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マクドナルドの共通ポイント(楽天・d)廃止対策は「モバイルオーダー」 


マクドナルドでは楽天ポイントまたはdポイントを付けてもらえますが、ポイント付与が2024年1月14日に終了します。

来年とは言わず、今からのマクドナルドの決済について考えます。

ポイント付与がなくなっても、決して悪いニュースというわけではありません。

基本的にはモバイルオーダーを使っていきましょう。

モバイルオーダー

10/10でd払い(iD)が新規申込終了 期限内の手続きか、「dカードのiD」へ乗り換えを

マクドナルド「共通ポイント付与廃止」の影響は小さい

共通ポイントは生活に欠かせない存在ではありますが、ポイント還元率でいうと0.5%に過ぎません。

200円の決済ごとに、1ポイントたまるだけです。

付けられるなら付けたいのは当然として、なくなってもがっかりすることはありません。

これを機にマクドナルドの決済方法を、快適でお得なモバイルオーダーに変えていきましょう。

モバイルオーダーの場合、共通ポイント付与はありませんでした。

これからは、「ポイントが付けられなくて損」という気分を味わわずにモバイルオーダーが使えるようになります。

マクドナルド窓口にQRコード決済導入

先行してマクドナルドの一部店舗で実施されていたQRコード決済が、2023年10月2日から、基本全店舗に導入されました。

やっとPayPayが使えるようになったと歓迎している人もいるでしょうが、これは損する支払い方法です。

理由は、

  • すでにモバイルオーダーで、QRコード決済は導入されている(そちらのほうが圧倒的に楽で、かつ還元の程度は同一)
  • 窓口で注文するのなら、スマホタッチ決済で7.0%以上の還元になる三井住友カードを使うのがいい
  • 窓口で他にはSAISON GOLD Premiumもポイントアップ対象(最大5.5%)

わざわざ混雑する窓口に並んでQRコード決済を使うメリットは、ありません。

今後、PayPayやau PAYで使える窓口用クーポンが出そうですが、これらも(ソフトバンクのクーポンを除き)、三井住友カードのスマホタッチ決済にはかなわないでしょう。

今後共通ポイントが廃止になるなら、なおさら窓口は使うべきではありません。

窓口が空いていれば(決済により)メリットあり

筆者も、朝マックの時間帯など窓口に人がいなければ、そちらでオーダーして三井住友カードスマホタッチ決済することはあります。

筆者の場合9.0%還元で、得した気分です。ですが決して昼には並びません。

タッチパネル式のオーダー機のある店舗では、モバイルオーダーでなくこちらを使うことが多いです。

タッチパネル式オーダー機のメリットは、

  • マクドナルド公式クーポンが使える
  • 三井住友カードやSAISON GOLD Premium等、還元率の高いクレジットカード決済も可
  • 番号の書かれたテントをピックアップすることで、席まで食事を持ってきてもらえる(準モバイルオーダーといえる)

タッチパネル式オーダー機のデメリットは、

  • 全店にあるわけではない
  • 窓口に並ぶのを回避する手段として人気で、混んでいることが増えてきた
  • LINEやYahoo!のクーポンは使えない

特に三井住友カードユーザーに関しては、ポイント還元の多いオーダー機も併用する価値が大です。

三井住友カードでもSAISON GOLD Premiumユーザーでもないのなら、オーダー機を使う理由は大きく落ちるでしょう。

最近のマクドナルドではユーザーが二分されている ぜひ勝ち組へ

筆者の体感ではもう半数程度はモバイルオーダーを使いこなしていて、次から次へとスタッフが食事を運んできます。

実にスマートな光景です。

いっぽうで、お昼どきには窓口に長蛇の列ができています。

高齢者や学生だけでなく、他にもあらゆる年齢性別の層が列を作っています。

店内飲食の場合は注文後さらに待ち、やっと出てきた食事を席に運ばなくてはなりません。

時間の著しいムダだと思いながら眺めています。

人気飲食店の行列と異なり、並ぶ意味はありません。

老若男女問わず、快適なほうに移ればいいのにと思わずにはいられません。

特にマクドナルドのモバイルオーダーは、操作が簡単です。

テイクアウトの場合も、事前に注文してからお店に向かえばぐっと楽になります。

モバイルオーダーを始めるのは簡単

現金払いしかしていないキャッシュレス弱者でない限り、マクドナルドのモバイルオーダーはすぐ始められます。

「マクドナルド公式アプリ」をダウンロードし、個人情報を入力するだけです。

クレジットカード番号は入力しなくても構わないので、学生でも利用可能です。

ブラウザでもモバイルオーダーが使え、この場合個人情報入力は不要です。

マクドナルド公式アプリを持っていても、LINEクーポンからモバイルオーダーの際はブラウザでの注文となります。

店舗と注文を決め、受取方法(テイクアウト、テーブルで受取りのいずれかが基本)を選び、支払い方法を選択するだけです。

店舗飲食の場合、机に貼られた番号を入力すれば、席まで注文が届きます。

支払い方法は、次のいずれかです。

  • PayPay
  • d払い
  • 楽天ペイ
  • au PAY
  • LINE Pay
  • クレジットカード
  • Apple PayまたはGoogle Pay

店舗と異なるのは、LINE Pay、クレジットカード、Apple PayまたはGoogle Payに登録の支払い方法もOKの点です。

モバイルオーダーを悪者にしてはならない

世の中が便利になると、今度はシルバー層等の弱者がないがしろにしているという議論が起こりがちです。

マクドナルドのモバイルオーダーのようなわかりやすい仕組みに対し、このような一方的な意見をぶつけないで欲しいものです。

席に座ってゆっくり自分のスマホを操作できるモバイルオーダーこそ、むしろ万人に優しい方法だと考えます。他人に気を遣う必要もありません。

支払い方法についても、子供世代が家族カードをアプリにセットしてあげればいいのではないでしょうか。操作の多いQRコード決済より簡単に支払えます。

かつて、牛めし・松屋の券売機が難しすぎるという問題がありました。

この際も、モバイルオーダーこそ弱者の見方だと筆者は考えています。

共通ポイント廃止をモバイルオーダーのきっかけに

ポイントが大事すぎ、あえて混雑するマクドナルドの窓口に並んでいたという人もいるかもしれません。

ポイント付与廃止はいいきっかけです。

ぜひ快適でメリットの高いモバイルオーダーに移行しましょう。

窓口はむしろ、三井住友カードユーザーの裏技ぐらいに考えておけばいいのではないでしょうか。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)

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