お得なドラッグストアでさらにお得になるには、支払い方法を工夫する必要があります。
マツモトキヨシやココカラファイン店舗で最もお得な支払い方法といえば、「dカード」でした。
そんなdカードに挑戦状を叩きつけたのが、「マツキヨココカラメンバーズクレジットカード」です。
かつては「マツモトキヨシメンバーズクレジットカード」を発行
≪画像元:ANA≫
以前は「マツモトキヨシメンバーズクレジットカード」(旧カード)というカードを発行していました。
マツキヨでの利用100円につき、1ポイントのマツキヨポイント(現金ポイント)とクレジットポイントが同時に貯まるカードです。
マツキヨ以外での利用についても、100円につき1ポイントのクレジットポイントが貯まります。
貯まったポイントは、以下のように利用可能です。
・ 現金ポイント:マツモトキヨシの商品代金に充当、家電・美容・健康グッズへの交換、提携他社のポイントなどに交換
・ クレジットポイント:マツモトキヨシホールディングスグループの商品券に交換可能
「マツキヨココカラメンバーズクレジットカード」としてリニューアル!
≪画像元:マツモトキヨシグループ≫
8月1日より、オリコカード発行の「マツキヨココカラメンバーズクレジットカード」(新カード)として、リニューアルしました。
リニューアルされた新カードには、以下のような特徴があります。
【特徴1】ポイントがダブルで貯まり、使いやすくなった
≪画像元:マツキヨココカラ&カンパニー≫
旧カードと同様、100円利用ごとにマツキヨココカラポイント(税別)とクレジットポイント(税込)が、1ポイントずつ貯まります。
マツキヨココカラ以外での利用についても、100円につき1ポイントのクレジットポイントが貯まる点も変わりません。
変わったのは、クレジットポイントの利用方法です。
旧カードは、500ポイントごとにマツモトキヨシの商品券500円分に、申請書を提出して交換する必要がありました。
新カードのクレジットポイントは、毎月1日~末日の利用分について、翌月末までにマツキヨココカラポイントの通常ポイントに自動移行されます。
1ポイント単位で移行可能で、面倒な移行手続きも必要ありません。
ただし、自動移行前に手動でクレジットポイントを利用したり、手動でマツキヨココカラポイントに移行することもできません。
ポイント還元の対象外について
・ キャッシング利用分
・ 分割払い手数料
・ 諸費用
・ 楽天Edyチャージ
・ nanacoチャージ
の利用分については、クレジットポイント還元の対象外です。
申請書による商品券への交換は終了
≪画像元:マツキヨココカラ&カンパニー≫
申請書によるマツキヨココカラ&カンパニーグループ商品券への交換は、8月9日到着分をもって終了しました。
7月31日までの利用分でマツキヨココカラ&カンパニーグループ商品券に交換しなかった有効期限内のクレジットポイントは、10月以降マツキヨココカラポイントへ自動移行されます。
発行済みのマツキヨココカラ&カンパニーグループ商品券は引き続き利用可能です。
【特徴2】デジタルカードに対応
≪画像元:オリコ≫
マツキヨココカラメンバーズクレジットカードは、デジタルカードに対応しています。
申込から最短90秒で審査が完了した後に「eオリコ」の登録手続きをすると、郵送されるカードの到着を待たずに、オンライン決済にカード支払いが可能です。
iPhoneがあれば、店頭での非接触決済(Apple Pay)もその場で利用できます。
ただし、マツキヨココカラ店舗でのバーコード提示によるポイント還元は、カード到着後に利用できます。
【特徴3】国内パッケージツアーが最大5%引き
オリコ旅行センターで国内パッケージツアーを申し込み、支払うと、最大5%引きされます。
ただし、JALパックやANAトラベラーズなど販売終了となっている旅行商品があります。
【特徴4】ゼロコスト
マツキヨココカラメンバーズクレジットカードは、年会費無料です。
ETCカードや家族カードも、発行手数料・年会費がかかりません。
ゼロコストで持てます。
【特徴5】特定化粧品が10%引き
≪画像元:マツキヨココカラ&カンパニー≫
マツキヨココカラメンバーズクレジットカードで特定化粧品をマツキヨ店舗で購入すると、10%引きされます。
ココカラファイン店舗、タッチ決済、Apple Payは対象外です。
ポイントカードのポイント10倍との併用は不可
マツモトキヨシでは、カウンセリング化粧品のポイントが10倍になる日があります。
これはポイントカード提示分が10倍となるものです。
オンラインストアも対象ですが、マツキヨココカラメンバーズクレジットカードの10%引きとの併用はできません。
【特徴6】3年間使わないと更新されない
≪画像元:マツキヨココカラ&カンパニー≫
注意が必要なのは、カードの更新です。
3年間マツキヨココカラメンバーズクレジットカードを利用しないと、クレジットカードが送られてきません。
希望すれば、マツキヨココカラポイントカードへの移行手続きはしてもらえますが、期限切れのクレカの更新はできません。
「とりあえず作ってポイントカードとして利用する」という人は、手間が発生しますので注意してください。
【特徴7】Mastercardのみ
旧カードにはVisaブランドがありましたが、新カードにはMastercardブランドしかありません。
タッチ決済でお得なキャンペーンはVisaで多く開催されていますので、お得をちょっと逃すかもしれません。
dカードとどっちがおすすめなの?
≪画像元:NTTドコモ≫
マツキヨココカラがお得なクレカと聞いて、「dカード」を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
マツキヨココカラ店舗は、「dカード」の特約店となっています。
さらに、マツキヨココカラポイントとdポイント、ポイントカード提示によるポイント二重取りも可能です。
マツキヨココカラ公式アプリをダウンロードすれば、マツキヨココカラポイントカードが必要ありません。
【手間】どちらも同じ
マツキヨココカラクレジットカードで最大限お得になるには、dポイントカードが別途必要です。
一方のdカードも、マツキヨココカラポイントカードが必要となります。
別途ポイントカードを1枚追加しなければならない点は、同じです。
マツキヨココカラ公式アプリならdカードは無駄がなくなる
≪画像元:マツキヨココカラ&カンパニー≫
そしてもう1つ、マツキヨココカラで最大限お得になるのに必要なのが、マツキヨココカラ公式アプリです。
お得なクーポンが配信され、dポイントを連携させることもできます。
ただし、アプリクーポンを使おうとなると、アプリ内で複数回遷移しなければなりませんね。
マツキヨココカラポイントのバーコードはトップに表示されるものの、dポイントのバーコードはさらに1アクション必要です。
「マツキヨココカラ公式アプリ+dカード」なら、そのアクションを1つ減らせます。
【還元率】dカードが上
dカードとマツキヨココカラ公式アプリを駆使すれば、以下の還元率が可能です。
・ dポイントカード提示:1%(税別)
・ マツキヨココカラポイントカード提示:1%
・ dカード決済:2%
一方、マツキヨココカラクレジットカードとdポイントカードを駆使すると、還元率は以下の通りです。
・ dポイントカード提示:1%(税別)
・ マツキヨココカラポイントカード提示:1%
・ マツキヨココカラクレジットカード決済:1%
還元率ではdカードが上回ります。
ポイントの使い勝手も、dポイントの方が優れています。
キャンペーンでお得になろう
≪画像元:マツキヨココカラ&カンパニー≫
お得度では正直dカードの方が上ですが、キャンペーン目当てにマツキヨココカラクレジットカードに新規入会するのも悪くありません。
10月31日までの期間中、マツキヨココカラクレジットカードに新規入会すると、1,500円分の商品券がもらえます。
既存会員も、エントリーの上でオリコカードのWeb明細登録+10万円以上のショッピング利用で、10人に1人の確率で1,000オリコポイントがもらえます。
≪画像元:オリコ≫
また、新規入会の翌々月までに以下の3条件を満たしてください。
・ オリコeアプリにログイン
・ キャンペーンにエントリー
・ カードショッピング利用
5万円以上&3回以上利用で5,000オリコポイント、リボ払いを1回以上利用でさらに2,000オリコポイントがもらえます。
これを機に、キャンペーンの総取りを目指してください。