最大9連休のゴールデンウィークを終えた今、気になるのは財布事情。
レジャー費や食費がかさみ、予想以上にお金が出て行った人は少なくないでしょう。
連休が明けた今こそ、家計の立て直しが必要です。
この記事では、家計費の中でも減らしやすい「食費」を抑える節約術について紹介します。
食料品の買い方や選び方を工夫し、無理なく出費を減らしましょう。
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コツ1.冷凍野菜を活用
野菜が傷みやすくなるこれからの時期は、長期保存できる「冷凍野菜」が便利です。
冷凍野菜は年中価格が安定している上に、カット・下茹で済みで時短になります。
業務スーパーの冷凍野菜は、種類も充実していて、価格は100~300円台とお手頃。
内容量は500g程度とたっぷり使えて、コスパも申し分ありません。
コツ2.缶詰・乾物を買い置き
冷凍野菜と合わせて、「缶詰」や「乾物」もストックしておきましょう。
缶詰・乾物の良いところは、場所を取らず常温で保管でき、安価であること。
冷蔵庫の空きスペースを気にせず買い置きできますし、1~2年と期限も長めです。
筆者は、乾燥わかめ・ひじき、トマト・コーン・豆の缶詰を必ず常備しています。
冷蔵庫の中身が乏しい時や、買い置きの野菜が少ない時、お給料日前で予算ギリギリの時も、缶詰や乾物があると乗り切れますよ。
コツ3.プライベートブランド(PB)を選ぶ
値上げラッシュが到来してから、筆者はメーカーを見て食料品を選ぶことをやめました。
同じ量・品質なら、価格が安価な「プライベードブランド(PB)」を迷わず購入します。
各スーパーやドラッグストア、ドン・キホーテなどのPB商品は、価格は安いけれど高品質の商品が多いです。
マヨネーズなどの調味料の他、乾燥パスタや冷凍食品、チルド食品もほぼプライベードブランドでまかなえます。
プライベードブランドはナショナルブランド(NB)よりも1~2割ほど価格が安いので、買うだけで食費減につながりますよ。
コツ4.お米は30kgまとめ買い
小麦やパンの値上げが続いてから、主食をお米に変えた方は少なくないでしょう。
お米は比較的価格が安定していますが、さらに出費を抑えるのなら“30kg買い”をおすすめします。
お米は基本的に、キロ数が大きいほど割安です。
包装にかかるコストが安く済むため、スーパーで買うにしても、5kgよりは30kgの方が得します。
お近くに精米機がある方は、玄米で購入し、4~10kgずつ必要な分だけ精米するのも◎
玄米で買えば、虫がつく心配もなく、精米したての新鮮なお米が食べられます。
コツ5.ふるさと納税で食材を受け取る
今年のふるさと納税は、もう始めていますか。
お礼の品として食料品を受け取れば、食費は大きく減らせます。
おすすめの品は、1万円台の寄付で届く3~4kgのデカ盛り肉返礼品。
豚肉の切り落としや鶏むね肉の返礼品は、たっぷり届く低額寄付のお礼の品が多いです。
ただし、人気の返礼品は配送までに半年以上かかるものも。
ふるさと納税で夏の食費を抑えたい方は、配送時期が30日以内の返礼品を選びましょう。
食材はお得に確保!節約につなげよう
食費の節約は、もやしや豆腐などの安い食材ばかりを購入することではありません。
選び方や買い方を工夫して、良いものをお得に手に入れる。
ふるさと納税やプライベードブランドを活用すれば、無理なくストンと食費が落とせます。
出費がかさんだ連休明け、まずは食費の立て直しから始めましょう。(執筆者: 三木 千奈)