「プライオリティ・パス」は、普段は使えない空港ラウンジを無料で利用できるサービスです。
海外旅行に行く機会も少なくなり、その間にサービス内容が大きく変わりました。
今回は、プライオリティ・パスの最新情報を紹介します。
自動加算されないWAON POINT4つのケース ポイントを受け取れていない可能性があるのでしっかりと確認してください。
ANAアメックス・ゴールドにプライオリティ・パス特典が追加
≪画像元:アメリカン・エキスプレス≫
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(ANAアメックス・ゴールド)に、昨年9月1日よりプライオリティ・パス特典が追加されました。
「スタンダード会員」と呼ばれるもので、通常99米ドルかかる年会費が無料、年2回まで対象の空港ラウンジを無料で利用できます。
年間3回目以降は1回につき32米ドル、同伴者の利用も1名につき32米ドルです。
家族カード会員も対象です。
ダイナースのコンパニオンカードにプライオリティ・パス特典が追加
≪画像元:三井住友トラストクラブ≫
1月18日より、ダイナースのコンパニオンカードにプライオリティ・パス特典が追加されました。
対象カードは、ダイナースクラブコンパニオンカードおよびダイナースクラブプレミアムコンパニオンカードです。
コンパニオンカードがないとサービスを受けられませんので、まだの方は発行しましょう。
プライオリティ・パスのプレステージ会員相当となり、年会費469米ドルが家族会員も含めて無料です。
回数制限なくラウンジを利用可能ですが、会員でない同伴者の利用には35米ドルかかります。
プライオリティ・パスサービスの利用開始に伴い、ダイナースクラブプレミアムコンパニオンカードの付帯サービスとして存在した「ラウンジキー」は、付帯を終了しました。
ダイナースクラブプレミアムコンパニオンカードは「フライトディレイパス」も開始
≪画像元:三井住友トラストクラブ≫
ダイナースクラブプレミアムコンパニオンカードでは、1月18日より「フライトディレイパス」も開始されました。
フライトディレイパスとは、搭乗予定の飛行機の出発が2時間以上遅延した場合、世界1,000か所以上の空港ラウンジを無料で回数制限なく利用できるサービスです(フライト情報の登録が必要)。
本会員、家族会員だけでなく、カードを持っていない同伴者も最大4名まで無料で利用できます。
関空で2か所のカードラウンジを利用可能に
≪画像元:関西国際空港≫
関西国際空港の制限エリア(出国審査後のエリア)にある「六甲」「アネックス六甲」、この2つのラウンジをプライオリティ・パス保有者も利用できるようになりました。
ソフトドリンク・スナック類は無料ですが、アルコール類は有料です。
関空のお好み焼き屋「ぼてぢゅう」でもプライオリティ・パスを利用可能に
≪画像元:関西国際空港≫
昭和21年に創業し、大阪で77年以上の伝統を誇るお好み焼きの老舗「ぼてぢゅう」、関西国際空港の制限エリアにも出店しています。
プライオリティ・パス保有者は、ぼてぢゅうで3,400円分の店内飲食を楽しめます(アルコール含む。テイクアウトは対象外)。
保有者1名につき同伴者を最大3名まで登録可能ですので、1名同伴なら6,800円分を利用可能です。
ただし、ぼてぢゅうの飲食で空港ラウンジ利用1回分を消費しますので、年間利用回数に制限のあるスタンダード会員などは注意してください。
羽田空港T3の「ANAラウンジ」、プライオリティパスでの利用不可に
≪画像元:ANA≫
羽田空港の第3ターミナル、出国審査後のエリアに「ANAラウンジ」があります。
ゆったりとした空間で、ヌードルバーやシャワールームを利用した方も多いのではないでしょうか。
以前は、プライオリティ・パス保有者がこのラウンジを利用できましたが、2月1日よりプライオリティ・パスでは利用できなくなりました。
今一度お手持ちのカードや特典内容をチェック
今回は、主だったプライオリティ・パスの最新情報を紹介しました。
情報は更新される可能性もあるので、今一度お手持ちのカードや特典内容をチェックしてください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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