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100均のワッツにある660円の「ビニール折りたたみ傘」が新しい!メリット・デメリットを使って検証


100均のワッツにある660円の「ビニール折りたたみ傘」が新しい!メリット・デメリットを使って検証
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天気の急変でビニール傘を買ったことのある方も多いと思います。

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ビニール傘はどこでも買えて手軽、さらに透明で視界を遮らない点が魅力です。

ビニール傘タイプの折りたたみ傘をワッツで発見しました。

100円ショップファンの間で話題になったこちらの商品。

詳細をレビューします。

情報は調査時のものであり、内容やデザインなどが変更となっている場合があります。使用感などについては筆者個人の感想です。なお店舗により取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認ください。また取扱説明をよくご確認いただき、注意してご使用いただけますようお願い申し上げます。

透明ビニール傘って今までなかった感覚です

ワッツで購入!「透明折りたたみ傘」

透明で折りたたみって新しい(執筆者提供)

こちらの透明折りたたみ傘、ダイソー・セリア・キャンドゥに続く第4の100円ショップと言われる「ワッツ」で購入しました。

価格は税込み660円と、やや高めの値段設定となっています。

カバーを外したビジュアルはこちら(執筆者提供)

サイズは筆者がはかってみたところ、ストラップを除いて約26.5cmでした。

開いた時のサイズは55cmと記載がありました。

開いた姿がこちら(執筆者提供)

開いたところはこちらの写真の通り、8本骨の傘です。

骨はシックな黒色です。

骨が黒いとけっこう目立つ(執筆者提供)

写真のものは黒色です。

白色も販売があるようですが、筆者が訪れた店頭では黒色しか残っていませんでした。

白色は人気の可能性が高そうです。

また店頭では確認できませんでしたが、ワッツのオンラインショップでは、アウトレット・数量限定品としてブルーとパープルも販売されていました。

材質は生地がPOE、骨組みは黒メッキのスチール、ハンドルはポリプロピレンです。

重さは筆者が家庭用はかりではかってみたところ、本体だけで約309gでした。

自動ではなくボタンを押したまま押し開くタイプですが、やや力がいる印象です。

一般的な長傘のビニール傘は、一枚の大きなビニールで作られていますが、こちらの製品は複数枚のパーツからなっています。

ビニール生地同士をバイアステープで縫製してつないでいます。

ビニール生地同士をバイアステープで縫製してつないでいる(執筆者提供)

ハンドルは円筒ではなく両側が削られた楕円のような持ちやすい形になっています。

ハンドルには短いストラップがついています。

ただし、ストラップは手首が入るほどのサイズではありませんでした。

ハンドルにはストラップもついている(執筆者提供)

同じビニール素材の長方形のケースがついています。

同じ素材と思われるバイアステープで縫製されています。

使ってみた感想

つづいて、使用してみた感想をお伝えします。

雨の中の使用感

使用感としては申し分ありませんでした。

ビニール製なので、視界が広く確保できます。

そのため、雨の日でも視界が悪くなることがなく、安全に歩けそうです。

開いた瞬間に裂けてしまった、というような残念な結果にもなりませんでした。

通常の雨であれば問題なく使用できそうです。

普段軽い折りたたみ傘を使用している筆者の体感としては、少し重く感じられました。

こちらの傘は先ほど申し上げたように、約309gです。

筆者がいつも使っている折りたたみ傘は、150g程度。

やはりやや重い気がしましたが、その分しっかりしているな、という印象を持ちました。

シャワーをかけてみた

通常の雨であれば問題なかったので、浴室でシャワーを強めに数分かけてみました。

水圧に負けて裂けてしまう、じゃばじゃばと漏れてしまう、といったことはないのですが、やはりバイアステープは布地であるため、長傘のビニール傘ほどの完全に防水はできません

縫い目をぐっと押すと、水が染み出してしまうことも。

ただこれはビニール製でない一般的なポリエステル生地の折りたたみ傘などでも同じだと思いますので、仕組み上ある程度は仕方がないでしょう。

ビニールケースはどうか

付属していたビニールケースに入れて持ち歩くのですが、こちらの袋に水を入れてみたところ、バイアステープで縫製された部分からじわじわと漏れてしまいました。

少量の水であれば問題はなさそうですが、やはり完全な防水ができるものではありませんので、使用後にバッグに入れて持ち運ぶ時は、注意が必要です。

使用後の感想

ビニール傘のため、閉じるのにはかなり時間がかかり、かなり丁寧に手で整えないとストラップで閉じられませんでした。

たたむのが難しかった…(執筆者提供)

布に比べるとごわごわとした質感のため、折りたたむ際の折りジワのつきにくいことが原因の一つかもしれません。

使用を重ねていくうちに、たたみやすくなることもあるかもしれませんが、数回の使用では難しいようでした。

やはりビニール製のため、乾かすのには少し時間がかかりました

水を入れてみたあとのケースも、同様に乾くのに時間がかかりました。

使ってみたあと、数日置いて再度開いてみましたが、問題なく開けました。

POE製のためか、必要以上にビニール同士がくっついて開かない、といったことはありませんでした。

全体的な評価

ビニール傘であるがゆえ、メリットとデメリットが拮抗、という印象です。

透明な素材で視界が広いため、雨の日でも安全に歩ける点は非常に大きなメリットです。

ただその分、たたみやすさや乾きやすさが感じられませんでした。

その点がデメリットと言えるでしょう。

コスパ

大手ショッピングサイトで「折りたたみ傘 ビニール」で検索してみたところ、同様の透明なビニール傘の最安値は、なんと税込み1,000円を超えていました。

また、高級な製品になると税込み3,500~1万円を超える製品もあるようです。

ワッツで購入できた透明折りたたみ傘はかなりお得製品と言えそうですね。

ただ、やはり一般的な折りたたみ傘は大手傘ブランドの製品だと、大手ショッピングサイトで検索した結果、税込み770円程度で手軽に購入できます。

長傘に比べてビニール傘は安い傾向にあるため、「安くてお得」という印象が強いでしょう。

しかし、折りたたみ傘は大手メーカーのかなりお手頃価格の製品が有名です。

そのため、こちらの透明折りたたみ傘の税込み660円は、折りたたみ傘そのものの価格としては通常程度と言えそうであり…。

やはりビニール傘であることに大きなメリットを感じた場合のみ、魅力となるようです。

こんな人におすすめ

ワッツの「透明折りたたみ傘」の1番のメリットは、視野が確保できるということです。

たとえば強い雨などの際、傘を前に傾けて、つい体が濡れないようにした経験はないでしょうか。

そうするとどうしても傘が視界を遮ってしまうため、危険です。

しかしこちらのビニール傘であれば、濡れずに視野を確保できます。

その他広い視野を必要とするお仕事などの場でも活躍しそうです。

また視野の広いビニール傘は気に入っているけれど、ビニール傘は間違われやすく、取り違えられて失くしてしまうことが多いもの。

目的地に着いた時にビニール傘を傘立てに入れておいたところ、帰る時に傘立てを確認したがなくなっていた…、という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

こちらの透明折りたたみ傘であれば、持ってきたあともバッグにしまっておけるので、傘立てで取り違えられ、紛失してしまうことはありません。

メリットに共感した人はぜひためしてみよう

今回は、ワッツの透明折りたたみ傘を紹介いたしました。

価格はやや高価格帯の660円です。

100円ショップとは思えないしっかりとした作りで、使用感も安定していました。

持ち手にストラップがついているなど、細やかな工夫がありがたいです。

ビニール製なので、雨の日でも傘が視界を遮らず快適です。

ただし、たたみにくさや乾きにくさといった、ビニール傘であるがゆえの気になるポイントがあるのも確かです。

ビニールタイプの折りたたみ傘としてはかなり低価格なので、ビニールタイプの折りたたみ傘を試してみたい人には購入の選択肢としては大ありです。

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