現在、日本国内で子ども1人に対してかかる教育費は、大学卒業までで750万円~2,100万円程度と言われています。
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その金額幅は公立・私立によって異なりますが、私立大学の医学部、歯学部、など学費が高い学部などに進学した場合はさらにプラスで数百万単位の学費が発生します。
資金の問題で子どもの進路選択を狭めたくないという親心の一方で、お金の問題は切実です。
特に昨今の物価高で、教育費の資金調達は長期戦になります。
ここでは、物価上昇で値上げラッシュでも負けない子育ての出費に関わるすぐに見直しできる技6選をご紹介します。
(1) 子供服
子供服は成長に合わせて新調する必要があり、長期的に着用するアイテムは少ないです。
しかも、汚したり、破損したりで傷みも激しいので、1シーズンで破棄し定期的な購入が必要アイテムです。
そのため、衣料品店などの最終セールで流行にとらわれないデザインや型があれば、現状よりもサイズが大きなサイズを事前に購入しておきましょう。
しまむらや西松屋、GUなどの最終セールの値下げは数百円などで購入できるものも多く、お得です。
(2) おもちゃ
子どもの成長は早く、購入したおもちゃもすぐに遊ばなくなってしまいます。
そのため、おもちゃはジモティで譲ってもらったり、リサイクル品でも十分です。
子どもからすると、それが新品か中古かは関係なく意外とすぐに飽きてしまうこともあるので、あまりコストをかけなくてもよい物のひとつです。
(3) 靴
子どもの靴はサイズアウトが早いアイテムのひとつです。
1~3歳までは半年に1㎝、それ以上の年齢でも半年に0.5~1㎝ずつ大きくなっていきます。
そのため、たくさんの種類の靴を用意するのではなく、サイズアウトに合わせて小まめに買い替えを検討しましょう。
スニーカーは2足(雨などでぬれた時用)、夏期はサンダルがあれば十分です。
ただし、靴は足の形状に影響するので、足に負担のかからないきちんとした物を選びましょう。
ニューバランス、ミズノ、アシックスなどはキッズ商品のラインナップも豊富で価格帯も比較的手ごろです。
(4) ランドセル
高額な物であれば6~7万円するものもあるランドセル。
ラン活という言葉が生まれるほど、保護者の中では注目されていますが、6年間という長期的に使用することでの意識の差がオーバースペックなランドセルを購入してしまう罠が潜んでいます。
キャラクターやスポーツチームのロゴマーク入り、装飾などは、購入時の年齢が6歳であることを意識し慎重に選んだほうがよいです。
正直、高学年になるとランドセルのデザインには全く興味がなく、むしろシンプルでよかったと思うものです。
また安さを売りにしているメーカーは、故障の話も聞くため、型落ちでもよいのでメーカー品を購入することをオススメします。
型落ちで気づかれることは、まずありません。
(5) 学校実習セット
お習字セット、絵の具セット、裁縫セットなど、学校の授業で必要な実習アイテムなどは、学校から配布されるカタログよりも、個別でオンラインショップ等から購入するほうがアイテムも多く割安だったりします。
購入の際は、内容物を確認し不足がないかをチェックしておきましょう。
(6) 学習机
最近の子どもたちは、ノート、テキスト、参考書、辞書などを大々的に広げるのでなく、タブレットとノートなどで勉強することも多く、学習シーンは過去と比較してもコンパクトです。
そのため、あの大きな学習机よりもシンプルなデスクのほうが長く使用できて、かつ処分も楽なので、あえて学習机を購入しなくてもよい時代です。
教育費の貯蓄は中学前までに進めておくのがオススメ
教育費に限らず、子どもに関わることは個人差が激しいため、子どもにあった対策が必要ですが、教育費の貯蓄に最適な期間は、子どもが小さいうちの小学生までにある程度の額を貯めておくのがオススメです。
この時期は成長が早くあらゆるものが半年から1年単位で入れ変えとなり、高額な物は不要なので商品選定で出費をコントロールすることができます。
また教育費で大変なのが受験期で、受験に向けた学習塾や受験準備による出費が多く、思うように貯蓄が進まなくなるので、早期且つ長期的な対策ととるとよいでしょう。
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