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【9月権利確定銘柄】「地味だけど」使い勝手のいい優待銘柄 6選


株主優待は縮小傾向とはいえ、まだ銘柄数も多く迷ってしまい、「結局、おすすめはどれ?」と思う人もいらっしゃるはずです。

筆者は、9月の権利確定銘柄のうち、ギフトカードやQUOカード、ポイントなどの実用性がある銘柄が、気になりつつあります。

「9月権利確定」で「ちょっと地味」だけれど、優待族の筆者が好きな株主優待を紹介します。

9月権利確定銘柄

株投資で10万円をいかに増やせるか? 実際にやってみました~第3回~

アサンテ <6073>

白アリ駆除で知られるアサンテ <6073>の最低購入価格は16万3,000円、配当利回りは3.80%。

【優待内容】

白アリ駆除で知られるアサンテ

≪執筆者撮影≫

株主優待は、3月と9月に100株以上で1,000円分の三菱UFJニコスギフトカードがもらえます

スーパーなどでも使える、使い勝手のよいギフトカード優待が年2回もらえます。

稲畑産業 <8098>

稲畑産業 <8098>は、化学専門商社。

最低購入価格は31万2,500円、配当利回りは3.84%。

【優待内容】

稲畑産業 <8098>は、化学専門商社 優待内容

≪執筆者撮影≫

使い勝手のいいQUOカード優待で、保有年数に応じて増えていきます。

100株以上では、6か月未満500円、6か月以上1,000円、3年以上2,000円のQUOカードがもらえます。

基準日は、毎年、3月31日、6月30日、9月30日、12月31日で、保有株式数の条件を満たして同一株主番号で継続記録されているかの確認があります。

継続記録確認もあることから、現物保有している銘柄です。

TOKAIホールディングス <3167>

TOKAIホールディングス <3167>の最低購入価格は9万700円、配当利回りは3.53%。

LPガスなどエネルギー事業のほか、ケーブルテレビ事業、ミネラルウォーター販売なども手がけている企業です。

【優待内容】

TOKAIホールディングス優待内容

≪執筆者撮影≫

TOKAIホールディングスの株主優待は、自社商品のミネラルウォーターのほか、QUOカードなどAからEコースまで5種類から選べる株主優待で、ポイ活主婦は「TLCポイント」に注目しています。

株主優待は100株以上で半期に1度1,000ポイントがもらえ、2023年3月度には、さらに株主アンケートに答えて1,000ポイントがもらえました。

株主優待にはQUOカードも選べるもののTLCポイントの額が多く、どちらもTLCポイントを選ぶと半期で2,000ポイントがもらえたわけです。

そして、TLCポイントは.money by Amebaからdポイントなど各種ポイントに交換できます

TLCポイントは.money by Amebaからdポイントなど各種ポイントに交換できます

≪画像元:dポイントクラブ

先日、dポイント増量キャンペーンを使って、.money by Amebaより10%増量にできたので、1名義あたり2,000ポイントはdポイント2,200ポイントになりました

ローソンのお試し引換券で使いたいと思います。

GSIクレオス <8101>

ファッションから化学製品まで販売する商社、GSIクレオス <8101>の最低購入価格は20万7,500円、配当利回りは3.86%です。

【優待内容】

ファッションから化学製品まで販売する商社の株主優待

≪執筆者撮影≫

株主優待は、100株以上保有で3年未満1,000円、3年以上だと2,000円。

300株以上で額が変わります。

実用的なQUOカードがもらえます

田辺工業 <1828>

田辺工業 <1828>の最低購入価格は13万8,300円、配当利回りは3.25%。

【優待内容】

田辺工業の株主優待

≪執筆者撮影≫

株主優待は、3月末、9月末に100株以上で500円分のQUOカードがもらえます。

年に2回、使い勝手のよいQUOカードがもらえます。

ベネッセホールディングス <9783>

ベネッセホールディングス <9783>の最低購入価格は18万1,250円、配当利回りは3.31%。

【優待内容】

≪執筆者撮影≫

ベネッセホールディングスの株主優待は、3月9月の年2回、ベネッセコーポレーションを中心にした商品、サービスなど優待品カタログから選べます。

筆者は、2023年3月度、優待品カタログから、カタログギフト「プルミエ サージュ」を選び、前々回はベネッセハウスのオリーブオイルを選びました。

自社製品の「こどもチャレンジ」のワーク、ベネッセハウスのジャムセットやフェイスタオルもありましたが、カタログギフトを選ぶことで株主優待の選択肢が広がるのではと思っています。

地味だけど使い勝手のいい優待銘柄とは…

筆者が考える「地味だけど使い勝手のいい優待銘柄」は、「使いやすい株主優待ももらえ、配当金ももらえる」銘柄です。

株主優待もQUOカードやギフトカードだと使用期限がないため、期限に迫られて使う必要はありません。

また、ポイントがもらえれば、やりくりすれば増量して使うこともできます。

株価は日々変化するため、多少の株価変動でも「使いやすい株主優待ももらえ、配当金ももらえる」銘柄を保有していると売買せずに中長期で保有しつづける「胆力」が持てる気がします。

「使い勝手のよい9月銘柄」をチェック

株主優待を目的にすれば、デイトレーダーのように毎日売買をしなくてもよく、忙しい人にも挑戦してもらいやすい気がします。

株主優待では自社商品を送ってくれる企業もあれば、今回、紹介したようにQUOカードやギフトカード、カタログギフトを送ってくれる企業もあります。

QUOカードやギフトカードは有効期限もなく、一見地味な印象ではあるものの使い勝手もよくなり、注目しています。

※最低購入価格・配当利回りは2023年8月18日時点

※購入手数料は含まれていません。 以上(執筆者:谷口 久美子)

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