年明け始まりの月となる1月と、年度末にあたる3月に挟まれている2月。
この時期は慌ただしく過ぎていくことに加え、28日(閏年は29日)までしかない2月はあっという間に終わってしまうイメージですよね。
1月や3月に出費が多いことから、金運はしっかりキープしておきたい1ヶ月。
そこで今回は2024年2月の吉日・凶日と、辰年に行っておきたい「龍からパワーをもらえる神社」について紹介していきます。
一粒万倍日
何かを増やしたい・大きく成長させたいという願いを叶える吉日
はじめは小さな一粒の籾でも、そのうち万倍にも実った豊かな稲穂に成長することを意味する吉日・一粒万倍日。何かを増やしたい・大きく成長させたいという願いがあるときに吉とされる日です。
寅の日や巳の日/己巳の日といったほかの吉日と重なると、その相乗効果で運気がパワーアップするといわれています。
しかし反対に、不成就日などの凶日と重なると運気がパワーダウンするので注意が必要です。
一粒万倍日に向いていること
・財布の購入や新調
・宝くじの購入
・銀行口座の開設
・出資や投資、貯蓄
・引っ越しや移転
・結婚
・起業や開業
・納車
・種まき
一粒万倍日に向いていないこと
・借金
・ローン契約
・物を借りる
一粒万倍日は自分にとって都合の良いことだけでなく、都合の悪いことも増やしてしまう可能性があります。
借金やローン契約などを一粒万倍日におこなうと、「苦労の種を増やす」ことに繋がるとされているので、できるだけ避けた方がいいでしょう。
寅の日
金運招来日という別名をもつ吉日
黄金色の体をもつトラは昔から金運の象徴といわれ、寅の日は金運招来日という別名をもつ吉日です。
トラは一瞬で「千里を往って、千里を還る」パワーがあるということから、出ていったものがすぐに戻ってくる(=出したお金がすぐに戻ってくる)という縁起の良い日としても知られています。
また旅行や漁の出発日に設定すると、無事に戻って来られるともいわれています。
寅の日に向いていること
・財布の購入や新調
・宝くじの購入
・銀行口座の開設
・出資や投資、貯蓄
・起業や開業
・買い物
・旅行や漁の出発日
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寅の日に向いていないこと
寅の日には「すぐに戻ってくる」というパワーがあるとされていることから、
結婚:すぐに実家に戻ってきてしまう=離婚
葬儀:亡くなった人が戻ってきてしまう=成仏できない
といったことに繋がるため、避けた方がいいといわれています。
巳の日/己巳の日
ヘビが弁財天に願いを届けてくれる
金運・財運、芸事の神様として知られる弁財天。
その弁財天の化身や遣いといわれるヘビ(巳)に願い事をすると、弁財天に届けてもらえるといわれる吉日が巳の日です。
巳の日は12日に一度訪れますが、さらに運気が強いとされる己巳の日は60日に一度しか巡って来ない貴重な吉日。
弁財天を祀る神社などでは、己巳の日に祭礼や縁日がおこなわれています。
また巳の日や己巳の日に、銭洗い弁天や銭洗い所、銭洗い池などでお金を洗って財布に入れておくと、金運・財運に恵まれるといわれています。
巳の日/己巳の日に向いていること
・銭洗い弁天や銭洗い所、銭洗い池などでお金を洗う
・財布の購入や新調
・宝くじの購入
・銀行口座の開設
・出資や投資、貯蓄
・起業や開業
・芸事始め
巳の日/己巳の日に向いていないこと
・お見合い、結納、入籍、結婚式など
・男女一緒の参拝
弁財天は嫉妬深い神様としても有名。
お見合いや結婚、男女一緒の参拝などは弁財天を怒らせてしまうといわれているので気を付けましょう。
不成就日
何ごとも成就しない最強の凶日
何ごとも成就しないといわれる凶日・不成就日。
金運・財運に関することはもちろん、買い物、結婚、引っ越し、起業や開業など、ありとあらゆることが凶とされる最強の凶日です。
さらに厄介なのが一粒万倍日や寅の日、巳の日/己巳の日といった吉日と重なると、その運気をパワーダウンさせてしまうこと。
吉日ばかりに目が向きがちですが、凶日のチェックも忘れないように気を付けましょう。
2024年2月の吉日・凶日
1日(木):不成就日
7日(水):一粒万倍日
8日(木):寅の日
9日(金):不成就日
11日(日・祝):巳の日
12日(月・振休):一粒万倍日 不成就日
19日(月):一粒万倍日
20日(火):寅の日 不成就日
23日(金):巳の日
24日(土):一粒万倍日
28日(水):不成就日
2024年2月は一粒万倍日が4日しかなく、しかもそのうちの1日が不成就日と重なっているというちょっと残念な月。
寅の日・巳の日も2日ずつで、20日(火)の寅の日も不成就日と重なっているので、全体的に見ても吉日の存在が少ない月です。
そんな2月ですが、大事にしたいのが
・ 7日(水)一粒万倍日
・ 8日(木)寅の日
・ 23日(金)巳の日
・ 24日(土)一粒万倍日
どちらも連続した吉日となっているため、その運気をしっかり呼び込むためにもスケジュールが立てやすくなります。
特に23日(金)と24日(土)は週末となっているため、おでかけにもオススメな日程。
数少ない吉日のパワーをしっかり受けられるよう、吉日だけでなく凶日のチェックも忘れないように気を付けましょう。
龍のパワーをもらいに行こう!辰年にオススメの神社を紹介します【関東編】
九頭龍神社
芦ノ湖の守護神・九頭龍大神を祀る神社。
本宮は芦ノ湖畔(箱根九頭龍の森)に鎮座し、新宮は箱根神社の境内に鎮座しています。
毎月13日に月次祭、毎年7月31日の夕刻には年間最大の龍神祭「湖水祭」が行われています。
九頭龍神社・箱根神社・箱根元宮を巡拝する「箱根三社参り」は最強のパワースポット巡りとして人気があります。
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根防ヶ沢箱根九頭龍の森内
御祭神:九頭龍大神
ご利益:商売繁盛、金運守護、心願成就、良縁成就
秩父今宮神社
日本有数の古社とされる秩父今宮神社。
境内には
龍神の住み処として信仰を集める樹齢1,000年の「龍神木」
龍神の仮の姿である霊泉が湧き出る「龍神池」
紙幣のお清めや銭洗いができる「清龍の滝」
などがあり、毎年4月4日には「龍神祭」が行われています。
所在地:埼玉県秩父市中町16-10
御祭神:八大龍王神、伊邪那岐大神、伊邪那美大神、須佐之男大神、宮中八神など
ご利益:金運・財運、商売繁盛、縁結び、子宝・安産、病気平癒、癌封じなど
荏原神社
品川の龍神様として多くの信仰を集めてきた荏原神社。
源氏、徳川、上杉などの武家の信仰を受けてきたことでも有名です。
6月には都内唯一の勇壮な御神面神輿海中渡御が行われる天王祭、11月には大鳥祭(酉の市)が実施されています。
鳥居をくぐった左側には東海七福神の恵比須様が鎮座、社殿の屋根には参拝者を見下ろす迫力たっぷりの龍神様、重厚感のある拝殿の見事な彫刻なども見ることができます。
所在地:東京都品川区北品川2-30-28
御祭神:高龗神、天照皇大神、須佐男之神、豊受姫之命など
ご利益:勝運、学問、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、縁結びなど
忙しく過ぎる中で、お金の管理はしっかりと
あっという間に過ぎていく2月。
1月・3月という出費やイベントの多い月に挟まれているうえに、受験日が集中する時期でもあるため、受験生がいるご家族にとっては落ち着かない日々でもあります。
先々のために財布の中身が特に気になる1か月ですが、とにかく無駄な出費をしないことが大切。
無駄を省くのはもちろんですが、幸運をしっかり呼び込めるよう吉日・凶日のチェックも忘れないようにしましょう。