生活防衛のため、毎日の食材を購入するスーパーも、できるだけ安く使いたいものですね。
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「チラシの比較」もまだ有益ですが、もっと簡単、確実にできるのは、決済手段の工夫です。
意外とこれを実行している人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、決済3種類の使い分けをおすすめします。
1. スーパー系列の決済を特定の日に利用
2. Visa LINE Payプリペイドカード
3. Visa LINE Payクレジットカード(p+)
この3種類で、最大限のお得になります。
2と3については、ドラッグストアをはじめあらゆるお店で応用が利きます。
タッチ決済導入スーパーの増加と、LINEプリペ
スーパー利用のお得度を最大値にするための要素を分解します。
よく使うスーパーに、次の3要素が揃っているなら、完璧です。
(1) タッチ決済に対応
(2) LINE Payが使える
(3) 特定日に安く買い物できる決済方法が存在する
それぞれ見ていきます。
なおお得を構成するその他の要素として「共通ポイント」「店舗独自のポイント」等があります。
いずれも税込換算で還元率0.45%程度が標準であり、利用の有無でそれほど差がつくわけではありません。
発想が逆(ポイント最重要)になってしまっている方もいるかもしれません。
本来オマケのようなものです。
(1) タッチ決済対応のスーパーとLINEプリペ
スーパーの通常利用における最強決済を考えます。
店舗の問題(タッチ決済対応)と、利用者の選択と、両方揃って初めてお得になります。
タッチ決済が使えるスーパーは
クレジットカードのタッチ決済は、スマートフォンで使ってさらに便利になります。
スーパーもどんどん、タッチ決済に対応していっています。
タッチ決済は単に簡単だというだけでなく、カード直接決済よりお得になる事例が増えています。
大手スーパーでは、次の店舗がタッチ決済を採用しています。
VISAの公式サイトに掲載されている店舗です。
他のブランドのタッチ決済も使えると思われますが、本記事で重要なのはVISAのみです。
イオン/イトーヨーカドー/エブリイ/カスミ/カネスエ/ジェーソン/食鮮館タイヨー/スーパーマーケットバロー/スーパーマルハチ/全日食チェーン/ダイエー/ピーコックストア/ベルク/まいばすけっと/マックスバリュ/マルエツ/マルナカ/ヨークフーズ/ヨークプライス/ヨークベニマル/ヨークマート
これ以外にも、端末順次更新中など、店舗によりタッチ決済の使えるスーパーが多数あります。
筆者が実際に確かめてみた範囲では「ライフ」「サミット」もタッチ決済に対応しています。
タッチ決済は、1万円を超える決済の場合原則利用不可で、決済に伴う特典も得られません。
買いだめの際はご注意を。
タッチ決済をLINEプリペで使おう
2024年1月10日にリニューアルしたのが、Visa LINE Payプリペイドカードです。
還元率がアップして3.0%となった圧倒的なカードを、タッチ決済可能なお店で、ぜひ使っていただきたいものです。
クレジットカードのシステムを利用し、タッチ決済するカードですが、プリペイドカード(事前入金して使う)であって、クレジットカードそのものではありません。
そのため審査がありません。特徴を見てみます。
・ 審査不要。高校生以下でもOK
・ 銀行か、セブン銀行、ローソン銀行、ファミリーマートマルチコピー機で入金して使う
・ バーチャルカード(券面がない)のため、タッチ決済で使う
・ iDにセットしてもポイント不付与となったので使わないこと
・ ポイントをもらうためには、LINE公式でのエントリーが必要
・ ポイント上限は月1,000まで(決済基準では3万3,334円)
月3万円LINEプリぺを使っていくと、毎月900円相当のLINEポイントがたまります。
金銭チャージ式のため決済原資が前払いとなりますが、使い心地は悪いものではありません。
このカードのおかげで、タッチ決済不可のスーパーは利用回数が減っていきそうです。
筆者(Google Pay)は三井住友カードのタッチ決済と使い分けるため、タッチ決済をこう利用しています。
・ タッチ決済のメインカードは三井住友カード
・ 三井住友カードの特約店以外でタッチ決済する際は、「Googleウォレット」を開き、LINEプリぺを開いてからタッチする
(2) LINE Payを月1万円まで使おう
「月500円」と「還元率5.0%」では、どちらがすごいと感じるでしょうか。
月1万円利用する場合は同じなのですが、500円と聞くと少額に感じるかもしれません。
ですが、月500円(LINEポイントで付与)は年6,000円です。
筆者も毎月欠かさず上限まで使っています。
この決済が「LINE Pay × Visa LINE Payクレジットカード(p+)です。
LINE Payでチャージ&ペイができる組み合わせです。
なお、「p+」の付かないカードはLINE Payと組み合わせても無意味(ポイント付与なし)になっているのでご注意ください。
LINE PayはPayPay加盟店で使えるため、タッチ決済よりも利用可能店舗が多くなっています。
例えば、オーケーです。
ただし、PayPayストアスキャン方式の店舗はだめです(例:イオン系、スーパーオオゼキ、コモディイイダ)。
PayPayユーザースキャン方式(利用者自身がQRコードを読み取る)のお店では、LINE Payが使えます。
オリンピックや、スーパーベルクス等です。
(3) 店舗系決済を特定日に使おう
決済方法を変えるだけで、月4万円の利用で800ポイントになることを確認しました。さて最後に、従来からある「特定の日に特定店舗で決済する」方法です。
このような例です。
カッコ内は特定日です。
・ イトーヨーカドーでセブンカード・プラスやnanaco(8の日)
・ イオン系でイオンカードやWAON(20日、30日)
・ マルエツでマルエツカード(日曜日)
・ アピタ、ピアゴでUSCカード(9の日)
・ カスミでカスミカード(水・金)
・ いなげやでing・FANVカード(第3日曜日)
上記に関してはいずれも5%オフです。
このぐらいの数字だと、キャッシュレスによる工夫の大部分より高い割引になるため、特定日に関してはLINE決済2種類を封印して系列の決済で支払うのがいいわけです。
筆者もイトーヨーカドー、イオン、マルエツを使っています。
「今日は18日なのでイトーヨーカドーへ行こう」となるのです。
ですが、落とし穴もあります。
このような組み合わせの決済を、特定日以外にも使ってしまう人も多いのではないでしょうか。
「このお店ではこれ」と決めておくので楽ですし、トクのように感じるでしょう。
ですがおおむね錯覚です。
同じスーパーでも決済は使い分けたいものです。
LINE決済2種類と、特定日の系列カードで最大限にお得な生活を
タッチ決済可能店舗であれば、3種類の決済で盤石です。
LINEプリぺの3%、LINEクレカ(p+)の5%は圧倒的な実力です。
もちろん他にもお得な決済は多数ありますが、レベルがまったく違います。
上記3種類をクリアした後に使ったほうがいいでしょう。
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