月会費税抜2,980円で利用できる、24hコンビニジムの「チョコザップ」。
現在CMで毎日見かけることもあり、気になっている方も多いことでしょう。
そこでチョコザップが本当にお得なのか、設備内容・セルフ脱毛・立地の面から実際に通って検証してみました。
おすすめできる方についても紹介しますので、参考にしてください。
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チョコザップの費用合計
チョコザップの月会費は税抜き2,980円です。
ひと月税抜き2,980円で、全国880店舗のどの店舗にも通うことができます。
チョコザップにはトレーニング用のマシンが数種ある他、セルフ脱毛とセルフエステ、店舗によってはゴルフ練習場も24時間使い放題です。
講師やトレーナーのいるスタジオプログラムや、プールはありません。
月会費は2,980円ですが、初月は入会金3,000円 + 事務手数料2,000円が別途かかります。
月途中の入会の場合は、初月の月会費は日割となります。
現在はスターターキットとして、体組成計とヘルスウォッチがプレゼントされ、こちらは無料プレゼントとなっています。
キャンペーンや紹介コードでさらに安くなる
2023年8月15日までは、入会金と事務手数料が0円になるキャンペーンを行っていました。
現在はこれらの費用がかかってしまいますが、今後同様のキャンペーンを実施する可能性もあるので、入会を検討している方ははチェックしておきましょう。
またチョコザップの会員から紹介を受けると、1年間月会費から300円引きになります。
リアルの知り合いの他、Twitterなどでも紹介をしてくれる人がみつかります。
入会時に紹介コードを入力する欄があるので、忘れずに入力するとお得になれます。
お得検証1:設備内容
チョコザップに設置されているマシンの種類は、大手ジムに比べてみると少なめですが、なかなか厳選された内容となっています。
横浜市内の小規模店舗の設置例
- ショルダープレス 1
- チェストプレス 1
- ラットプルダウンコンバージング 1
- ディップス 1
- レッグプレス 1
- アダクション 1
- アブダクション 1
- 腹筋マシン 1
- トレッドミル 4
- クロスバイク 4
上半身または下半身を鍛えるオーソドックスなマシンが3-4種ずつ、有酸素運動のできるトレッドミルやバイクが各4台のラインナップです。
各マシンを数十回ずつサークルし、プラスして有酸素運動がしたい場合はミルで走るか、バイクをこぐ。
これで1回30分強といったところでしょうか。
大手ジムと違うのは、より高負荷をかけられるバーベルや、トレーナーが教えてくれるスタジオプログラムがないことです。
逆にマシンのラインナップは大手ジムより台数がやや少ないものの、種類や内容は遜色ないと言えます。
検証2:セルフ脱毛
チョコザップでは、セルフ脱毛やセルフエステもサービス内容に含まれています。
チョコザップのセルフ脱毛は、1回20分の枠をアプリから時間予約して利用します。
どの店舗にも平均3台ほどの脱毛機器があるので、時間帯を選べば予約は比較的かんたんにとれます。
脱毛器の使い方はアプリ内の動画で確認できます。
脱毛したい箇所にジェルを塗り、目には保護用のサングラスをかけて、自分で照射を行います。
光の強さは4段階あり、部位ごとにおすすめの強さが表示されていますが、はじめて利用する場合は1番弱い「1」から照射することを推奨されています。
VIO脱毛は禁止、そして顔には照射できません。
私も先日はじめて使ってみましたが、安全に利用することができました。
チョコザップのセルフ脱毛はIPL方式の光脱毛で、エステサロンなどで使われている機械と同レベルです。
2-4週間に1回のペースで脱毛すると、効果が出ます。
クリニックの医療脱毛には効果が劣るものの、エステサロンと同レベルの機械があって、サービス料にコミコミなのはお得だと言えます。
セルフ脱毛サロンの通い放題コースの相場は、ひと月あたり5,000~1万円ほどですので、月額税抜2,980円にセルフ脱毛だけでなく、ジムやセルフエステまで含まれているのは破格です。
検証3:立地
チョコザップの店舗数は現在全国880店舗。
月額税抜2,980円で、どの店舗も利用できる点が画期的です。
主に駅前にあり、駐車場は備えていないケースが多いです。
私の場合自宅の最寄り駅前の店舗と、子どもの習い事の施設近辺の2か所にチョコザップがあるため、
- 駅前のスーパーまで買い物に行くついで
- 子どもが習い事のレッスンをしているときの待ち時間
このどちらかのパターンでほぼ毎日通えています。
チョコザップの月会費は1日あたりの利用料に換算すると約100円。
1回100円で、30分ほどの運動やエステができていることになります。
比較対象として、1回100円で利用できるジムと言えば、自治体の体育館などにある公営ジムがあります。
チョコザップは月会費なので、通えなかった日数分の料金はムダになってしまいますが、公営のジムは利用の都度料金を払うので無駄がありません。
公営のジムが生活圏にある方は、そちらを利用する方がお得かもしれません。
チョコザップに向いている人
- ジムには通いたいが、スタジオプログラムや高負荷のトレーニングは考えていない人
- 脱毛やエステを安く利用したい人
- 格安でゴルフの練習がしたい人
- 生活圏に複数のチョコザップがある人
- 移動手段は主に徒歩や電車の人
- 近所に公営の運動施設がない人
おすすめできない人
- ジムでトレーナーの指導やスタジオプログラム、より高負荷のトレーニングをしたいと考えている人
- 他の脱毛サロンやエステサロンにすでに通っている人
- 生活圏にチョコザップがない人
- 主に自動車で移動する人
- 近所に格安の公営運動施設のある人
- ジムに通うことで仲間やトレーナーとの交流をもとめている人
ちなみにCMなどではスーツ姿でトレーニングに勤しんでいますが、実際にスーツやデニム、ふつうのオフィスカジュアルでちょこっと運動をしている人は見かけます。
着替え用の小さな個室はあるので、もちろんトレーニングウェアに着替えてもかまいません。
滞在時間の短さからか、利用者同士で会話する場面はまず見かけたことがなく、トレーナーもいないので、コミュニケーションを求めている方にはおすすめできない印象です。
ただ、気軽に通えてサービスもコミコミなのがチョコザップの魅力ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)
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