メルカリで売れた商品を発送する際、商品が入っている箱を梱包材として使用しても良いものか、迷った経験がある方は少なくないでしょう。
梱包材として使用するということは、商品箱に伝票を貼り付けることになります。
実際、そのような方法で発送をしても問題ないのでしょうか?
また、反対に商品を購入した際に、商品箱を梱包材として使用して欲しくない場合は、どのような対処をおこなえば良いのでしょう。
今回はメルカリサロン公式メンバーの筆者が、実体験をもとに解説していきます。
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発送時に商品の箱を梱包材としてそのまま使用するのはアリ?
ではまず、発送時に商品が入っている箱を梱包材として使用し、伝票をベタ貼りしても良いのか説明していきます。
「箱まで商品」と考えればなし
メルカリで購入した商品を、
「箱も含めてできるだけキレイな状態で保管したい」
と考えている購入者からすると、外箱であっても「商品の一部」です。
そのため、商品箱を梱包材として使用するのは「なし」と考えています。
また、購入後にしばらく使用して不要になったら売りたいと考えている方も、箱ありのほうが高く売れやすいため、商品箱を梱包材として使用されることを嫌うでしょう。
先日起こった筆者の例
筆者は最近カメラのレンズを購入したのですが、特に連絡もなく、レンズの外箱に伝票が貼られた状態で届いてしまいました。
筆者はよくカメラレンズを買い換えるため、このとき購入したものも、いずれは手放すことを視野に入れていたのです。
そのため、外箱はなるべくキレイな状態で保管したかったのですが、伝票がついてしまっていては使用できません。
筆者のケースは事前に確認をしなかったため、「残念だった」評価はつけずに取引を終了しました。
いずれ売ることを考えると、やはり商品箱はあったほうが良いでしょう。
このような体験から、筆者的には商品箱を外箱として使用するのは「なし」と感じ、外箱として使用して欲しくない場合は、何らかの対処が必要だと感じました。
商品説明に梱包材として使用と記載すればあり
ただし、なかには「商品箱は不要」と考えている方もいます。
そのような方にとっては、商品箱を別の箱に入れて発送されると、「ていねいでありがたいけれどゴミが増える」と感じるのも事実です。
そのため、あらかじめ商品説明に「商品箱を梱包箱として使用します」と記載した場合であれば、商品箱に伝票を貼って発送しても良いでしょう。
この方法であれば購入した方は商品箱は不要と考えているはずですし、もし商品箱が欲しい方がいれば事前にコメントで交渉してくれるはずです。
購入する際に商品箱を梱包材として使用して欲しくないときは?
では反対に商品を購入する際に、商品箱を梱包材として使用して欲しくないときは、どのような対処をしておけば良いのでしょうか。
購入前にコメントでお願いする
購入したい商品に発送時の梱包についての説明が記載されていなければ、商品箱を梱包材として使用される可能性があります。
そのため、商品箱を梱包材として使用して欲しくない場合は、必ず事前にコメント欄でお願いしておくと良いでしょう。
購入後に交渉すると、送料の関係で断られてしまう可能性があるため、購入前に確認しておく方法がおすすめです。
お願いしたにもかかわらず商品箱を梱包材にされていた場合は?
もし事前に交渉したにもかかわらず商品箱を梱包材として使用されていた場合は、評価をする前にメルカリ事務局へ相談したほうが良いでしょう。
発送前に出品者と購入者の間で取り決めた状態とは違う形で届いたわけですから、キャンセル可能な条件に当てはまる可能性があります。
ただし、どうしても欲しい商品であったり、代替え品が出品されていなかったりする場合は、キャンセルすると手に入らなくなってしまうかもしれません。
商品箱の必要度に応じて、そのまま受け取るか事務局へ問い合わせるかを判断しましょう。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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