ダイソーの各コーナーには、思わぬ掘り出し物が販売されていることが少なくありません。
時には「えっ、こんな便利な製品があったの!?」と思うこともしばしば。
筆者はアウトドアコーナーをよく見に行くのですが、アウトドアコーナーをご覧になったことのない方はもしかして目に触れたことがないかもしれないと思う製品もたくさんあります。
今回はそんな「隠れた名品」の中から、キャリーカートをご紹介いたします。
という方にもチェックして欲しい製品です。
情報は調査時のものであり、内容やデザインなどが変更となっている場合があります。
なお店舗により取り扱いの内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認ください。
また取り扱い説明をよくご確認いただき、ご使用いただけますようお願い申し上げます。
ダイソー「トーストプレート」 おしゃれ&おいしさを両方ゲット
ダイソー折り畳みキャリーの詳細をチェック!
ダイソーのキャリーカートは、税込み550円のやや高価格帯製品です。
アウトドアだけでなく日常使いにもとても便利な製品なのですが、アウトドア用品のコーナーに置かれていることが多く、目にしたことのない方もいらっしゃるかもしれません。
使い方は簡単。
荷物台を下げ、接地する部分も広げます。
次に、ハンドルを上に向かって広げ、ストッパーをかけます。
荷物台部分はもう一段階、両側に約6.5cm程度広げられ、幅広めの荷物も安定して置くことができます。
筆者が測ってみたところ、最も広げた状態で、幅約30cm×奥行き20cmが荷物台のサイズでした。(ただし形は長方形ではありませんので、目安とお考えください)
使い方はほとんどワンタッチと言っても良く、組み立てにも力はほとんどいりません。
一度畳むと、荷台部分は勝手に開くこともなくスリムに。収納にも便利です。
ただし、ハンドル部分は収納時のストッパーのようなものはついておらず、傾けるとすぐに開きます。
指などをはさまないようご注意ください。また畳んだ状態で自立もしません。
サイズは、幅300mm×奥行き250mm×高さ840mmと記載されていました。
こちらは使用時、最長時のサイズです。
収納時のサイズは筆者が測ってみたところ、約幅30cm×奥行き7.5cm×高さ約49cm程度でした。
重さは約1.3kg、耐荷重は約20kgとなっています。
ただし、「耐荷重は測定値であり、保証値ではありません」との記載がありました。
材質はスチール、合成ゴム、EVA樹脂、ポリプロピレンです。
本体はマットな黒色一色です。タイヤはおそらく樹脂製で合成ゴムがまかれています。
タイヤに75×21との表示が。これはおそらく直径が75mm、幅が21mmということのようです。
持ち手はウレタン状のクッションがついています。
滑りにくく、また手も痛くなりにくいのがうれしいです。
一緒買いするアイテムならこれ!
ダイソーの折り畳みキャリーを買うなら、ぜひ一緒買いしてほしいアイテムは、
・ コンテナボックス
・ 固定用ベルト
です。
コンテナボックスは収納コーナー、固定用ベルトは自転車用品のコーナーに置かれていることが多いです。
コンテナボックスをキャリーカートに固定することで、大容量の荷物を運ぶことができます。
写真のロープの製品名は、自転車用3連固定ロープ(税込み110円)です。
ダイソーにて販売されており、ロープ使用時の最大は約110cm、ゴム紐の伸縮率は約2倍と記載されています。
ただし、「ロープ使用時最大の長さ8割(約90cm)を超えて使用しないでください」、と記載がありますので、目安としてください。
さらにダイソーの330円フタ付きコンテナを、110円のフック付き荷台紐で固定。
こちらのコンテナの製品名は、R30ボックス(税込み330円)です。
同じくダイソーで販売されています。
サイズは記載表記で36.5cm×26cm×24cm、ポリプロピレン製です。
ごく軽い力で開くものですが、ロックが少しかかる仕様になっており、傾けてもフタが開いてしまわない点が魅力です。
またフタが不透明なので、買い物したものを入れても中身が見えません。
もちろんお手持ちの買い物カゴなどを固定するのも良いですね。
ただし、一般的にスーパーなどで販売されている買い物かごサイズだと、先ほど紹介したゴム紐だとかなりキツキツに。
固定用のベルトはもう少し長いものの方が余裕を持って使うことができそうです。
実際に使ってみた。使い勝手はどう?
上記のセットをしたキャリーカートに5kgの米を入れて約1km程度、歩いてみました。
タイヤの直径が7.5cmとしっかりサイズのため、斜め状の縁石のブロックなど、歩道の段差もスムーズにあがることができました。
ゴムはかけ方によってはゆるんだり外れたりしてしまうことがあり、(これは筆者の不器用さによるものかもしれません)注意が必要です。
米を入れた状態で、幼稚園児でも軽々と引くことができました。お買い物のお手伝いにもいいかもしれませんね。
荷物はかなり楽に運ぶことができ、重いものを買う時には活躍してくれそうです。
その後、室内ですが11kgの荷物を運んでみましたが、問題なく使用できました。
(ただし、コンテナの方に耐荷重などの記載がありませんでしたので、極端に重いものはコンテナに負荷がかかりすぎてしまう可能性があります。このコンテナを使用する際は極端に重いものは避けた方がよさそうです。)
使いどころはここ!
アウトドアのコーナーには置かれているものの、普段使いにも便利な製品だと言えます。
耐荷重20kgもありますので、日常の買い物にも十分対応できるでしょう。
ハンドル部分に腕を通すこともできるので、買い物前にも邪魔にならずにコンパクトに持ち運びできます。
アウトドアには大活躍。フタ付きボックスを固定すれば、フタの上がおおむね地面と平行になります。
荷物を入れてピクニックに持って行き、フタの上をミニテーブル代わりにするのも良いかもしれません。
また旅行で荷物が増えた時のための、予備のキャリーカートにも良さそうです。
ハンドル部分の幅を測ってみたところ、太い下部のところで幅は約22cmでした。
スーツケースのハンドルに通して使えるタイプの、いわゆる「キャリーオンバッグ」や「バッグオンバッグ」と呼ばれるタイプのバッグも、サイズによってはセットすることもできます。
筆者の手持ちのキャリーオンバッグ(通し穴の幅が22cm)だとギリギリ、という感じでした。
また筆者宅の子供は、こちらのキャリーカートにコンテナを固定し、ふたをあけた状態でぬいぐるみを入れ、ぬいぐるみ用のベビーカーとして使用していました。
かなりたっぷりとぬいぐるみを運べるので、子供はとても楽しそうでした。(ただしこちらは本来の用途外の使用法になるので、ケガなどには十分注意してください!)
ダイソーのキャリーカートのコスパはどう?
ダイソー製品の折り畳みキャリーのコスパについて調査してみました。
調査日当日に筆者が大手ショッピングサイトにて、「キャリーカート 折り畳み」で検索してみたところ、最も安いもので価格は税込み1,436円でした。
ダイソーの倍以上です。(ただし耐荷重は異なります)
こちらの製品にはゴム紐が付属するのですが、ダイソーの折り畳みキャリーカートにゴム紐を合わせて購入しても税込み660円。
耐荷重が20kgで十分なら、セットで考えてもなおダイソー製品に大きなコスパのアドバンテージがありそうです。
アウトドア用品のコーナーに行ってみよう
ダイソーのキャリーカートは、組み立てが簡単。
耐荷重は20kg。使い勝手も良く、重いものを楽々運ぶことができます。
収納時もスリムになり、場所を取りません。
コンテナボックスと固定用のゴムベルトを一緒に買うとさらに便利です。
アイデア次第で使いどころも広がりそうです。
こちらの製品が税込み550円というのは、一般的な製品と比較してもかなりの良コスパ。
見かけた際にはチェックしてみるのが良いでしょう。
ダイソーの店舗では多くの場合アウトドア用品のコーナーに置かれていますので、店舗を訪れた際にはぜひ探して、手に取ってみてください。(執筆者: 新木 みのる)
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