小腹が空いた時やお酒のお供として欠かせないスナック菓子。
従来であれば、いつでも食べられるようまとめ買いして常にストックしていた方も多かったのではないでしょうか。
しかし、最近では1袋買うかどうかも迷ってしまうほど、各メーカーが相次いで値上げを発表しています。
買わずに我慢しようと思っても、我慢してばかりではご自身や家族みんなのストレスになってしまうのでどうにか対策を練りたいところですよね。
そこで今回ピックアップするのはダイソーで発売中の電子レンジチップスメーカーです。
思い立った時に無理ない予算で自家製チップスが作れると共に、油を一切使用しないので健康面においてもうれしいキッチングッズです。
こちらではダイソーの電子レンジチップスメーカーで4種類の食材を試してみた結果、どのような味と見た目に仕上がるのか比較検証してみました。
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【ダイソー】電子レンジチップスメーカーの基本的な使い方
≪執筆者撮影≫
こちらがダイソーの電子レンジチップスメーカーです。
円形状のキッチングッズで、電子レンジのターンテーブルにスッポリと収まるようになっています。
電子レンジチップスメーカーに並べられる野菜もしくは果物の重量は大体100g程度。
じゃがいもだと約1個分が目安です。
キッチンスケール等でチップスにしたい各食材を量りながら、パッケージ裏に記載されている表を参考に、ワット数と重量に合わせて電子レンジで加熱していきましょう。
4種類の食材をチップス化! 仕上がりと味について比較検証
まずは王道中の王道の野菜チップス、ポテトチップスから作っていきたいと思います。
厚みは1.5~2mm程度が目安で、スライサーを使うことで効率良くカットすることができます。
スライスしたらキッチンペーパーで1枚ずつ水気を拭き取りましょう。
電子レンジチップスメーカー本体にスライスしたじゃがいもを満遍なく立てたら、いよいよ加熱していきます。
パッケージ裏の説明書きを参考に、600Wで8分間加熱してみました。
8分間加熱したものがこちら。
しっかりと水分が飛び、カリッと良い感じに仕上がっています。
割れないよう注意しながら、1枚ずつ取り出してお皿に盛り付けていきましょう。
電子レンジチップスメーカーで作ったポテトチップスは、カルビーの大人気商品“堅あげポテト”のようなイメージ。
カリカリ&ザクザクとした強めの食感で、ついつい手が止まらなくなるおいしさです。
シンプルに塩だけでもOKですが、一緒に黒胡椒を振りかけて食べるのがおすすめです。
続いて試してみたのはさつま芋。
今が旬ということもあり、ビッグサイズのさつまいもがスーパーに沢山並んでいました。
さつまいももじゃがいもと同様に、600Wで8分間(約100g分)加熱しました。
家族にはおいしいと好評でしたが、口の中の水分を持っていかれるようなゴワゴワとした食感だったため、個人的にはもう少し水分が多い品種のサツマイモを使っても良かったかな?というのが正直な感想です。
味つけは塩と砂糖を1:1で振りかけるのがおすすめです。
電子レンジチップスメーカーは、半端に余らせている野菜を大量消費したい時にも役立つのではないかと思い、どこのご家庭にも常備されている定番野菜、人参も試してみました。
切り方は3~4cm程度の長さにし、薄切りにすると上手く並べやすいです。
600Wで7分程度(約100g)加熱するとこのような仕上がりです。
加熱時間6分の時点ではまだしなしなの状態だったので、そこから様子を見ながら20秒ずつ、3回に分けて加熱することに。
結果としては、食感的にはバッチリでしたが、中心部分が黒くなってしまったり、人参特有の甘みが飛んでいたりと残念ながら味そのものはおいしいと思えませんでした。
工場等で取り扱いがある特殊なマシンでない限り、家庭向けの電子レンジでチップスにするにはあまり向いていない食材かもしれません。
最後に作ったのはりんごチップスです。
皮付きのまま加熱すると、見た目も綺麗に仕上がります。
りんごチップスの加熱時間は約10分半程度。
説明書きによると、電子レンジチップスメーカーは10分以上加熱することができないので、りんごチップスのように10分以上加熱するものは、一旦冷ましてから加熱するようにして下さい。
りんごチップスも人参と同じく、加熱時間が難しいタイプの食材で、見た目としては焼き加減に少しばらつきがありますが、味はほんのり甘くて香ばしく、とてもおいしく仕上がっていました。
時間が経つとしんなりしてくるので、でき上がってすぐに食べることをおすすめします。
電子レンジチップスメーカーで作ったチップス!どの食材がおすすめ?
<おすすめチップスTOP3>
1位:ポテトチップス
2位:りんごチップス
3位:さつまいもチップス
電子レンジチップスメーカーで今回作った野菜チップスの中でもダントツでおいしかったのはポテトチップス。
電子レンジだけで作ったとは思えないほど、市販の商品に近い仕上がりでした。
ポテトチップスの次においしいと感じたのはりんごチップス、その次にさつまいもチップスです。
電子レンジチップスメーカーで作る野菜チップスは材料そのものの水分が少なすぎても、多すぎても加熱時間が難しくなる印象だったため、生の状態でじゃがいも位の程良い水分量を含む食材(例えば蓮根、かぼちゃ等)が適していると思います。
ご自宅に手作りチップスにアレンジしてみたい野菜、果物類があればぜひ、おやつ代の節約を兼ねて電子レンジチップスメーカーを上手く有効活用してください。(執筆者: 池田 莉久)
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