昨年10月に突然始まった、ドミノ・ピザの「サービス料」。
割引キャンペーンのさなか、ひっそりと導入されたサービス料は、実質“隠れ値上げ”です。
しかし先日、このサービス料を撤回することを発表しました。
今回は、導入・廃止ともに突然おこなわれたドミノ・ピザの「サービス料」について紹介します。
合わせて、撤回後に変わる金額についてもまとめました。
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4/24~ドミノ・ピザの「サービス料」廃止へ
ドミノ・ピザでは、2023年4月24日(月)以降「サービス料(6%)」の徴収を廃止します。
そもそも、サービス料を導入された理由は、品質とサービス維持・向上のためです。
廃止する理由
しかし昨年10月3日に導入されたサービス料ですが、たった6か月ほどで終了となりました。
その理由は、
「購入した合計金額が分かりづらい」
という意見が多数寄せられたからです。
サービス料は商品価格とは別に、注文金額の6%相当を上乗せするというもの。
299円を上限としていたものの、注文金額が4,984円以下の場合は注文金額に応じてサービス料が異なりました。
サービス料撤回と同時に「価格改定」を実施
このような、金額の分かりにくさを解消するため、サービス料の徴収を廃止したドミノ・ピザ。
しかし、撤回すると同時に、商品の「価格改定」を行うことを発表しています。
価格改定については詳細が書かれておらず、今回もサービス料撤回に隠れた値上げのように感じます。
参考までに、サービス料を撤回する4月24日以降の価格について、過去のピザ価格と比較しまとめました。
※価格は税込、以下の価格例は一部です
〈Sサイズ〉 アメリカン:2,100円→2,290円(+190円) ダブルモッツァレラ:2,140円→2,330円(+190円) 〈Mサイズ〉 クワトロ・カマンベールミルフィーユ:3,959円→4,259円(+300円) シーフード・スペシャル(トマトソース):3,879→4,169円(+290円) 〈Lサイズ〉 トロピカル/アメリカン:3,100円→3,540円(+440円) ダブルモッツァレラ:3,140円→3,580円(+440円) |
サービス料撤回後の価格を見ると、Sサイズは190円、Mサイズは290~300円、Lサイズは440円上がっていることが分かります。
サービス料撤回&価格改定は改善?改悪?
4月24日以降の価格を見る限り、サービス料は撤回するものの商品価格は上がっているという、手放しでは喜べない状態です。
「サービス料撤回&価格改定」は、改善なのか改悪なのか。
結論から言うと、今回もどちらかと言えば“実質値上げ”に近い改定だと感じます。
≪画像元:ドミノ・ピザ ジャパン≫
サービス料については「注文金額の6%相当額、299円を上限」としていました。
しかし、実際に今回の値上げ額を見ると、Lサイズピザ2種に関しては440円の価格引き上げです。
この時点で、サービス料分を超えていることを考えれば、改善とは言えない気がします。
宅配ピザの「定価」は割高
ドミノ・ピザに限らず、宅配ピザの通常価格は決して安くありません。
持ち帰り半額など常時開催のキャンペーンはいくつかありますので、「定価で買わない」ことを意識しましょう。
キャンペーンを利用して注文することを基本とすれば、値上げ分は大幅にカバーできます。
ドミノ・ピザは宅配ピザチェーンの中でも、キャンペーンの開催がひんぱんです。
注文時はキャンペーン情報を確認して、焼きたてのピザをご自宅で楽しんでください。
(執筆者: 三木 千奈)
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