ユニクロで久々に買い物をしました。
三井住友カードのブラックフライデーは「5万円使って1000ポイント還元」 電子マネー・決済アプリへのチャージも対象
アプリのUNIQLO Payは用意していますが、スマートフォンの買い替えに伴いセットしたクレジットカードがクリアされてしまっていたため、これで支払うのは諦めました。
とっさにPayPayで支払ったのですが、では一体なにで支払うべきだったのかというのがテーマです。
最近は、店舗系列の決済がベストといえない事例が増えました。
ユニクロでの支払い方を検証してみます。
UNIQLO Payは還元の点からはメリットなし
かつてUNIQLO Payで決済したことがあるのは、アプリ登録すると500円分のクーポンがもらえたからです。
2023年11月現在でも500円クーポンは実施中です。
さらに2023年5月、2週間に渡って三井住友カード(とセディナ)のキャンペーンがありました。
UNIQLO Payに三井住友カード(またはセディナのカード)を登録して5,000円以上決済すると、1,000円分のVポイントがもらえるというものです。
これも達成し、先日1,000円分のVポイントを受け取りました。
この種のキャンペーンは今後もありそうです。
ただ平常時について、UNIQLO Payで支払うメリットはあるかというと、少なくともキャッシュレスでお得を考える観点からは、ありません。カードの還元率そのままだからです。
ユニクロ公式の言うUNIQLO Payのメリットは、次のとおりです。
・ アプリが財布になる
・ チャージ不要(クレジットカードと銀行口座紐付け)
・ 店舗とオンラインで利用可
・ ユニクロとGUで使える(ジーユーオンラインは不可)
・ 利用後お
これだけです。目新しい内容は皆無です。
わずかに、銀行口座の残高で買い物をしたい人が、デビットカードを持たず決済できるというメリットはありそうです。
もっともデビットカードで決済すれば還元があるわけで、銀行口座によるUNIQLO Pay払いはすなわち機会損失です。
ユニクロ会員証としてはよし
UNIQLO Payに決済面でのアドバンテージはありません。
ですが、会員証としては、店舗で提示する価値はあります。
といって独自ポイントがたまるわけではないのですが、提示によってクーポンが発行されることはあります。
ただし「何回提示すればなにがもらえる」という具体的な関連はありません。
アプリは無料で使えるので、出さないよりはマシとはいえます。
駅ビル×楽天ペイ(楽天キャッシュ)に注意
今回の買い物は駅ビル(アトレ)内店舗でしました。
一瞬楽天ペイを出そうとして、「楽天ペイはユニクロでポイントがつかないはず」という情報を思い出したので、やめたのです。
結果的には正解でしたが、ちゃんと調べ直してみるとその根拠は不正確でした。
・ JR東日本駅ビル店舗では、楽天キャッシュ払いの1.0%は付与されない
・ ユニクロ全店で付与されないわけではないが、JR東日本の駅ビル店舗はまず対象外
・ 楽天キャッシュでなく、楽天カード等のクレジットカードを紐付けて支払えば、クレジットカード分のポイントは付く
筆者の楽天ペイは「楽天キャッシュ」払いをデフォルトにしていますので、駅ビル店舗では確かにポイント付与なしでした。
ちなみに先日、やはりポイント対象外の「オーケー」でうっかり楽天キャッシュ払いをしてしまい、落ち込みました。
地域還元でもないときの楽天ペイは危険です。
だからといってカード紐付けで使うぐらいなら、価値がありません。
駅ビル店舗でよかったことがひとつあり、JREポイントをアプリ提示でつけてもらえました(1.0%)。
ユニクロの最適決済を考える
ユニクロで使える決済は、UNIQLO Payのほか次のとおりです。
商業施設内テナントなど例外はありますが、ユニクロ公式から発表している原則使える決済です。
・ クレジットカード(アメックスは国内発行カードのみ)
・ デビットカード(J-Debit不可)
・ 電子マネー(iD、QUICPay、楽天Edy、交通系、nanaco、WAON)
・ QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、d払、au PAY、メルペイ、Smart Code等)
主要決済はおおむねOKですが、LINE Payが使えません。
したがって、5.0%還元のカード、Visa LINE Payクレジットカード(p+)の出番はありません。
楽天ペイは使いたくない
筆者は「エポスゴールドカード(年間100万円利用)」→「楽天Edy」→「楽天キャッシュ」というルート(Android限定)により、楽天ペイが常時還元率2.5%で使えます。
ですがユニクロで楽天ペイは、使いたくありません。
駅ビル以外にも楽天キャッシュがポイント対象外となるお店が多く、筆者の自宅近所の路面店も同様です。
たまたま訪れたユニクロが、ポイント対象店舗かどうかを調べてまで使いたくはありません。
この点、楽天Edyがいいなと思います(前述の駅ビル店舗は不可)。
楽天Edyは利用による0.5%と合わせ、2.0%の還元率となります。
ただ、エポスゴールドカードユーザー以外には、おすすめの根拠はありません。
エポスゴールドユーザーでiPhoneユーザーの場合、楽天カード付帯のものなど、カードタイプ楽天Edyを使う必要があります。
おすすめ決済
特殊な環境でなくても、組み合わせ次第で優秀な決済をご案内します。
・ QUICPay × セゾン・アメックス … 2.0%(年間30万円の決済まで)
・ Visa LINE Payプリペイドカード × スマホタッチ決済 … 2024年1月10日から3.0%(月3万3,334円の決済まで)※1月9日までは2.0%
・ モバイルSuica × ビューカード … 1.5%
・ au PAY × Orico Card THE POINT Mastercard … 1.5%(チャージ上限月5万円まで)
これらは、どのお店でも有利な決済です。
一周回ってUNIQLO Pay
実際にいろいろ考えてみました。
筆者の持っている環境では、「QUICPayとセゾン・アメックス」がメリット大です。
それから駅ビル以外のユニクロでは、楽天Edyです(エポスゴールドカードからオートチャージ)。
さて、いろいろ考えてみましたが、結局はUNIQLO Payで良かったのではないかという気がしてきました。
春のキャンペーン時にセットしていた、三井住友Oliveゴールドでの支払いとなります。
エポスゴールドと同様、三井住友Oliveゴールドも、年間100万円利用を前提にすると実還元率1.5%です。
楽天キャッシュのポイント付与対象外店舗で失敗するぐらいなら、このほうがいいと思います。
なによりも、「ユニクロはUNIQLO Pay」というのはわかりやすくシンプルです。
格別お得ではないことを受け入れた上、さして損でもないので、今後もUNIQLO Payを使って行こうと思います。
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