「副業副業っていうけど、実際残業したほうが社内評価も高まるし得じゃない?
残業代の時給を計算したら、下手な副業より稼げるよ。」
よく副業と残業の比較で、上記のようなやり取りを見かけることがあるでしょう。
果たしてどちらが良いのでしょうか。
副業と残業って実際のところどっちが得?
残業していたけどやめた人の話を聞きたい
筆者は副業で本業以上に稼いでおりますが、実際のところどちらが得とはハッキリ断定できません。
残業を頑張った結果、認められて昇進する話も嘘じゃないでしょう。
筆者の経験を踏まえ、残業と副業どっちが得なのか判断できるようにまとめました。
将来性を考えてみる
筆者は以前、残業しやすい環境だったのでかなり残業をしておりました。
やることは無限に出てくる雑務ばかり。
飽き飽きするレベルのものばかりです。
自身の環境に当てはめてみて、もし結果に直結するような業務であれば取り組んでみるとよいかもしれません。
例えば
残業をして営業件数を増やす
資料作りを完璧にする
結果として昇進や給料が上がるなら、その時間を投下した分だけの価値があります。
将来性があると言えるでしょう。
しかし筆者は結果的に、その場しのぎで無駄な残業代を稼いでいました。
お金にはなっても「残業をやめたら終わり」というその行動は未来へつながりません。
そこで残業はやめて副業に挑戦してみたところ、早くも数か月で月収1~2万円が達成できました。
さらに取り組めば、月収5万円が見えてくる…。
同じ時間を投下して、どちらが未来を感じるか。
残業代で月に5万円稼ぐのと、副業で5万円稼ぐのはまるで意味が違います。
ぜひ残業をやるか副業に挑戦するか、将来性という観点で取り組んでみてください。
将来性があると感じるほうに時間を投下するのが吉
実際に筆者が挑戦してみて、間違いなく副業のほうが儲かる!と考えました。
とくに大きいのは「スキル、経験値の蓄積」です。
残業で得た知識やスキルは、あまり将来的な収入を生みません。
なぜなら簡単に小銭を稼げるからです。
必要な残業、成長を感じられる時間の使い方であれば将来につながるでしょう。
脳停止でだらだらと時間を過ごせば、割増賃金の残業代が入ってくる。
一見効率よく見えても時間を無駄にしています。
同僚もひたすら残業代を稼いでおりましたが、副業に挑戦し始めた筆者のほうが今では稼げています。
年収ベースで倍以上になりました。
本業でも残業により、成果を上げて年収アップした方もいらっしゃるでしょう。
このあたりが人によって副業が得なのか、残業が得なのかが分かれるところです。
今ラクになるのは間違いなく残業
正直なところ、脳停止で手っ取り早くお金を増やせるのは残業です。
筆者も迷うぐらいなら、まずはもらえるお金を増やそうと考えました。
しかしほぼ確実に「ダラダラしてしまう」のは避けられませんでした。
勤務時間が終わって定時で帰る方がいなくなり、いつものメンバーでダラダラし始める…。
この時間で割増の残業代がもらえるなんて、控えめに言っても最高だ!なんて思ってしまうかもしれません。
得体のしれない副業よりも即金性がありますし、
残業をしている=頑張っているイメージ
を植え付けることもできるでしょう。
筆者も経験上、そのメリットは大きいなと感じていました。
理解していて活用するなら問題はありません。
将来独立を考えるなら副業
副業ではスキルと経験値の蓄積がダイレクトに活きます。
妙な社内政治に付き合う必要はなく、直接感謝される力を研ぎ澄ませていけば良いだけです。
個人的な感覚として、「上司からはよく思われないけどお客様から深く感謝されることが多い」と実感する方は独立適性があるかもしれません。
誰よりもお客様のことを考えられますし、邪魔も入らず、その行動が収入に直結します。
筆者はいつでも独立できる状態ですが、あえて副業、複業という働き方を選択しました。
収入は確実に安定しますし、いつでも辞められる状態です。
そういった選択できる状態にいるのも、副業をやっているからこそ。
道のりは長いですが、適性がある方は非常におすすめです。
残業と副業どちらをやろうか迷う際の注意点
残業と副業どちらをやろうか迷っている方は、ぜひ「思っていることと行動を一致」させるように注意してください。
記事内にも書いてある通り、筆者は初期のころに残業を優先していました。
単純にお金が欲しかったからです。
しかし残業時間が増えるにつれて、一時的な収入アップだけじゃツラいと思い始めています。
ずっと残業し続けなきゃいけない…と思ったからですね。
同じ時間を投下するなら「より収入は多く、よりラクに。」と考えました。
こう思うなら出世して年収アップか、自分で事業を営むかどちらかになるでしょう。
そう思っているのにいつまでも出世する見込みのない残業をしていては、まったく意味がありません。
ぜひ自分の思っていることと行動が一致しているか、自分を見つめ直してみてください。
思考と行動が一致しないと、自身を延々と苦しませる要因になります。
挑戦した上で比較がおすすめ
副業と残業は、その人に合う範囲で得だと思うほうを選択したほうが良いでしょう。
筆者は残業で過ごす時間が無駄に感じられ、副業で過ごす時間のほうが楽しくて収入に直結しました。
結果として残業はやめています。
筆者の周りでも残業をたくさん行い、現在では会社の代表となった友人もいました。
自分に合う方法で取り組んでみてください。