新生活シーズンがはじまり、このタイミングでスマホを新しく変えるという方も多いのではないでしょうか。
スマホの中でも人気の高いiPhoneは、新品だけでなく中古品も高い人気となっています。
中古のiPhoneを手に入れるためには、中古ショップをチェックするほかにメルカリを使って探してみるという方法もあります。
ただし、中古のiPhoneをメルカリで購入する際には、いくつかのチェックポイントをしっかりと見ておく必要があるのです。
中古スマホは条件によって購入して届いたのはいいけれど、使えないという可能性もありますので、そのようなことがないように、事前にしっかりチェックしてから購入するようにしてください。
【メルカリ】狙っていた商品が買われそうなとき 「横取り」OKとNGの境界線はこれ
1. 初期化済みのiPhoneを買う
メルカリなどでiPhoneの中古を購入する際に、まず気をつけたいのが、初期化された端末かどうかをチェックすることです。
初期化済みというのは初めてiPhoneを起動した時と同じ状態になっているという意味で、もしそうでなく前のオーナーが使っていたままの状態の場合、大きな問題が起こってしまいます。
iPhoneというのは基本的にApple IDというAppleのアカウントと紐付けて利用するのですが、初期化されていないと前のオーナーのアカウントで動いているため、自分の端末として利用できなくなってしまうのです。
それなら自分で初期化すれば良いと思うかも知れませんが、初期化するためにはApple IDのパスワードが必要となり、パスワードがわからないと初期化できません。
出品者からパスワードを聞けば解決しますが、なかにはパスワードを伝えたがらない人もいますから、まず購入前に初期化済みかどうかをしっかり確認しておくべきなのです。
2. SIMロック解除を確認する
docomoやau、ソフトバンクなどのキャリアで購入されたiPhoneには、SIMロックという制限がつけられている端末があります。
SIMロックは2021年10月に廃止されていますが、それ以前に販売されたモデルで利用されているため、中古を買う際には注意が必要です。
SIMロックがかかっていると、ロックがかかっているキャリア以外では利用できないため、SIMロック解除が必要となります。
その際余計な手間や手数料がかかる可能性もありますので、購入前に必ずSIMロック解除されているかどうかを確認しておくべきなのです。
3. バッテリーの状態を確認する
iPhoneは使っている期間が長いと、バッテリーが劣化していきます。
iPhoneではバッテリーの状態が確認できますから、購入前にはバッテリーの状態がわかる端末を購入するか、出品者に確認してから購入しましょう。
目安としては「80%」以上の端末を購入することをお勧めします。
80%程度でしたら、まだ現役で使えるレベルであるといえます。
80%を大きく下回る場合は、バッテリーの持ちが新品と比較してかなり悪くなると言ってもよいでしょう。
そうなると購入当初はともかく、使っているうちにさらにバッテリーは劣化しますから、徐々に充電切れが早くなって使えないと感じるようになるかも知れません。
4. ネットワーク利用制限を確認する
キャリアで購入したiPhoneの中で、例えば盗品を出品していたり、あるいは分割払いの支払いがされていなかったりするような端末は、モバイル通信が利用できないものがあります。
これが「ネットワーク利用制限」という仕組みで、当然ですがそのような端末を購入してしまうと、モバイルネットーワークへの接続ができず、使い物になりません。
メルカリではこのような端末の出品は禁止されていますが、出品者が無自覚に出品している可能性のありますので、気をつけてください。
ネットワーク利用制限は各キャリアのチェックページで、IMEI番号を入力することで確認できます。
5. 付属品や本体の状態を確認する
本体の傷やガラスの割れなどもしっかりチェックしておきましょう。
液晶の割れは使い勝手に影響しますので、写真や商品説明をしっかり確認してから購入するようにしてください。
新しいモデルは充電ケーブルなどの付属品が省略されていますが、少し古いモデルでは本来付属しているはずですので付属品も要チェックです。
ただし電源アダプターやケーブル、イヤホンなどをすでに持っているのであれば、付属品がないiPhoneを購入しても問題ないでしょう。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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