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【1月権利確定】株主優待銘柄3選 配当金が少ない月をカバーする筆者のワザも紹介


【1月権利確定】株主優待銘柄3選 配当金が少ない月をカバーする筆者のワザも紹介
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1月に株主優待の権利がある銘柄は少ないため、年間で見ても配当金が少なくなりがちな問題点があります。

筆者は株主優待だけでなく、他の金融商品も取り入れてカバー。

株主優待銘柄のほか、実践するワザも紹介します。

1月に株主優待の権利がある銘柄は少ないです

ミサワ <3169>

インテリアショップunicoを運営するミサワ <3169>の最低購入価格は6万4,600円(100株買付時)、配当利回りは1.55%です。

【優待内容】

ミサワの優待内容

≪執筆者撮影≫

株主優待は、unicoオリジナル株主限定商品で5,000円相当。

前回、バスギフトセットをもらいました。

100株以上だと3年以上継続保有が必須、300株以上だと期間の定めなしという独特の条件があります。

いずれかを選べました

≪画像元:ミサワ

2023年1月期は、「unicoオリジナルバスギフトセット」、「unicoオリジナル九谷焼豆皿4枚セット」、「unicoオリジナルクッションカバー&中材セット」からいずれかを選べました。内容は毎年変わります。

内容は毎年変わります

≪画像元:日経会社情報

1月の優待内容は、「タオルセット」、「バブーシュ」、「unico5,000円優待券」で、優待券はunicoやオンラインショップでも使えるとわかりました。

不二電機工業 <6654>

機械メーカーの不二電機工業 <6654>の最低購入価格は34万4,400円(300株購入時)、配当利回りは3.05%。

【優待内容】

不二電機工業の優待内容

≪画像元:不二電機工業

不二電機工業の株主優待は、300株以上で3年未満500円、3年以上1,000円のQUOカード。

500株以上や1,000株以上など、保有株数に応じて額が増えます。

年2回、1月と7月にもらえますが、実は2022年7月より株主優待は改悪となっています(変更前は100株保有でもQUOカードがもらえていました)。

ナイガイ <8013>

靴下メーカーのナイガイ <8013>の株主優待は、オンラインショップで使えるポイントです。

最低購入価格は2万6,900円、配当利回りは0%。

【優待内容】

ナイガイの優待内容

≪画像元:ナイガイ

100株2万円と5万円未満で買え、100株以上1,100ポイント、200株以上2,200ポイントと株数に応じて増えます。

ただし、継続保有6か月以上の条件が必要です。

無配なので株価が優待頼みであることに不安はありますが、株主優待を使用時には配送無料になる点などもあり株主優待を使いやすい配慮があります。

また、ポロ・ラルフローレン、ランバン、ラコステ、カルバンクライン、FILA、ジェラートピケなどのブランド商品も手掛けている点にも注目です。

注意点:1月権利だけではもらえない株主優待銘柄がある

ダイドーグループホールディングスの優待内容

≪画像元:ダイドーグループホールディングス

1月の株主優待として有名なのはダイドーグループホールディングス <2590>で、大きな箱に入った自社商品詰め合わせが届きますが、「毎年1月20日で1単元(100株)以上の保有かつ、半年以上継続して株式を保有の株主」が対象なので、2023年7月20日で株主になっていないと株主優待品がもらえません。

このように、株主優待の流れとして、長期保有者に贈る企業が増えてきました。

コーセーアールイー <3246>でも、保有継続期間1年以上が条件。

紹介したナイガイ <8013>も半年以上保有条件があり、今後は株主優待の「長期保有」も視野に入れていかなくてはいけません。

1月の株主優待銘柄は少ないから…

株主優待の権利月として一番多いのが3月で、1月を権利月にしている企業はかなり少ないです。

あっても値がさ株(株価水準が高く50万円以上必要)があるほか、優待廃止すると株価暴落リスクが高い無配の株もあります。

筆者は「毎月優待生活」や「毎月配当生活」を目指しているものの、1月権利の配当金は少ないです。

≪執筆者撮影≫

筆者は配当金実績をエクセルで作成していて、こちらは2023年の実績です。

見ると、1月権利である4月受取配当金は他の月、特に3月権利である6月の受取配当金と比べてかなり少なくなっています。

J-REITと組み合わせする方法も

筆者が取り入れている組み合わせ内容

≪画像元:J-REIT

筆者が取り入れているのが、1月7月権利のJ-REITとの組み合わせです。

J-REITは日本のマンション、オフィスビル、商業施設などに投資して賃貸収入や売買益を分配する金融商品で、金融商品によって商業施設に投資するもの、ホテルに投資するもの、物流施設に投資するもの、複合型や総合型があり、利回りも4%や5%台(税引前)のものがあります。

もちろんリスク商品ではありますが、1月のような株主優待の権利が少ないタイミングで取り入れてみることはよいと個人的に感じています。

筆者はJ-REITの分配金も組み合わせながら安定した「毎月配当生活」を目指しています。

1月の株主優待銘柄をチェック

新NISAが始まる2024年、1月の株主優待の権利確定銘柄は少ないのですが、興味を持ち、調べてみることで投資の第一歩を踏み出せる気がします。

株式投資は売買益だけでなく、筆者のように年間でコンスタントに株主優待品や配当金を受取るスタイルもあります。

配当金や分配金などインカムゲインを受け取ることで毎月のお小遣い(時にはボーナス)がもらえます。

各自、思い描くゴールに向かっていきましょう。

※最低購入価格・配当利回りは2023年12月14日終値

※購入手数料は含まれていません。

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