先週は、3連休明けの13日には大幅続伸となった日経平均株価は、金曜日には、高値3万8865円をつけ、1989年12月29日の史上最高値まで、あと50円にまで迫りました。
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史上最高値更新へと強気の一方で、そろそろ賑わっていたハイテク関連株に陰りが見えてきており、イケイケムードが今週は一服となりそうな雰囲気を残しての週末入りとなっています。
今週はしっかり、為替相場にも注視していきたいところですね。
チャート分析
チャートを細かく見ていきましょう。
日足の移動平均線
5日線は、上向きのまま週末入りしています。
25日線は、引き続き上向きに推移しています。
75日線は、上向きに推移しています。
並び順は、5日25日75日の並び順で、安定上昇となっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万2740円処を推移しています。
トレンドライン
1月18日安値から1月31日安値を引いた斜めのラインが下値支えのラインとして機能しています。
2月7日からの急上昇の下値ラインを複製して、1月4日からの上昇に合わせるとぴたりと合っています。
ちょうど7営業日の上昇で1月4日からの上昇が止まっているので、今回の上昇もそろそろ陰りが見えてくるところです。
一目均衡表
基準線と転換線が上向きとなり、遅行線も上向きで引き続き青天井状態で、三役好転下の動きに注目です。
日足、週足、月足の雲のねじれもしばらくありません。
しかし、細かく見てみると2時間足の19日11時と、21日の11時に雲のねじれがあるので、気にしていきましょう。
そして全体的には日々線が転換線の上に出たことで、さらなる強い相場がいつまで続くのか確認していきましょう。
ボリンジャーバンド
13日に+2σ到達となり、その後+3σに到達しての週末入りとなっています。
+3σ沿いでの継続はなかなか続かないものですが、バンドが広がっているので気になるところです。
このまま+2σのバンドウォークが続くのか、確認していきましょう。
スローストキャスト
今月に入り、買われすぎゾーンから下向きに進行していましたが、50%のところで、切り返して上向きとし、売られすぎゾーンまで到達することなく、また買われすぎゾーンに向かっていきました。
そして先週は買われすぎゾーンの上に張り付き、とても強いシグナルとなっています。
今週は売られすぎゾーンへ進むのか、それともそのまま上をキープしていくのか注目です。
MACD
2月9日にクロスして上へと向かい、強い上昇トレンドとなっています。
ヒストグラムも強さを継続しての週末入りです。
引き続き上昇トレンド中の強気がいつまで続くのか見ていきましょう。
次回の満月は、2月24日です。新月は3月10日です。
総合判断
パラボリックは好転へと変化し、強い上昇トレンドを継続中です。
しかし、25日線乖離率が5%後半となっており、そろそろ急上昇は一旦ストップする可能性が出てきました。
今週は、エヌビディアの決算発表によって大きく影響しそうな雰囲気が出ているので、イベントをしっかり確認していきましょう。
23日が祝日で3連休となっています。
連休のリスクがある1週間は、建玉の整理整頓をして臨んでいきましょう。