キャッシュレス界において最も嫌われているのはリボ払いでしょう。
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確かに、カード会社のおすすめのまま使わなくていい支払方法です。
安易なリボ払いで借金を抱えた人が多数いる以上、危険だという性質が共通認識になったのは悪いことではありません。
そんなリボ払いを、筆者は常にキャンペーンで活用しています。
リボ手数料を支払わずに利益が上がればいいのです。
既存会員向けのリボ払いキャンペーンを定期的に実施しているカード会社は減りましたが、貴重な三菱UFJニコスの、現在実施中のリボ払いキャンペーンをご案内します。
おおむね年に一度、繰り返し参加できる性質のものでもあります。
2,000円のキャッシュバックとささやかですが、無から湧いてくるお金は貴重です。
私の場合:たったこれだけ
全体の話の前に、筆者の場合から。
シンプルです。
1. 休眠カードであるリクルートカード(Mastercard)で公式サイトにログイン
2. キャンペーンにエントリー
3. すべての支払いがリボ払いになる「楽Pay」を設定(月の支払額を3万円に)
4. 別のカードで引き落としている「楽天モバイル」と「楽天ひかり」をリクルートカードに移す
5. これだけで、利用額1万円を超え、7月に2,000円もらえる(リボ払い手数料なし)
6. 2024年7月にキャッシュバックを受けたら、引落しをまた別のカードに移し、最後の引落しを待ってから楽Payを解除
7. 次の(参加可能な)リボ払いキャンペーンが始まったら、また参加
休眠カードに引落し2件を移す(非常に簡単です)だけで、キャンペーン達成です。
2件の引落し合計の2か月分が、「1万円は超えるが3万円に届かない」ことも、隠れた重要ポイントです。
なにもしないで1万円を達成し、そして手数料が発生しません。
誰でも休眠カードを持っているわけではないですが、もちろん人気の「三菱UFJカード」など、使っているカードでも構いません。
日常的に使っているカードの場合、毎月の支払額(最大で3万円)を超えるとき、リボ残高が残らないよう気をつける必要があります。
いまだ人気のリクルートカードが、休眠状態にある理由はこちらです。
還元率が高いが、キャッシュレスの相性がよくないリクルートカードの活かし方として、引落しは優れた方法です。
ただし、用が済んだら(キャッシュバックを得たら)やめます。
三菱UFJニコスのリボ払いキャンペーンの基本
三菱UFJニコスのリボ払いキャンペーンで利益(キャッシュバック)を得る方法です。
注意する点も多数あります。
≪画像元:三菱UFJニコス≫
キャンペーン登録とリボ払い登録
1. こちらの公式サイトからキャンペーン登録
2. リボ払い「楽Pay」登録(月の支払額は最大で3万円にする)
3. 期限までに1万円使う
三菱UFJニコスのリボ払い(すべての利用がリボ払いとなる)は「楽Pay」と言います。
楽天ペイとはなんの関係もありません。
キャンペーン期限
登録期間が2種類に分かれ、それによりカード利用期間も変わります。
【2024年1月1日~3月31日に楽Pay登録】
・ キャンペーン登録 … 2024年4月30日
・ ショッピング利用期間 … 4月30日まで(キャンペーン登録前の利用は対象外)
・ キャッシュバック時期 … 2024年7月
【2024年4月1日~6月30日に楽Pay登録】
・ キャンペーン登録 … 2024年7月31日
・ ショッピング利用期間 … 7月31日まで(キャンペーン登録前の利用は対象外)
・ キャッシュバック時期 … 2024年10月
対象になるカード
三菱UFJニコスには、人気の三菱UFJカードを初め、多数のカードブランドがあります。
おおむねOKですが、次の通りキャンペーン対象外のカードもあります。
・ 2023年12月31日時点で楽Payに登録済のカード
・ 楽Pay登録のできないカード
・ JALカード
・ キャンペーン登録外カード(具体的なカード不明)
キャンペーン登録をしてみて、エントリー可能なら対象カードです。
ただし、現在楽Pay設定済みのカード(筆者の場合、三菱UFJカード)でもキャンペーン登録できます。
これは自分できちんと理解しておきましょう。
以前同一のキャンペーンでキャッシュバックをもらっていても、2023年12月31日までに楽Payを解除していれば、また資格があるわけです。
リボ払いには落とし穴がいっぱい
リボ払いのキャンペーンは、クレジットカード会社が利用者にリボ払いの習慣を付けさせようとしておこなうものです。
キャンペーン報酬は、そのための撒き餌です。
カード会社の上前をはねて利益を得るつもりなら、賢くないといけません。
落とし穴に気をつけましょう。
リボ手数料に注意
三菱UFJニコスのリボ払いは、「初回手数料無料」タイプです。
このタイプのリボ払いは、カード締日(15日)を過ぎても手数料(利息)は発生しません。
カード支払日(10日)から手数料が発生します。
支払日に必ずリボ残高をゼロにしていれば、ずっと手数料が発生しません。キャンペーン中は、毎月のリボ支払額が最大で3万円と定められています。
締日における残高が3万円を超えてしまった場合、必ず支払日に増額して、残高をゼロにしないと手数料が発生します。
増額の方法はこちら(三菱UFJカードの場合)です。
キャンペーンの失敗
「リボ残高を増やさない」ことを意識していれば、基本的には失敗はありません。
ところが、キャンペーンとしては、筆者もたまに失敗しています。
他のカードのキャンペーンも含めて、次のとおりです。
・ リボ払いは設定したが、キャンペーン登録を忘れていた
・ 利用額の増額を忘れ、リボ手数料が発生してしまった
・ 自動リボ払い解除後、解除前のリボ払いが残り手数料が発生した
キャンペーン登録を忘れたのは論外ですが、それ以外は大損害ではありません。
残った残高も、繰り上げて支払えば利益は確保できます。
とはいえ、キャンペーンで得られる額が多額というわけでもない以上、手数料は気をつけたいものです。
今回の三菱UFJニコスも2,000円に過ぎませんから、持ち出しはしたくありません。
リボ解除後も、リボ払いは残っています。油断しないようにしましょう。
筆者は今回、キャンペーン終了後、残高がなくなってから解除します。
無から生まれる2,000円
ささやかなキャンペーンですが、手数料を支払わずに2,000円もらえます。
2,000円では大したことはないと思われるかも知れませんが、無から湧いて出るのでうれしいものです。
特に筆者など、引落しの移動だけで達成します。無駄遣いもありません、
カード枚数が多いことに否定的な人もみられますが、休眠カードも役に立ちます。
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