3月から三井住友系列の銀行・クレジットカード・証券会社などのサービスが連携した「Olive」というサービスが始まります。
もともと三井住友系クレジットカードは使い勝手が良かったのですが、これで一気に利用者が増えるはず…というわけで、対抗すべく三菱UFJ銀行も動いてきました。
今、銀行資本のクレジットカードがおもしろいので紹介します。
自動加算されないWAON POINT4つのケース ポイントを受け取れていない可能性があるのでしっかりと確認してください。
三井住友NLでコンビニ等がいつでも5%還元
≪画像元:三井住友カード≫
もはやポイ活界隈では定番となっているのが、三井住友ナンバーレスカード。
通常還元率0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店でVisaのタッチ決済またはMastercardのコンタクトレスで支払いをすると、合計200円(税込)につき+4.5%還元となり、合計で5%還元となる便利なキャンペーンを行っています。
各種電子マネーがこれまでも10~20%還元などを過去にもやっていましたが、期間限定や上限設定があるのが当たり前でした。
レジに行く前に「上限がいくらだから、コレとコレを買って…」など計算するのは面倒くさいのです。
しかし三井住友NLであればいつでも5%還元という「悩まなくていい」という気持ちの面で大変、便利なカードなのです。
先日、ファミリーマートが対象から外れてしまったためその点は残念ですが、それ以外の主要コンビニやマクドナルド、ドトールなど全国でも多くの店舗数を誇るチェーン店が多いのも魅力です。
対抗馬「三菱UFJカード」は最大10%還元!?
≪画像元:三菱UFJニコス≫
メガバンクとしても三井住友と肩を並べるのが、三菱UFJです。
こちらで発行されるクレジットカードがそのままズバリ「三菱UFJカード」ですが、意識しているのをかなり感じる性能となっています。
三井住友NL同様に基本還元は0.5%(独自ブランドのグローバルポイントで付与)ですが、主要コンビニなどを利用する際にタッチ決済・QUICPay支払いをすると5.5%還元になります。
5.0%ではなく、若干上回っている点がいかにも「三井住友よりお得です」と言わんばかりの数字でしょう。
さらに現在はキャンペーン中で、2023年7月31日までは10%まで還元率が上がっています。
※ファミリーマートはこちらも対象外店舗です。
またコカ・コーラ社の自動販売機で使える「Coke ON」アプリでの利用も対象となるのが、三井住友NLはない魅力。
自動販売機も今は高いので、少しでも還元率が高いのはありがたいです。
ただし、本カードの還元計算にあたり、1か月間の利用額合計1,000円ごとに算出というルールであるため、他のカードよりも切り捨てられる額が多いのはデメリットです。
≪画像元:三菱UFJニコス≫
WEBサイトには「楽Pay」登録・ログインでさらに+5%とされており、お得度が高いようにも見えます。
「楽Payって、また新しい電子マネーかな?」と思わせるネーミングですが、これは定額リボ払いなので要注意です。
還元率が上がるからとホイホイ登録し、定額払いを続けているとどんどん持ち越し分が増えていき手数料が膨らんでいくので、ご利用はご自身でよく考えて決めましょう。
ファミリーマートを使う時はどうしたらいいの?
≪画像元:三井住友カード≫
二大メガバンクの主要カードから対象外となってしまったファミリーマート。
ではファミリーマートでのお買い物をする際には、高還元率を諦めなければいけないのか…?となりますが、解決策はあります。
ポイ活に詳しい人であればエポスゴールドカードや楽天Payを使って複数の手順を踏めば2.5~4.0%なども可能ですが、時間や手間がかかり多くの方には難しいと感じられるはず。
そこで筆者がおすすめするクレジットカードが「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」です。
詳しくは過去の記事でまとめておりますが、常時5.0%還元のクレジットカードであり、ファミリーマートでポンとお買い物をするならこれが1番簡単で高還元率となります。
付与上限500ポイント/月であるため、買い物可能上限額は1万円。
前述の二大カードに比べると上限設定があることがデメリットと感じるかもしれませんが、ファミリーマート専用にするのはいかがでしょうか。
- 1か月間に
- ファミリーマートだけで
- 1万円以上の買い物
をする方が、どれだけいらっしゃるでしょうか。
仕事の経費などであれば仕方ありませんが、ご飯やおやつ、飲み物であれば1万円以上ファミリーマートで毎月使っているなら還元率以前に、お金の使い方を見直すべきかもしれません。
三菱UFJカードや三井住友NLと併用して使うことにすれば、十分本カードだけでファミリーマートでのお買い物は解決するでしょう。
「経済圏づくり」のために今後も多数のキャンペーンを予想
楽天経済圏、PayPay経済圏、など最近はユーザーを多数のサービスで連携させることで囲い込もうとする傾向があります。
三井住友・三菱UFJといったメガバンクも同様に、経済圏を作ろうとすれば多くのお得なキャンペーンが始まるはずなので、この流れを注視したいと思います!
みずほ銀行の追随もぜひお願いしたいですね。(執筆者: 遠藤 記央)
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