電気代に食料品と、日々の暮らしに最低限必要なものがどんどん値上げする令和時代。
【節約疲れに効く処方箋】長引く物価高でもメンタルをやられない!心とお財布が楽になる対処法3つ
食費をうまく抑えるには、スーパーの行動を買えることが大事だったりします。
ここでは、先日筆者が出演した、日本テレビ「news every」でも紹介した、月食費2万円台を実現する「スーパーのまわり方」についてご紹介します。
まわり方1:メインの入り口とは逆から入店
余計な買い物を避けるには、入店する場所も注意が必要。
メインの大きな入り口ではなく、“あえて”小さな入り口から買い物をスタートする方が、余計な買い物は避けられます。
これは、
多くのスーパーが「野菜→魚→肉→惣菜→パン屋」の順に作られているため
です。
はじめに飛び込んでくるのが特売野菜。野菜は1つ100円程度と安いので、買うつもりがなくても買ってしまう可能性が高いです。
また、野菜を先に買ってしまうと、メインの献立がなかなか決まらないデメリットも。
栄養価の高い野菜をたくさんカゴに入れることで満足感がうまれ、「スイーツくらい買ってもいいか」と気持ち的に緩む心理的な効果もあります。
※スーパーによっては、「逆まわりができない」「入り口がひとつしかない」場合もあります。
まわり方2:買い物はメモを見ながら
買うものは事前に決めておくことを、強くおすすめします。
その理由は、無計画でスーパーへ行くと、高確率で余計なものをカゴに入れてしまうからです。
筆者はスマホのメモ機能を使って、「まとめ買いするもの」をリスト化。それを見ながら、必要なものだけカゴに入れるスタイルです。
メモがあると、余計なものを買わないだけでなく買い忘れ防止にもなって、時間とお金の両方を節約できます。
まわり方3:メインを先にカゴへ入れる
スーパーを逆の順路でまわる筆者は、パンや乳製品をカゴに入れつつ、先にメインのお肉コーナーへ直進します。
最初に重たいお肉を取ることで、「重たいから早く買い物を終わらせたい」気持ちになり、スーパーにも長居しなくなります。(ほとんどのスーパーでお肉コーナーを奥に設置しているのは、重さで買い物する気がなくならないようにするため、と言われています!)
メインの食材を先に決めておくと、「鶏肉=唐揚げ、チキン南蛮」のように、作りたい献立が頭の中に自然と浮かんでくるので、メニュー決めもラクです。
まわり方4:狭い売り場にはできるだけ入らない
基本的に、スーパーをまわる時は外周のみ。誘惑が多く入り組んだ細道には、できるだけ立ち入らないようにしています。
カートごと入るとじっくり見てしまいますし、混雑していると細道の渋滞にはまって抜け出せなくなるからです。
その間にあれこれ目に入ってしまうと、うっかり余計なものを買ってしまうことも…。
我慢すれば「ほしいのに買わない」とストレスが溜まって悪循環に陥ります。
そのため筆者は、売り場の入り口にカートまたはカゴを置き去りにして、必要なものだけ取って戻ります。名付けて、「カート置き去り術」です。
マヨネーズが必要な時は、カートを置いてマヨネーズだけさっと取りに行き、すぐカートへ戻る。この方法なら、余計なものを見ることなく必要なものが手に入ります。
まわり方5:POPに踊らされない
商品のPOPを見ると、「バリュープライス」「超得価格」など、いかにもお買い得品のような文字が書かれています。
でも、よく見るとどの商品にも何かしら書かれていることが多いです。こういったPOPにいちいち惑わされていては、ムダな出費は減りません。
POPで参考にするのは「価格」のみ。ボーナスポイント付与などの特典も、ポイントありきの買い物が増えてしまうため、あまり気にしないようにしています。
制限時間を決めると節約効果アップ!
ここまで、筆者が実践しているスーパーのまわり方をご紹介しました。もし可能なら、スーパーの滞在時間を決めておくと、さらに節約効果は高まります。
筆者は「15分以内」と決めて、ストップウォッチで必ず時間を計ります。
時間を意識するようになってからは、なんとなく店内をまわるウィンドウショッピングがなくなって、余計な買い物が減。
買い出しという“見えない家事”の負担も減って、家計と家事が楽になりました。
「なかなか食費が減らない」という方は、ぜひスーパーのまわり方を見直してみてはいかがでしょうか?