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【歯と口の健康週間】高齢者も無料歯科検診で口腔内の健康にも注目


【歯と口の健康週間】高齢者も無料歯科検診で口腔内の健康にも注目
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高齢になってくると、口の機能低下や歯のトラブルに注意が必要になります。

しかし、歯がないから関係ない、年だから仕方がないと歯科受診などせず、放っている方も多いものです。

現在、口の機能の低下は、低栄養やフレイルなどの心身の機能低下につながることが分かってきています

口の状態は、生命維持に欠かせない食べることにつながる為、無関心でいることはよくありません。

今回は市区町村などが取り組んでいる無料で受けられる歯の検診について紹介します。

歯と口の健康週間に合わせて年に一度の検診を兼ねて参加してみましょう

市区町村主催の歯と口の健康週間無料のイベント

歯と口の健康週間に合わせて、市区町村主催の無料イベントが開かれることもあります。

歯と口の健康週間に合わせて年に一度の検診を兼ねて参加してみましょう

尼崎市の例 歯と口の健康フェスタ 

尼崎市が主催で行われる、無料のイベントです。

2024年は6月2日に行われました。

入場無料・申し込み不要で、歯科検診や咀嚼力チェック、おくち元気度チェックなどが受けられます。

6月が食育月間ということも合わせ、食育コーナーや骨密度、野菜摂取量チェックのコーナーもあります。

無料で、歯科検診や咀嚼力、おくち元気度チェックが1か所で行える点が、メリットです。

口の状態に関心のない方が、わざわざ予約して歯科検診に行くのはハードルが高いものです。

家族と一緒にイベントで、無料の歯科検診などを受けることができれば、結果を家族と振り返ることもでき、口の中の状態に関心を持ってもらうことができます。

お住まいや近隣の市区町村で行われている、歯と口の健康週間のイベントを是非活用しましょう。

健康情報 令和6年度 歯と口の健康週間(6月4日~10日)

≪画像元:尼崎市

各地の歯科医師会主催のイベントも開かれている

歯と口の健康週間では、各地域の歯科医師会が主催するイベントも開催されています。

「お口の健康フェスティバル」宮崎県

無料の歯科検診や咬む健康相談、オーラルフレイルやフッ素、薬などの相談ができます。

「第39回はと口の健康フェスティバル」宮崎県

口腔がん検診、ブラッシング指導・フッ素化物塗布などが受けられます。

こちらも市区町村が主催するイベントと同じように、歯科検診や相談などを無料で受けることができます。

5月から6月にかけて、歯と口の健康週間関連のイベントが多く開催されます

無料で、口や歯に関係することを体験できるイベントは、屋内で行われることが多く、暑さや雨で思うように外出できない時期に良い気分転換にもなります

地域のイベントは公共施設や大きな施設で行われることが多い為、施設内が歩きやすかったり車いすが準備してあったり、トイレも高齢者にとって使いやすいといったメリットがあります。

お出かけしやすい環境の施設に、家族と一緒に出かけ、無料で歯や口のことについて知ることができる歯と口の健康週間のイベントは、高齢者にとって良いイベントです。

お住まいの地位で開催の場合は、ぜひ参加することをおすすめします。

参照:一般社団法人 宮崎県歯科医師会

市区町村の健康診断で、歯科検診などを無料で受けることができる

市区町村の歯や口の検診の一環として、歯周病検診や歯科検診を低価格や無料で行える場合があります

横浜市の例 歯周病検診事業

・ 検診内容 歯や歯周組織の状況を調べます。

・ 対象者 受信日時点で、横浜市在住の満40歳、満50歳、満60歳、満70歳の市民

・ 費用 500円 ただし、70歳の方は、費用が免除されます。

・ 受診方法 直接、実施医療機関へ直接、市の歯周病検診を受けたいと電話等で予約します。

参照:横浜市

高齢者になるほど、歯周ポケットを持つ人の割合が増えてきます。

歯周ポケットの深さは、歯周病の診断に用いられます。

歯周病は、歯を失う原因の中で、最も大きな割合を占めています

実施医療機関が、家の近くであったり、通ったことのあるところで、費用免除の対象者に当てはまった場合、行ってみようかなと思われる方もいるのではないでしょうか。

年齢によって無料や低価格でできる市区町村の歯科検診を実施している市区町村が多いです。

お住まいの市区町村がどのような歯科検診を行っているのか、対象者の年齢にあてはまるのかを調べてみることをおすすめします。

家族が対象に当てはまる方は、高齢者本人が気づいていない場合もありますので、声掛けをしてみましょう。

検診の予約の電話まで行ってあげると受診しやすくなります。

参照:厚生労働省 e-ヘルスネット

かかりつけ歯科医を持ち、定期的な歯科受診をしましょう

高齢者にとって歯や口の中は自分で確認しづらい部分です。

また、ひざやお腹などの痛みに比べて、歯や口の中に違和感があってもひどくなるまで何もしない方が多いのではないでしょうか。

≪画像元:日本歯科医師会 (pdf)≫

現在、内科や外科など身体的なかかりつけ医だけではなく、かかりつけ歯科医を持ち、定期的な歯科受診をしようという流れができてきています。

自分の歯や口の中の状態を知り、定期的な受診をして、歯や口の中の健康を保つことは、高齢者が元気に過ごすことにつながります。

その第一歩として、無料や格安で、歯や口のことについて知ることができる機会がありますので、ぜひとも活用してみてください。

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