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食品の値上げ負担は年間2万6000円に!今日から実践、食費の予算をキープするための簡単な7つのコツ


昨年から食品や飲料の値上げが続いていますが、2023年度もその勢いが止まりません。

  • 5月には700品目あまりが、
  • 6月には2,390品目が値上げされる見通しです。

2人以上の世帯では前年度に比べて1か月あたり平均約2,140円、年間では平均約2万6,000円負担が増えるといいます。

参照:NHK 値上げ2023年度 家計負担増の試算は 食品や飲料9000品目で価格上昇

今一度、食費を見直しましょう。

今日から始められる、予算を守るための簡単なコツをご紹介します。

食費値上げキツいから対策を

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コツ1:今日はどこが最安か?購入場所を考える

今やスーパーは数多く、地方に暮らす筆者でさえ出かけられる範囲にスーパーは10軒ほどあります。

出かけるタイミングに合わせて、最もお得な店舗を選択しましょう。

イオン系列店ならば、

  • 第2日曜日ならばザ・ビッグ、
  • 10日ならばマックスバリュー、
  • 20日もしくは30日ならばイオン

という具合に購入店舗を変えると、お得に購入できます。

イオンのグループ店舗ではサービスデーが多く、店舗によって設定日は変わりますが、先に記した第2日曜日、10日、20日、30日はそれぞれ5%OFFで購入できる店舗があります。

さらに55歳以上の方なら、G.G感謝デーとして15日も対象日に加わります。

遠くにある店舗にわざわざ出向く必要はありませんが、子どもの塾の送迎や通勤途中など、行動範囲にあるお店の詳細を公式サイトなどを参考に調査してみてください。

買い物に行く日に合わせて、特売日やポイント倍増デー、お得な支払方法に注目して行き先を選びましょう。

コツ2:満足できるギリギリ価格はいくら?予算をたてる

買い物は、どのくらいの割合ででかけますか。

個人的な体験から言いますと、週に1回くらいを目安にしたほうが低予算でも満足感が得られやすいです。

たとえば月2万円を予算にすると、

  • 週に1回月4回ならば1回5,000円となりますが、
  • 週2回月8回になれば1回2,500円です。

当然ながら、購入できる品数は減ります。

カゴいっぱいに買った日に比べてカゴ半分におさめた日では、1回の買い物満足度は低くなりがちです。

「なんだか足りないような」感覚に陥ることが多く、ついつい買い足しに行きたくなり、特売品を見つければ財布の紐は緩みます。

予算を守るために、ご自身の納得できるギリギリ低価格を見つけてください。

コツ3:ないものリストを作る

購入リストは必ず作成してください。

とはいえ、メニューを想定する必要はありません。

目的は、次の買い物デーまでの過不足を作らないこと、ちょこちょこ買いを防ぐためです。

絶対必要な調味料や、買い忘れると代用がきかない商品は、思い立ったときに携帯のメモアプリなどに記入しておきましょう。

買い物メモを活用

コツ4:「数」を想定しておく

購入時に念頭に置いていただきたいことは、「」です。

金額がかかりやすいタンパク質、不足すると困る野菜の品数をはじめ、ついつい買いすぎてしまうお菓子やアルコールなど、調整しにくい品目について数や上限金額を決めてください。

数字というはっきりした目安を持つことで、予算を守りながらも不足や不満をためにくくなります。

コツ5:嗜好品から買わない、ないもの→メインから購入すべし

多くのスーパーは、中央出入口付近に野菜や果物が配置されており、魚や精肉と続きます。

順に買い進めると、本当に必要なものを買う前に予算オーバーになってしまうこともあります。

「絶対買わないと困る」食材からメイン食材に買い進め、嗜好品は最後に購入してください。

予算管理できる買い物のコツ

コツ6:税込表示されるスマホの電卓を使用する

主婦歴が何十年あっても、購入額を正確に把握することは非常に難しいです。

面倒であっても、計算しながら買い物をするのが予算をオーバーしない1番の方法といえるでしょう。

大切なことは税込金額がわかるものを利用すること、消費税の8%は大きいです。

1回1万円分の買い物で見逃せば、4回蓄積されれば3,200円もの差額になります。

ただし、計算は通路の隅で、通行の邪魔にならないように注意してください。

コツ7:レジに行く前に かごの中を再確認!

スーパーをひと回りすると、想定外のお買い得品や掘り出し物にめぐりあうことは少なくありません。

考えていなかったメニューを思いつくこともありますから、不要になってしまう商品がでてきても不思議はないわけです。

そこで、清算する前に、1度かごをチェックしてください。

いらなくなったものはありませんか?

予算以上の買い物をしていても、1つ商品を棚に戻せば確実に赤字は減らせます。

予算はかわるもの 適正額を見極めよう!

食費は、適正額が非常にわかりにくい家計費です。

子どもの成長やライフスタイルの変化により、かわっていくものです。

食費の節約はすぐに始められる身近なものですから、いろいろ試して今年の適正な予算を見極め、家計をコントロールしてください。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)

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