コロナの影響で海外旅行の需要が回復せず、
海外旅行保険も見直しが続いています。
使わない
海外旅行保険を自動で付帯させるなら、それ以外の補償を充実させようという考えです。
JCBカードの
海外旅行保険にも動きがありますので、紹介します。
(4/1より)JCBカードの海外旅行保険の付帯条件が「自動付帯→利用付帯」に
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2023年3月31日出発分まで、カード利用有無に関わらず、JCBのクレジットカード・デビットカードには何もしなくても
海外旅行保険が適用されます(自動付帯)。
しかし2023年4月1日出発分より、カードを利用しないと、JCBのクレジットカード・デビットカードには自動で
海外旅行保険が適用されなくなります(利用付帯)。
補償内容や補償金額に変更はありません。
海外旅行に関するカード利用が「利用付帯」の条件
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の両方を満たす期間を「旅行期間」とし、旅行期間中が補償対象です(日本出国日より90日後の午後12時までを限度)。
日本出国前に
海外旅行保険を適用させるためには、日本出国前に以下の「カード利用」をしなければなりません(全額でなくてもOK)。
日本出国前にカード利用を忘れても、日本出国後に公共交通乗用具の利用代金をはじめて当該カードで支払えば、その時点より
海外旅行保険が適用されます。
ただし、現地ツアー料金を日本出国後にカードで支払っても、
海外旅行保険は適用されません。日本出国後に条件を満たした場合、カード利用日~3か月間が補償期間の限度です。
改定対象カード
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ゴールドカード以上のJCBカードには、
海外旅行保険が自動付帯するものが比較的多かったものです。
しかし、4月1日以降はほとんどのゴールド
カード以上のJCB
カードが、利用付帯となります。
など、一部の航空系・旅行系
カードは引き続き自動付帯です。
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一般のJCBカードで、
海外旅行保険が自動付帯するものは元より多くありません。
など、数少ない自動付帯
カードでも、4月1日以降は利用付帯となります。
おすすめの自動付帯クレカを紹介
JCBカードでは、一部を除き
海外旅行保険が自動付帯のクレカはなくなりますが、他のカード会社に目を向けるとまだまだあります。
ここからは、保険が自動付帯するおすすめクレカを紹介しましょう。
【横浜インビテーションカード】(9/30まで)ショッピング保険、国内旅行保険も付帯
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まずは、ジャックス発行の「横浜インビテーション
カード」です。
ただし、ジャックスのクレカも9月いっぱいで
海外旅行保険の自動付帯が終了しますので、9月までに海外旅行に行く人におすすめです。
【セゾンブルー・アメックス】若者におすすめな補償充実のカード
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「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・
カード」(セゾンブルー・アメックス)は、年会費3,300円です。
しかし初年度無料、さらに26歳になるまでは年会費が発生しません。
それでいて、
【エポスカード】即日発行も可能で無料ゴールドも可能
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誰でも簡単に自動付帯なら、エポスカードがおすすめです。年会費無料ながら、最高2,000万円の
海外旅行保険が自動付帯します。疾病治療は270万円、傷害治療も200万円の自動付帯です。
WEBで申込時に「店頭受取」を選択すると、エポス
カードセンターで受け取ることで、最短即日発行できます。
エポス
カードをある程度利用すると、年会費無料のゴールド
カードへの招待が届きます。
メイン
カードとしてガンガン利用し、インビテーションを受けましょう。
複数のクレカで補償を手厚くしよう
クレカの
海外旅行保険のメリットは、複数のクレカの補償を合算できることです(死亡・後遺障害を除く)。
JCBの自動付帯は終わるものの、海外旅行関連でカード利用をすれば、
海外旅行保険は付帯します。
利用シーンもパッケージツアーだけでなく、空港までのタクシー代、現地での航空機代金の現地払いなどたくさんあります。
多くのクレカ保険を付帯させ、万が一に備えましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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