敏感になっておくべき理由、アスマークの株は…

株主優待内容が変わるニュースには敏感になっておくべきで、紹介したアステナホールディングスでは2023年は100株で株主優待をもらえたのに、今年は500株ないと株主優待がもらえないからです。

また、株主優待制度を新設するアスマーク(2024年8月16日発表)では、発表後に株価が上がっていました。

株主優待制度を新設するアスマーク

≪画像元:Yahoo! ファイナンス

アスマークの株価を見ると、8月16日の終値は1,966円ですが、株主優待の新設を発表した後、翌週の月曜日の終値では2,366円になっていて、株主優待の新設を好感視した人が多いことがわかります。この上げは一過性のものではなく、執筆時点の2024年10月25日終値も2,445円と、8月16日の終値よりも上なので株価も下がってはいません。

もちろん、今後、暴落が来るかもしれません。すべての株主優待の新設が好材料になるかというとそうは言い切れませんし、魅力的すぎる株主優待を発表しても、買う側は慎重になった方がよいこともあります(赤字企業か判断し、企業がこれから成長しそうか考える必要がある)が、魅力的な株主優待が発表されると好材料視されやすいことが読み取れます。

11月の株主優待銘柄、新設・変更にも注意

株を保有していると、株主優待の変更などのニュースに目を光らせておくべきで、基本的には「ほったらかし投資」をしている人も、自分のポートフォリオを定期的に確認することは必要だと感じています。

11月には新設1銘柄、変更1銘柄があるので、改めて確認しておきましょう。

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