ピークアウトしたかと思われた値上げラッシュですが、4月も値上がりが続きます。
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とくに家計に打撃を与えるのが「紙製品」の価格引き上げ。
4月は、製紙各社で家庭用紙製品の価格改定を実施します。
ティッシュやトイレットペーパーは買うわけにはいかない消耗品だからこそ、家計の負担増は避けられません。
そこで今回、紙類高騰のダメージを軽減する「買い方・使い方」について考えてみました。
この春、紙類の値上げラッシュが到来
これまで何度も価格改定を行ってきた紙製品。
いち主婦である筆者も、ドラッグストアへ行くたびに高くなっていくティッシュやトイレットペーパーを見て、値上げの影響をじわじわと実感していました。
そして2024年春、大手製紙2社が再び価格を引き上げます。
日本製紙クレシア:4/22出荷分~
≪画像元:日本製紙グループ≫
現行価格より、+5~10%以上の価格引き上げ
大王製紙:4/1納品分~
≪画像元:大王製紙≫
現行価格より、10%以上の価格引き上げ
この春実施する紙製品の値上げが深刻だと言えるのは、「全品」値上げ対象になるからです。
これまでの価格改定を見ると、据え置き商品もあるケースがほとんどでしたが、今回は取り扱い製品すべて価格を引き上げ。
逃げ道がない消費者にとって、これはかなりの打撃です。
紙類高騰のダメージを軽減!節約主婦が考える「買い方・使い方」
値上げラッシュがくるとわかっている以上、家計を守るためにできる対策が必要です。
そこで筆者は、紙製品の値上げダメージを緩和する「買い方・使い方」を考えてみました。
プライべートブランドに絞る
≪執筆者撮影≫
大手メーカーの商品から、価格が手ごろなプライベードブランドの紙製品に買い替えるのもひとつ。
花粉症がつらい今の時期、保湿ティッシュ(3箱セット)にしても大きな価格差があります。
最寄りのドラッグストアでは、鼻セレブが3パック700円超えでしたが、トップバリュの保湿ティッシュなら3パックで400円台!買うだけで300円近く節約できます。
ティッシュに限らず、トイレットペーパーやキッチンペーパーもプライベードブランドの方が1~2割安いです。
品質を妥協する
家計費を抑えるには、多少品質が落ちても目をつぶることも必要です。
ティッシュにしてもトイレットペーパーにしても、高い商品と手ごろな商品では拭き心地やふんわり感に差がありますが、これは当然のこと。
筆者は、「消耗品だから」と割り切り、品質面でのストライクゾーンを広く持つようにしています。
紙の代用品を増やす
≪執筆者撮影≫
紙を使う場面を減らすことも、有効な節約テクのひとつです。
例えば、汚れを拭くときはティッシュを使わず、濡らした台ふきんを使う。
掃除のときは、使い古したタオルで汚れを拭き取り、安易にキッチンペーパーは使いません。
このように、紙の代用品を意識的に増やしてから、わが家のティッシュ商品スピードがかなり遅くなりました。
今できる節約を考えよう
この春値上げするのは、ティッシュ・トイレットペーパーだけにとどまりません。
子ども用の紙おむつやおしり拭き、生理用ナプキンにペットシーツ、お掃除用のクリーナーなど、暮らしに必要な紙製品はたくさんあります。
これらすべてが10%値上げとなれば、家計を防衛するための対策は不可欠です。
買うもの・使い方を見直して、春の紙製品値上げの打撃を軽減しましょう。
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