YouTubeを手っ取り早く副業で始めたい!と思う方は、ぜひチャンネル購入も視野に入れてみると良いでしょう。
しかし思ったより上級者向けですので、初心者にはおすすめしづらいです。
YouTube副業を始めたいけど、手っ取り早く始めたい
実際にチャンネル購入をした方の話を聞いてみたい
筆者は2024年3月に、とあるYouTubeチャンネルを購入しました。
運営を交代して1か月以上が経過したため、改めて内容をまとめようと思います。
詳細な情報は特定を防ぐためにぼかしますが、収益や概要はつかめるはずです。
この記事では、「YouTubeチャンネルを実際に購入してみた経験談」についてまとめました。
購入したYouTubeチャンネルの概要
購入したYouTubeチャンネルは、ショート動画をメインに投稿しているチャンネルです。
すでに登録者が3万人以上いて、月間の再生数も相応にある状態で引き継ぎました。
収益は広告費が1万円、その他の収益で4万円ほどあります。(アフィリエイト、著作権関連)
ここに外注で動画を作成してもらうため、本数で経費が変動する流れです。
月の収益はおおよそ+3万円くらい。
ただ数か月前からどんどん再生数が落ちてきており、あまり良い状態での引き継ぎとは言えないです。
実際に購入して1か月後の状態
実際に購入して1か月経った状態は、下記のとおりです。
登録者数-300人
広告費-4000円
その他収益‐40,000円
結論として、収益はたったの6,000円にまで下がりました。
もちろん引き継ぎ直後で動画ストックが尽きてしまい、思ったように投稿できなかった点も原因です。
おそらく収益が上がり調子に戻るまで、半年くらいはかかるかなと見ています。
購入してみた結果の感想【運営力がないと数字は下がる】
購入した直後、おそらくアルゴリズムが何らかの原因で悪い方向へ作用している実感を得ました。
そこに対する施策はまだ打てておらず、安定した動画コンテンツの提供もできていません。
関連するサービスの登録もまだで、その他収益も思うように回収できていない状態です。
※次月はその他収益で+8,000の見込みが出ました。
筆者は今までほかのチャンネル運営をしてきたため、ある程度の運営力があります。
どういった施策を打つべきか、どういう点に注力すればいいか。
またどのくらいのスパンで見れば、アルゴリズムが回復するかを心得ています。
こういった基本的な知識と経験がないと、購入した直後で不安に感じてしまう方は多いのではないでしょうか。
なんらかの施策が立てられないと数字はどんどん下がり、結果として価値が下がった状態でまた売却するかもしれません。
初心者にはおすすめできないが勉強にはなる
実際にチャンネルを購入してみた結果、やはり
「初心者にはおすすめできない」
と感じました。
例えばサラリーマンがある程度の収入、貯金があって副業的にYouTubeチャンネルを購入する…といった想定です。
今までYouTubeチャンネルの運営、伸ばした経験がないと、おそらく先が見えない恐怖とかさむ外注費に震え上がるでしょう。
ただ今回の記事を見て、勉強として学びたい!と思える方にはおすすめです。
逆に「このチャンネル購入で一発当てる!」という考えでは破綻しやすくなります。
筆者もチャンネルの購入で、いろいろと学ぶ点がありました。
ほかの保有チャンネルにも持っていける内容がありますし、今後伸ばしていければプラス幅が更に増えます。
YouTubeチャンネルの購入を考えている方向けの注意点
YouTubeチャンネルの購入を考えている方は、「購入はかんたんだけど運営は難しい」という点にご注意ください。
外注さんの引き継ぎが可能だったにしても、やはり大きな方針を捉えられる人じゃないと数字は下がります。
短期的に下がる要因もありますし、自分の色に染まるまでのラグも大きいです。
※サラリーマンの方でも、新規事業立ち上げを経験した方は共通して分かる部分かと思われます。こういった方ならおすすめです。
ただ勉強したい、という意味で購入するのは良いでしょう。筆者も今回購入したチャンネルは、編集方法が全く分かりません。
ジャンルも経験したことがないため、競合調査に日々いそしんでいます。
多少マイナスが出ても、プラスに捉えられる人なら問題ありません。
そういった方はぜひ収益源をサクッと入手できる、YouTubeチャンネル購入はおすすめです。
この購入で本業のかたわら、大儲けするんだ!という甘い考えの人は、数字が落ちたときに絶望してしまうでしょう。
まとめ:YouTubeチャンネルの購入は上級者向け!運営力が鍵になる
今回YouTubeチャンネルの購入を行った結論としては、やはり購入はかんたんだけど運営は難しいという点です。
運営力が高ければ、総合的に数字は持ち直せるでしょう。
筆者も一時的に落ちましたが、次月度は少し数字が回復する兆しになっています。
ただ基本的には、売却するチャンネルは何らかのマイナス要素を含んでいることが多いです。この点に注意しましょう。