ゴールデンウィークが過ぎ、いったん出費ラッシュは落ち着くでしょう。
しかし、あっという間にやってくる夏に備えて、財布の紐はしっかり結び、節約に本腰を入れなくてはなりません。
今回は、食費を抑えるために筆者が「やらない」5つのことを紹介します。
やみくもな節約ではなく、必要なものを取捨選択し、ロスや無駄が出ない工夫をしましょう。
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1. スーパーへふらっと立ち寄る
どんな買い物も“無計画”は危険です。
食料品の買い出しも、なんとなくスーパーへ行くのはNG。
セール品や特売品を無視できず、予定外の出費につながります。
食材を購入する時は、事前にある程度買い物を決めておくことが重要なポイントです。
買うものをリスト化することで、必要なコーナーだけを回ることができ、店内の誘惑を断ち切りやすくなります。
2. カートを使う
店内へ入ってすぐに、カートを押していませんか?
カートを使えば買い物は快適ですが、買いすぎてしまうリスクと隣り合わせです。
重さを感じない分、商品をカゴに入れすぎたことに気付きにくく、予算オーバーにつながります。
お米やケース入りのお酒を購入する際など難しい場合を除き、カートは極力使わない方が買いすぎを防止できます。
3. 野菜のまとめ買い
食費の節約は「まとめ買い」が効果的ですが、気温が上がるこれからの時期は少し注意が必要です。
とくに野菜は、夏になると傷むスピードがはやく、日持ちしません。
そのため、まとめて買いすぎると腐ったり傷んだりして、ロスにつながる場合も。
これからの時期は冷凍野菜なども活用し、安さよりも使い切ることを優先しましょう。
4. 見切り品の大量買い
半額や割引シールが貼られている「見切り品」。
通常価格よりも安いため、見切り品を購入することは食費の節約効果も大きいです。
ただし、見切り品は“期限が迫っていること”を忘れてはいけません。
商品によっては、当日中に期限が切れてしまうものもあります。
使い切れずロスしてしまえば、安く手に入れた見切り品もムダ買いと同じです。
見切り品を購入する時は、
- その日のうちに消費するか、
- 冷凍保存することを前提に。
まとめ買いは避け、ロスを出さない量の購入にとどめましょう。
5. 手作りにこだわる
筆者は、「自炊=手作り」とは考えていません。
油で揚げるだけの冷凍フライや、電子レンジ調理で食べられる冷凍惣菜も使います。
市販品を使うことは時短になるだけでなく、材料をそろえてイチから作るより割安な場合も。
とくに業務スーパーの冷凍食品は、コスパが良く時短になる商品が多いです。
冷凍品で“手間抜き”し負担を減らすことで、自炊を細く長く続けるモチベーションも維持できます。
「やめること」が節約になる
食費の節約は料理と同じ。あえて“引き算”することで、プラスになることもあります。
節約を続けるには、無理なくラクに取り組むことが1番です。
ちょっとした工夫で食費は減らせます。
まずはできることからトライしてみてください。(執筆者: 三木 千奈)
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