かつてゴールドカードは非常に発行のハードルが高いクレジットカードでしたが、プラチナカードやブラックカードの登場などで、以前よりハードルが下がってきました。
ゴールドカードを持つ最大の利点は、その特典やサービスにより生活の質が上がることです。もちろん利用することで貯まるポイントの還元率や、困ったときに受けられる補償の内容も見逃せません。
しかしハードルが下がったことで選択肢が急増し、どのゴールドカードにすればいいのか分からないという方もいるでしょう。
そこでこの記事では、おすすめのゴールドカードを厳選して10枚紹介するとともに、迷った時の選び方も合わせて紹介します。記事を読んで、ぜひご自分に合った最強のゴールドカードを選んでいただき、ゴールドならではの特典をいかして生活のクオリティを上げていきましょう。
1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。
2024年おすすめゴールドカードランキング10選
近年ゴールドカードの種類は増え続け、価格.comの「ゴールドカード人気ランキング」で紹介されているだけでも、540枚のゴールドカードがあります。「年会費が安い」「ポイント還元率が高い」「補償・サービスが充実」など、それぞれのゴールドカードが打ち出すメリットも異なります。
「この中で、自分に合った1枚を見つけるのは簡単ではありません。」
そこで、筆者が総合的に判断をした結果、多くの人に支持されている10枚のおすすめゴールドカードをランキング形式で選びました。ぜひご自分にとって最強の1枚を選んでください。
1位:【三井住友カードゴールド(NL)】継続特典1万ポイント+永年年会費無料+コンビ二などで7%還元
申込資格 | 本人に継続安定収入のある18歳以上(高校生不可) |
年会費 | 5,500円 |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
家族カード | 年会費無料で発行可能 |
還元率 | 0.5%(Vポイント) |
旅行保険 | 国内最高2,000万円、海外最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 上限300万円 |
プライオリティ・パス | なし |
ショッピング枠 | 上限200万円 |
三井住友カードゴールド(NL)は、コスパ重視の人におすすめのゴールドカードです。年会費永年無料も可能ながら、コンビニや飲食店などでは高還元なのが理由です。
通常は還元率0.5%のカードですが、対象のコンビニ・飲食店にてスマホのタッチ決済で支払うと+6.5%ポイント還元され、最低でも7%還元となります。
年間カード利用額が100万円以上の場合、継続特典として1万ポイントが還元されます。それだけでなく、翌年以降の年会費が永年無料です。
三井住友カードゴールド(NL)は使い分けに便利なVisa/Mastercardの2枚持ちが可能です。もちろん、それぞれの国際ブランドで年間100万円以上利用の条件を満たせば、合計2万ポイント還元だけでなく、2枚とも年会費がずっと発生しません。
条件達成で年会費永年無料、しかも2枚持ちでも年会費永年無料のゴールドカードは他に類を見なく、それでいてコンビニや飲食店など日常使いで高還元と、極めて費用対効果が良いカードです。
コストパフォーマンスの良い、ポイントがザクザク貯まるゴールドカードを求めている方に、最適な1枚と言えます。
2位:【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード】航空マイルへの交換がお得
≪画像元:アメリカン・エキスプレス≫
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、ステータスとお得を両立させたゴールドカードです。アメックスならではのステータスはそのままに、よりポイントを貯めやすいカードとなっています。カードは金属製で、ゴールドカードながら他社のプラチナカード相当のサービスが付帯されています。
基本還元率は1%とポイントが貯まりやすいカードですが、メンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円)に登録すれば、JALやアマゾンでの還元率が3%にアップします。
メンバーシップ・リワード・プラスに参加していれば、貯まったポイントをANAマイルに等価交換が可能、2,500ポイント→1,000JALマイル、その他航空会社は1,250ポイント→1,000マイルで交換可能です。
1マイル=2円以上の価値があるといわれている航空会社のマイル、アメックス・ゴールド・プリファードならより低コストで交換でき、マイラーに特におすすめです。
3位:【ビューゴールドプラスカード】JR東日本ユーザーには最強のゴールドカード
≪画像元:JR東日本≫
ビューゴールドプラスカードは、JR東日本系列を頻繁に利用する人におすすめのゴールドカードです。というのも、ビューゴールドプラスカードでJR東日本系列のサービスを利用すると、高還元でお得なサービスを受けられるからです
カードに定期券機能を付けられ、モバイルSuica定期券購入では6%ポイント還元、モバイルSuicaグリーン券購入、新幹線のチケット購入・利用なら10%還元されます。
ゴールドカードならではの特典も、東京駅構内の「ビューゴールドラウンジ」を利用可能、年400万円以上利用でJRE POINT2万ポイントなどをもらえます。
還元ポイントで年会費を実質無料にできる損益分岐点は、年間利用特典と合わせて120万円以上の利用額です。
しかし、月5万円をモバイルSuicaにチャージ(1.5%還元)で年間9,000ポイント、通常のカード利用40万円で年間2,000ポイントと、より高還元を得られるモバイルSuicaを駆使すれば、損益分岐点をさらに引き下げられ、JR東日本ユーザーはよりお得になれます。
4位:【JCBゴールド】さらなるステップアップの最初の1枚におすすめ
≪画像元:JCB≫
JCBゴールドは、カードを使い続けて成長させたい人におすすめのゴールドカードです。JCBゴールドの上には、ゴールドザ・プレミア、プラチナ、ザ・クラスというカードがあり、JCBゴールドはそのスタートとして最適だからです。
カードの利用金額によってはポイント最大2倍、セブンやAmazon、スタバなどの優待店利用で最大10%ポイント還元と、高還元も狙えます。2年連続100万円以上もしくは1年で200万円以上利用すると、「JCBゴールドザ・プレミア」への招待が受けられます。
その上の「JCBプラチナ」や最上級の「JCBザ・クラス」になれば、さらに特典や優待が充実し、その足掛かりとしては、最適なゴールドカードです。
5位:【楽天プレミアムカード】年会費1万円でプライオリティ・パスを無料登録可能
≪画像元:楽天カード≫
楽天プレミアムカードは、楽天グループでお得になりたい人におすすめのゴールドカードです。楽天グループには数多くのサービスがありますが、楽天プレミアムカードならそれらのサービスでポイント高還元を狙えるからです。楽天市場での利用でいつでも3%還元、誕生月は楽天市場・楽天ブックスでさらに+1%還元されます。
このカードには「楽天ビジネスカード」(年会費2,200円)も付帯させられ、法人口座を引き落とし口座に設定可能と、使い分けに最適です。
年会費1万1,000円のカードでは非常にレアな、プライオリティ・パスを無料登録できるカードで、利用制限がありません(2025年より年5回まで無料で利用可能に変更)。楽天プレミアムカードを12か月以上契約し、12か月間のショッピング利用が500万円以上の人は、最上位の「楽天ブラックカード」に申し込め、ステップアップを考えている人にも、スタートとして最適なカードです。
6位:【ダイナースクラブカード】他社のプラチナ相当のステータス
≪画像元:三井住友トラストクラブ≫
ダイナースクラブカードは、頻繁に旅行に行く人におすすめのゴールドカードです。
空港ラウンジも無料で使え、貯まったポイントを主要航空会社のマイルへ移行できるからです。
国内外ともに最高1億円の旅行保険が付帯し、海外でも利用しやすいようにMastercardのプラチナグレードのステータスを備えた「TRUST CLUBプラチナマスターカード」が無料発行されます。ポイントの有効期限がなく、年間参加料6,600円を支払えば主要航空会社のマイルにポイントを移行可能です。
プライオリティ・パスも無料で利用可能、しかも同伴者1名や家族会員も無料で利用できます。優待、補償、ポイントと、海外旅行に行く際には持っておきたいカードです。
7位:【dカードGOLD】ドコモユーザーなら簡単に元が取れるゴールドカード
≪画像元:dカード≫
dカードGOLDは、ドコモ経済圏の人におすすめのゴールドカードです。dポイントを貯められるdポイントカードや電子マネー「iD」が付帯しており、ドコモのサービスで高還元だからです。
ドコモのケータイ・ドコモ光の利用金額1,000円(税別)ごとに、税別金額の10%分のdポイントが貯まります。
eximoポイ活の加入でdカードGOLDの還元率が最大11%にアップし、ahamoの支払いをdカードGOLDにすると、月のデータ量が5GBプラスされます。購入から3年間最大10万円のケータイ補償付きです。ドコモのケータイ料金に月9,166円以上利用するだけで年会費の元が取れますが、決して高いハードルではありません。
8位:【エポスゴールドカード】会員の家族も年会費無料で持てるゴールドカード
≪画像元:エポスカード≫
エポスゴールドカードは、より手軽にゴールドカードを持ちたい人向けのゴールドカードです。
エポスゴールドカードは、年会費もお得でゴールドを持つための審査も非常に柔軟です。通常年会費5,000円でも十分に安いですが、年間50万円以上利用すると翌年以降の年会費がずっと発生しません。
エポスゴールドカードには家族カードはありませんが、エポスゴールドカードを持つ本会員から紹介された家族は、年会費無料でエポスゴールドカードを利用できます。家族カードではないので、引き落とし口座を分けたり独自のクレヒスを作れたり独立性が高い一方で、ポイントを家族でシェアできたり利用金額を合算してボーナスポイントをもらえたりします。
年会費永年無料で、本人も家族もゴールドカードを持て、選べる3つのショップでは1.5%還元とお得でもあります。
9位:【ラグジュアリーカード・チタン】極上のステータスを感じたい人におすすめ
≪画像元:アプラス≫
ラグジュアリーカード・チタンは、ステータスやサービス・補償を重視する人におすすめのゴールドカードです。
最近はやりの金属製カードでもより高品質で、サービス・補償も充実しているからです。表面はブラッシュド加工ステンレス、裏面はカーボン素材で、職人の手でロゴと名前が1枚ずつ削り出されています。
本会員は最高1億2,000万円の海外旅行保険、カードを旅行代金に利用すれば、国内旅行保険も1億円付帯します。招待なしで申込可能にもかかわらずMastercard最上位ステータス、時間や場所を問わず対応してくれるコンシェルジュサービスもメリットです。
普段の使い勝手は決して良いとは言えませんが、使わずとも年プライスレスなサービスを受けられるカードです。
10位:【セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード】上品でかわいいゴールドカード
≪画像元:クレディセゾン≫
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、お得でかわいいゴールドカードがほしい人におすすめです。
他のゴールドカードにはないカラーもありつつ、特に旅行関連でお得なカードだからです。通常年会費は1万1,000円ですが初年度は無料、年1回以上利用で翌年度無料と実質年会費がかかりません。
センチュリオンデザインのローズゴールドのプレミアムカラーは、かわいくもあり上品でもあります。リニューアルで旅行関連サービスが充実し、最高5,000万円の旅行保険、年2回まで空港ラウンジ利用可能、手荷物無料宅配などの特典が付帯しました。
実質年会費無料とお得ながら、旅行関連のサービスは普通のゴールド並みかそれ以上です。
迷ったときのゴールドカードの損しない選び方
10枚のおすすめゴールドカードを紹介しましたが、気になったカードはあったでしょうか。ここでは、迷ったときのゴールドカードの損しない選び方を紹介します。
1.年会費が無料・安いゴールドカードを選ぶ
≪画像元:イオン銀行≫
ゴールドカードは一般カードより年会費が高いため、ゴールドカードも年会費が無料・安いものを選ぶのがおすすめです。損をしないためにはできるだけ支出を抑えるのが第一で、ゴールドカードはその意識をより強く持つ必要があるからです。
イオンゴールドカードセレクトなど、一定額以上利用すると年会費永年無料で招待を受けられるゴールドカードもあれば、三井住友カードゴールド(NL)のように、一定額以上の利用で翌年度以降の年会費が無料になるカードもあります。
本会員カードだけでなく家族カードの年会費も考慮する必要がありますが、三井住友カードゴールド(NL)なら、家族カードは何枚でも年会費がかかりません。年会費1万円のクレジットカードの年会費も、10年間持ち続ければ10万円と無視できない金額となるため、ゴールドカードも年会費が無料・安いものを選ぶのがおすすめです。
2.ポイント還元率が高いゴールドカードを選ぶ
≪画像元:エポスカード≫
ポイント還元率が高いゴールドカードを選ぶこともおすすめです。損をしないためには、支出を抑えるだけでなく収入(ポイント)を増やすことも重要で、年会費の高いゴールドカードにはポイント還元率を高める方法がたくさんあるからです。
dカードGOLDは、マネックス証券でのクレカ積立で月10万円利用分まで1.1%還元されますし、エポスゴールドカードは多くのショップから3つ選ぶと、そのショップの還元率が3倍にアップします。
ゴールドカードの基本還元率は0.5%~1%と一般的なクレジットカードと大差ないため、特にプラスアルファのポイント還元があるゴールドカードを選ぶことがおすすめです。
3.自分が参加している「経済圏」のゴールドカードを選ぶ
≪画像元:KDDIフィナンシャルサービス≫
「楽天経済圏」「ドコモ経済圏」など、自分が特定の経済圏に参加をしているのであれば、その経済圏で発行しているゴールドカードを選ぶのがおすすめです。
というのも、該当するゴールドカードを持っていると、特にポイント還元の面で有利になるからです。
au PAYゴールドカードを持っていれば、auケータイ料金の10%還元(auマネ活プランなら最大20%還元)されるだけでなく、au PAY残高へのチャージで1%還元されます(一般カードは対象外)。
dカード GOLDも、ドコモケータイ料金の10%還元を受けられるだけでなく、通常は還元率が目減りするクレカ積立の決済で1.1%還元と、逆に還元率がアップします。
クレカ、携帯電話、ポイントカード、金融サービスを同じ経済圏で揃えれば、ポイント還元の相乗効果がさらに高まるため、その要となるゴールドカードは必須なのです。
4.付帯サービスが充実したゴールドカードを選ぶ
≪画像元:三井住友トラストクラブ≫
ゴールドカードに付帯している各種サービスで選ぶのもおすすめです。
年会費やポイント還元率は数値化が可能な一方、付帯サービスの中には数値化ができないものも少なくなく、プライスレスな価値を生み出すからです。
楽天プレミアムカードは、年会費1万1,000円ながらプライオリティ・パスの最上位会員を無料登録できるカードで、ラウンジの利用制限がありません(2025年より年5回まで無料で利用可能に変更)。
ダイナースクラブカードは、所定のコース料理を2名以上で利用すると、1名分を各レストランが無料で提供する「エグゼクティブダイニング」というサービスもあります。
これらの付帯サービスをフル活用すれば、カード利用によるポイント還元をはるかに凌ぐお得を手に入れられ、高額な年会費の元もすぐに取れますので、充実した付帯サービスのゴールドカードを選ぶことも損をしないことにつながります。
5.補償が充実したゴールドカードを選ぶ
≪画像元:アメリカン・エキスプレス≫
付帯している各種補償でゴールドカードを選ぶのも、重要です。
改めて海外旅行傷害保険に加入しようとすると、ヨーロッパ周遊6日間で2,790円(損保ジャパンの場合)程度かかりますが、クレジットカードに旅行保険が付帯していれば掛金を支払う必要がないからです。
Orico Card THE GOLD PRIMEには国内・海外ともに最高5,000万円、家族特約最高1,000万円の旅行傷害保険が自動付帯しているのはもちろん、旅行代金をカード払いすれば最高3万円の航空機遅延補償も付帯します。
アメックス・ゴールドプリファードでは、通信料を3か月以上カード払いしているスマホの破損(スクリーン画面割れ損害を含む)・火災・水濡れ・盗難に対して、年間最高5万円を補償する「スマートフォン・プロテクション」も自動付帯します。
ステータスの高いクレジットカードほど各種補償が充実していますので、ゴールドカード選びの重要なポイントとなるのです。
6.「損益分岐点」で得をするゴールドカードを選ぶ
≪画像元:PayPayカード≫
「損益分岐点」を計算した上で、得をするゴールドカードを選ぶのもおすすめです。
そのカードを利用することで得られる利益が年会費を超えるのであれば、年会費が有料のゴールドカードを選んでも損をしないからです。PayPayカードゴールド(年会費1万1,000円、還元率1.5%)とPayPayカード(年会費無料、還元率1%)の場合、年間220万円以上利用するならPayPayカードゴールドの方がお得になります。
ダイナースの場合は、「エグゼクティブダイニング」で1名1万5,000円のレストランを年2回利用するだけでも、年会費の元が取れます。年会費やポイント還元率を単独で考えるのではなく、総合的に考慮して得をするゴールドカードを選ぶのが重要です。
ゴールドカードに関する6つの質問と答え
ゴールドカードを申し込む際には不安があるでしょうが、その不安は疑問点が残っていることによるものかもしれません。特にゴールドカードは、一般カードよりも審査基準が間違いなく厳しいですし、そもそも自分が持つべきか悩む人もいるでしょう。
ゴールドカード選びに関するよくある質問についても、詳しく答えたいと思います。
【質問1】ゴールドカードを持つメリットは?
≪画像元:エポスカード≫
ゴールドカードを持つメリットは、利用限度額の多さ、ポイント還元率の高さ、補償・サービスの充実ぶりです。
ゴールドカードは一般カードより利用限度額が多い傾向があり、三井住友カード(NL)の利用限度額が最高100万円なのに対して、三井住友カード(NL)の利用限度額が最高200万円です。
国内空港(一部ハワイの空港も)に設置されているクレジットカード会社のラウンジは、ゴールド以上のステータスがあれば利用可能で、出発直前の喧騒から離れて落ち着いたひと時を過ごせるでしょう。
ゴールドカードはポイント還元を多く受けられる傾向にあり、エポスゴールドカードは一般カードと還元率が変わらないものの、100万円以上利用で1万ポイントが還元されたり、特定の店の還元率がアップしたりと、プラスアルファのポイントが充実しています。
補償やサポートが充実しているのもゴールドカードならではで、旅行傷害保険やショッピング保険が充実しているのはもちろんのこと、ゴールドカード専用デスクを設置しているカード会社では、一般カードが混雑している一方でゴールドカードは確実にサポートを受けられます。
年会費が高いゴールドカードは、それに見合う(あるいはそれ以上)の付加価値を付けないと選んでもらえません。
【質問2】ゴールドカードって年収どのくらい必要?
≪画像元:PR TIMES≫
かつては高収入の代名詞だったゴールドカードですが、現在では以前ほど収入が重要視されていません。
というのも、かつてのゴールドカードの役割はその上位カードであるプラチナカードが引き継いでいるからです。
2023年にNTTドコモがゴールドカード保有者に実施した調査によれば、個人年収では全体の62.8%のゴールドカード保有者が400万円未満、世帯年収では200万円以上600万円未満が全体の62.8%という結果でした。
専業主婦(主夫)や学生なども多く含まれており、誰でもゴールドカードを持てる時代になっています。エポスゴールドカードのように、カード会員の紹介があれば作れるゴールドカードもあるため、パート・アルバイト程度の年収でも十分にゴールドカードを作ることができます。
ゴールドカードはエントリーカードとしての役割も強く、収入をさほど気にする必要はありません。
【質問3】ゴールドカードの審査に通りやすくするには?
≪画像元:JCB≫
ゴールドカードの審査に通りやすくするためには、利用実績とタイミングが重要です。
頻繁にクレジットカードを利用しており、かつ遅延などがない人であれば、利用限度額が高く特典も充実しているゴールドカードを、カード会社も安心して発行できます。
特に、下位カード(楽天プレミアムカードに入会したいのであれば楽天カード)で利用実績を積み重ねていれば、優良顧客となる可能性が高い利用者を取り込もうと、カード会社もインビテーション(招待)などを出して審査を優遇してくれるかもしれません。
年末や年度末などに多く実施されている入会キャンペーン時を狙うのも手で、この時期はノルマ達成のために普段よりも審査のハードルが引き下げられる傾向にあります。利用実績とタイミングの条件を満たしていれば、本来は審査通過基準にわずかに届かない人でも、審査を通過できる可能性が高まります。
【質問4】ゴールドカードに向いている人は?
ゴールドカードに向いている人は、日常的にクレジットカードを利用する人、社会的信用を得たい人です。
ゴールドカードのメリットでも紹介しましたが、ポイント還元率の高さや補償・サービスの充実ぶりは、向いている人の条件と合致するからです。カード会社もゴールドカードを積極的に利用してほしいからこそ、一定以上の利用金額でボーナスポイントを還元したり、カード利用による特典・補償を充実させたりしています。
ゴールドカードを持っている人はカード会社の入会審査を通過した人だからこそ、それなりの収入があるとみなされますし、利用限度額が多いゴールドカードはキャッシュフローにも余裕をもたらし、高額決済も可能にします。条件に合致する人は、ぜひゴールドカードに申し込んでください。
【質問5】プラチナカードが欲しいんだけどゴールドカードから始めた方がいい?
≪画像元:楽天カード≫
最近では申込制のプラチナカードが増えてきましたが、プラチナカードを手に入れるための最短ルートはやはりゴールドカードを持つことです。例えばプラチナカード相当ともいえる「楽天ブラックカード」は、申込条件として「楽天プレミアムカードを12か月以上契約し、12か月間のショッピング利用が500万円以上」と定めています。
プラチナカードへのインビテーションの条件として、利用金額を挙げるカードは多いですが、利用限度額の少ない一般カードより限度額の多いゴールドカードの方が達成しやすいです。いきなりプラチナカードに申し込むとしても、同じカード会社のゴールドカードを持っていて利用していた方が、審査に有利に働きます。
【質問6】ゴールドカードにアップグレードする際の注意点は?
≪画像元:楽天Edy≫
現在持っている一般カードを同じカード会社のゴールドカードにアップグレードする際の注意点は、カードに搭載の電子マネー・カード番号です。
この2つに関しては、ゴールドカードにアップグレードした後、アップグレード前のカードを放置しておくと、損をしたり正常な利用ができなくなったりするからです。例えば、楽天Edyが搭載されている楽天カード→楽天プレミアムカードにアップグレードしても、楽天Edyは自動移行されず、アプリなどで移行手続きをしなければなりません。
また、楽天カード→楽天プレミアムカードにアップグレードの際、カード番号やセキュリティコードが変更され、毎月の支払いで登録している場合は引き落とされないので、新カードへの情報変更をしてください。
自分に合ったゴールドカードを選ぼう
ゴールドカードと一口に言っても、コスト重視、ポイント還元重視、ステータス重視など、ゴールドカードによってその特徴が大きく異なります。星の数ほどあるゴールドカードから理想の1枚を見つけるには、自分に合ったカードを選ぶことが重要です。
具体的には、想定される自分の年間利用額や利用シーンでどれだけお得になるか、何枚かの候補カードで比較するといいでしょう。ゴールドカードは一般カードより新規入会特典も充実していますので、今回紹介したおすすめゴールドカードも含めて理想の1枚を探してください。
【ゴルファー40人の評価は?】40箇所以上のゴルフ場が定額で回り放題!GOLF me!(ゴルフミー!)って何?