自動車税や軽自動車税の納付期限は5月31日まで。
ゴールデンウィーク明けに届いた納税通知書に書かれた数万円の額に「支払い方法はどうすればよいか」と感じることもあるでしょう。
自動車税や軽自動車税の支払い方法を考え、自動車税の支払いキャンペーンも紹介します。
マイナンバーカードを作ると「税務調査の対象」になりやすいのは本当か
自動車税・軽自動車税の支払い方法
自動車税・軽自動車税は、払わざるをえない自動車税だからこそ、キャンペーンなどを利用したいです。
自治体ごとに運用に違いはありますが、基本的には、
- 銀行など金融機関窓口で支払う
- クレジットカード払い
- コンビニ払い
- スマホ決済
などがあり、中にはキャンペーンに参加できて数万円が当たる方法もあるため見逃せません。
自動車税のお得な支払い方法を比較してみました。
1. クレジットカードで支払う
クレジットカード支払いは、いわゆるゴールドカードの年間使用100万円を達成する「100万円修行」のためにも使えます。
≪画像元:三井住友銀行≫
話題のOlive(オリーブ)フレキシブルペイ ゴールドカードでの「100万円修行」では「税金・家賃、公共料金のお支払い」が対象です。
ゴールドカードでは、ほか、セゾンゴールドカードプレミアムでも自動車税・軽自動車税の支払いで永久不滅ポイントも貯まります。
JCBゴールドカードでも、自動車税は、東京都、福島県、千葉県、三重県、大阪府、大分県、軽自動車税は、神奈川県藤沢市、大阪府大阪市、兵庫県猪名川町、福岡県福岡市のものが払えます。
「50万円修行」のエポスゴールドでも、東京都のほか、千葉県、愛知県、大阪府、兵庫県の自動車税をカード払いできることがわかっています。
ただし、決済手数料がかかるため、クレジットカードポイント以上の手数料になってしまわないか確認が必要です。
【メリット】
クレジットカードポイントがつく
【デメリット】
利用者負担の決済手数料がかかる
2. コード決済で支払う
スマホでバーコードやQRコードを読み取るコード決済は、決済手数料が不要です。
中でも、キャンペーンを開催している支払い方法に注目です。
当たれば全額無料になる可能性もあります。
コード決済キャンペーン1:d払い 500万ポイント山分けキャンペーン
≪画像元:NTT DOCOMO≫
d払いでは請求書払いを利用することで「500万ポイント山分けキャンペーン」に参加できます。
エントリーが必要、進呈上限は200ポイントではありますが、必ずポイントが山分けされます。
キャンペーンにエントリーし、d払いで請求書払いをするとdポイントを受け取れます。
d払い残高からの支払いが対象なので、あらかじめ残高へのチャージが必要です。
コード決済キャンペーン2:楽天ペイ 抽選で楽天ポイント全額還元
≪画像元:Rakuten≫
税金や公共料金を払った分が進呈上限50,000ポイントまでなら全額還元となり、外れても、全員もれなく楽天ポイント還元があります。
エントリーが必要です。
≪画像元:Rakuten≫
楽天ペイアプリ、請求書払いからコード・QR払いをした人が対象です。
キャンペーンでは最大1%の計算と書いてあり、楽天キャッシュチャージ0.5%、キャンペーン0.5%の内訳。
たとえば、ファミペイに4月中の「5・0のつく日」に現金チャージ、POSAカードで楽天キャッシュへチャージした人は2.0%になるため、このキャンペーンを使うと、合計2.5%還元の計算となります。
コード決済キャンペーン3:ファミペイ 請求書支払いで当たる!
≪画像元:FamilyMart Co., Ltd. ≫
ファミペイでは、アプリで請求書の支払いをすることで、抽選でファミペイボーナスが当たるキャンペーンを実施しています。
利用ごとにもれなく基本ポイント10円相当のボーナス、加えて300人にファミペイボーナス1,000円が当たることが、4月に引き続き5月も確定しています。
ファミペイでは翌月払いを組み合わせることもできます。
【メリット】
キャンペーンに参加すれば高還元でポイントがもらえる可能性がある
【デメリット】
請求書払いでは支払いポイントがつかないコード決済も中にはあるので要確認
3. コンビニエンスストアで支払う
セブン-イレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ニューヤマザキデイリーストア、ローソンなどのコンビニエンスストアでも支払えます。
コンビニエンスストアでの支払い例:セブン-イレブンではnanacoで払える
≪画像元:株式会社 イトーヨーカ堂≫
コンビニエンスストアでは、セブン-イレブンで払う場合はnanacoが使えます。
少し手間ではありますが、8のつくハッピーデーにイトーヨーカドーの店内チャージ機でチャージすると、2万円につき100nanaco加算(1日1回限定)。
このnanaco残高を多めにチャージしておき、自動車税を支払うと0.5%還元というわけです。
このほか、ミニストップではWAONで払えポイントがもらえます。
オートチャージにしておくことで、WAONでは、さらにポイントがつきます。
【メリット】
支払い方法によってはポイントがもらえる・つくなどお得
【デメリット】
コンビニに行く必要がある
電子マネー払いであっても現金チャージではポイントはつかない
4. スマホアプリ PayBで支払う
≪画像元:ビリングシステム株式会社≫
スマホアプリのPayBで自動車税などを支払える自治体もあります。
スマホでコードを読み込み、登録金融機関口座から支払えます。
PayBでは、最大5万円のキャッシュバックキャンペーンを実施中です。
1等5万円が10人に、2等5,000円が100人に、3等500円が1,000人に当たります。
口座振替およびクレジットカード決済が対象です。
【メリット】
自宅から素早く納付できる
キャンペーンに応募でき最大5万円が当たる
【デメリット】
初回はアプリをインストールして初期設定する必要あり
5. インターネットバンキングで支払う
Pay-easy(ペイジー)払いのできるインターネットバンキングやモバイルバンキングでも自動車税が納税でき、キャンペーンも実施中。
≪画像元:Pay-easy≫
ペイジーのキャンペーンは、1万円が500人に当たるキャンペーンです。
【メリット】
自宅から素早く納付できる
【デメリット】
利用できない時間がある
自動車税を「支払う」時にも工夫して
自治体ごとに払える方法が違いますが、キャンペーンや「100万円修行」を使う方法もあります。
結果としてポイント山分けができたり、数万円が当たったらお得です。
払わざるをえない自動車税だからこそ、支払いを工夫して節約につなげてください。(執筆者:節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)