楽天カードは、8月1日より楽天モバイル以外の携帯電話の利用料や楽天生命保険以外の保険料などへのポイント付与率などについて、ルールを改定すると発表しました。
NHK受信料もポイント付与率が下がります。
楽天カードによる固定費支払いに関して、8月は大きな改悪がいくつかあります。
ここでは、8月1日より楽天カードの他社携帯や保険料、NHK受信料の支払いのポイント還元率変更の概要について紹介します。
ポイント付与率が変更となったスマホ通信キャリア
大手キャリア | NTTドコモ、au、ソフトバンク |
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格安SIM | UQ mobile、Y!mobile、povo、LINEMO、IIJmio、イオンモバイル、エックスモバイル、HISモバイル、トーンモバイル、日本通信SIM、BIGLOBE、mineo、MEモバイル、y.u mobile、LIBMO |
ポイント付与率が変更となった保険料
国内大手民間保険が中心で、変更対象となる保険料には生命保険や損害保険以外に、傷害保険、医療保険など第三分野の保険もその対象となります。
あいおいニッセイ同和損保、アイペット損保、アクサ損害保険(アクサダイレクト)、アクサ生命、朝日生命、アニコム損保、アフラック、イーデザイン損保、SBI、FWD生命、オリックス生命、住友生命、セコム損保、セゾン自動車火災保険(SOMPOダイレクト損害保険)、ソニー損保、損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命、第一生命、チューリッヒ、東京海上日動、東京海上日動あんしん生命、日本生命、ネオファースト生命、はなさく生命、ペットメディカルサポート (PS保険)、マニュライフ生命、三井ダイレクト損保、三井住友海上あいおい生命、メットライフ生命、メディケア生命、ライフネット生命 等
ポイント変更時期
8月1日以降の利用分から適用から変更
変更ポイント付与率
100円で1ポイント(1%)⇒8月1日以降の利用分より200円で1ポイント(0.5%)
注意事項
楽天グループが展開する楽天モバイルや楽天生命保険、楽天損害保険などは、ポイント変更の対象外です。
携帯料金の合算払いもポイント還元の対象となります。
合算払いとは、オンラインで購入した商品やサブスクリプションサービス料金などを携帯通信料金と合わせて支払えるサービスで、docomo携帯料金合算払いやソフトバンクまとめて支払いなどのことです。
NHK受信料支払いのポイント付与率変更
NHK受信料を楽天カードで支払っていた場合も、ポイント還元率が変更となります。
100円で1ポイント(1%)⇒8月1日以降の利用分より500円で1ポイント(0.2%)
楽天カード楽天サービス以外の他社携帯や保険料のポイント還元率変更のまとめ
8月よりスマホ料金や保険費、NHK受信料などの毎月の固定費のポイント付与率が変更というのは、支払金額も比較的大きいので、かなり大きなダメージとなります。
今年に入り、公共料金の支払い、税金(自動車税、固定資産税等)などもポイント付与率が1%を下回る改悪が続いており、固定費に関して厳しい見直しが続いています。
もともと、ポイントをおまけ程度に考えてた利用者にとってはさほどダメージがない範囲の改悪だったり、固定費の支払いカードの変更はやや手間がかかることもあり、これで楽天カードを解約するというほどではない内容です。
企業側からすると、固定費は利用金額も大きく、毎月のことなので、そこへのポイント付与は楽天カード側も負担の多いもの間違いありません。そのため、ポイント付与率が1%から1%未満にダウンするという改悪は今後も続くことが予想されます。
楽天カードは確かにポイント付与を受けやすい経済圏ですが昨今は、カードの種類も増えて特典も多様化したので固定費ごとに支払いカードを見直す機会かもしれません。
ただ、楽天市場や楽天ペイなど楽天系列のサービス連携は非常に優れているので、利用目的に合わせて楽天経済圏に固執することなく、いろいろなサービスを視野にいれていくとよいでしょう。