最近、クレジットカードのタッチ決済が急速に普及しています。
オリコカードでも動きがあるようですので、対策とともに紹介しましょう。
自動加算されないWAON POINT4つのケース ポイントを受け取れていない可能性があるのでしっかりと確認してください。
オリコカードには「iD」「QUICPay」の2種類の電子マネーを搭載
≪画像元:オリエントコーポレーション≫
これまで、オリコカードには「iD」「QUICPay」という2種類の非接触決済が標準搭載されていました。
使える電子マネーが2つということは、使える店舗も2つ分ということです。
≪画像元:オリエントコーポレーション≫
- Orico Card THE PLATINUM
- Orico Card THE GOLD PRIME
- Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
の3枚は、iD、QUICPayの利用で還元率が0.5%アップします。
通常還元率は1%ですから、iD、QUICPayの利用で還元率1.5%です。
オリコカード標準搭載の非接触決済が「iD・QUICPay→タッチ決済」に変更
≪画像元:オリエントコーポレーション≫
昨年10月より、一部の新規発行オリコカードがデザイン変更され、裏面にカード情報が集約されました。
また、Visa、Mastercard、JCBのタッチ決済も導入され、世界中で非接触決済を利用できるようになります。
それに伴い、これまで搭載されていた「iD」「QUICPay」は今後搭載されません。
3月からは更新・再発行カードもタッチ決済が標準に
≪画像元:オリエントコーポレーション≫
3月9日からは既存会員の再発行カード、4月からは同じく更新カードにおいても、タッチ決済が非接触決済の標準になります。
搭載電子マネー変更に伴い、カード名称が変更となる場合があります。
「Orico Card THE PLATINUM」と「Orico Card THE GOLD PRIME」は対象外
≪画像元:オリエントコーポレーション≫
「Orico Card THE PLATINUM」と「Orico Card THE GOLD PRIME」は、今回のお知らせの対象外です。
昨年11月にリニューアルを実施し、タッチ決済が搭載されました。
その結果、この2枚に関しては、「iD」「QUICPay」「タッチ決済」を利用できます。
iD、QUICPayを引き続き利用したい人は
一部カードを除き、「iD」「QUICPay」は今後搭載されません。
国内の多くのお店で利用できるiD、QUICPayを今後も利用したい人はいるでしょう。
今後は、
- スマホを使うか
- 専用カードを発行するか
となります。
Android端末を持っている人
≪画像元:オリエントコーポレーション≫
おサイフケータイ搭載のAndroid端末を持っている人であれば、iD、QUICPayのいずれも利用可能です。
サービスの利用には、eオリコサービスの利用登録が必要です。
iOS端末を持っている人
≪画像元:オリエントコーポレーション≫
iPhoneなどのiOS端末を持っている人は、オリコカードをApple Payに設定するとQUICPayを利用できます。
iDは利用できません。
どちらも持っていない人
どちらの端末も持っていない人は、オリコカードと紐づいたQUICPay専用カードを申し込めます(iDは利用不可)。
Android端末のときと同様に、サービスの利用にはeオリコサービスの利用登録が必要です。
「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」ユーザーは悩みどころ
オリコカード標準搭載の非接触決済が、「iD・QUICPay→タッチ決済」に変更されます。
「Orico Card THE PLATINUM」「Orico Card THE GOLD PRIME」「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の3枚は、iD、QUICPayの利用で還元率が0.5%アップします。
そのうち「Orico Card THE PLATINUM」と「Orico Card THE GOLD PRIME」は、「iD」「QUICPay」を引き続き利用できます。
- 0.5%の還元率アップを狙い、スマホや専用カードでiD・QUICPayを使い続けるか、
- 煩雑さを避けるのにタッチ決済に一本化すべきか、
仕様変更が行われる「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」ユーザーは悩みどころでしょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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