ユニクロ冬の定番商品、カシミヤニット。
2003年に発売し、低価格高品質で大人気だったシリーズですが、ここ数年はちょっと品質の変化を感じています。
イチ消費者として、辛口レビューをしてみました。
※商品の品質に関する記述は、全て個人の感想です。
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年々品質が落ちている?と感じるユニクロのカシミヤニット
筆者は2012年ごろからユニクロのカシミヤニットを購入しています。
毎年の定番商品として「間違いないだろう」と信頼していました。
しかしここ2、3年は、品質が落ちてきていると感じています。
初登場は2003年。シルエットや色がだんだん増えた!
ユニクロのカシミヤニットの初登場は2003年。
実は20年も前からある定番品です。
発売の翌年には売り切れが続いたことにより大きく増産し、2012年ごろからは全国展開も始まってどんどん人気が出て今に至ります。
2023年秋冬は、3Dニット、ショートカーディガン、ケーブルニット、高級ラインのコントワーデコトニエとのコラボなど多数展開。
時代に合わせたシルエット、柄、色など研究されていると思います。
多彩な展開の一方で
ユニクロのカシミヤニットが大流行し、全国展開された2012年ごろに筆者は初めてユニクロカシミヤニットを購入しました。
その時は厚みもあり、ふわふわとした手触りで
「これがユニクロで買えるのか!」
と驚いたことを覚えています。
しかし、それから数年経つごとに、カシミヤへの感動は薄れてきています。
無印良品などのライバル店がカシミヤを売り出し始めたのも影響してか、厚みも薄くなり丈もどんどん短く、同じお手入れをしても縮んだり毛玉ができたり。
最初出会った時の感動はいったいどこへ…と思うほど変わってしまいました。
特にウィメンズのカシミヤニットは、ショート丈の流行りに合わせて最初から着丈が短く、肩幅も狭くなったのか袖丈も物足りなさを感じました。
ホームケアで大切に着るつもりが、ほんの少し縮んだだけでツンツルテンになってしまうほどです。
手触りもふわふわとは言い難く、色によってはガサガサするものもありました。
実は倍近く値段が上がっているユニクロのカシミヤニット
さらに値段も10年前より倍近く高くなりました。
昨今の繊維の高騰など、理由は納得できるものがありますが、丈も短くなって毛玉もできやすく、薄くなってしまった上に値上げされては「低価格で購入できる高品質のカシミヤ」とは言えないと感じます。
せめて丈感や手触りの変化がなければ、値上がりでも受け入れることはできるかもしれません。
ユニクロの公式オンラインストアのレビューを読んでみても、変化を感じ取っている人が散見されました。
ユニクロ以外のショップで買える「高コスパニット」を探すのも有り
魅力を見いだせなくなったユニクロカシミヤニットにこだわるよりも、ユニクロカシミヤニットと同じくらいの価格で長く着ることができる高コスパニットを探すのも1つの手です。
≪執筆者提供≫
ユナイテッドアローズやアーバンリサーチなどで毎年人気の「ハミルトンニット」は、ユニクロのカシミヤと同じくらいの価格で軽くて暖かくシルエットも綺麗。
ホームケアでも3年は外出着にできるくらい高品質な製品です。
日本製にこだわりたい方は、ニット専門ブランドから探してみるのもいいかもしれません。
ニット専門店独自の工場や縫製で、高品質なのに1万円台で購入できるものがたくさんあります。
割り切って購入か、それ以外の店で高コスパニットを
ユニクロのカシミヤは、好みの色やシルエットがあればまだ「お得」ではあります。
毎年たくさんサイズ展開もされるので、自分に合った1枚を見つけることも可能です。
ユニクロカシミヤを探す際は、辛口レビューも参考にしてみてください。
それ以外にも視野を広げて、カシミヤでなくても「暖かくて手入れがしやすいニット」を探すのも楽しいでしょう。
1万円台で品質のよいニットはたくさんあります。
冬の防寒、ファッションに欠かせないニット。
この1枚があれば冬を乗り切れる!という頼もしい相棒をぜひ見つけてください。(執筆者: 松田 潔子)
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