1月からWAON POINTはウエル活に利用できるようになり、節約への貢献度が高まりました。
しかし、イオンのポイントは実にややこしい。
1番のデメリットはPayPayのように、自動的に加算されないものがあるということです。
今回はせっかくのポイントを暮らしにキチンと役立てられるよう、ひと手間必要な4つのパターンについて解説します。
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ケース1:電子マネーWAONとして使いたいとき
イオンで貯まるポイントには、WAON POINTとWAONポイントの2種類があります。
WAON POINTをWAON POINTとして使う場合は、原則としてそのままレジで使用できます。
以下のような場合は、WAONステーションなどでポイントチャージ(電子マネーWAONに交換)することが必要になります。
・WAON POINTを電子マネーのWAONとして利用する ・WAONポイントを電子マネーのWAONとして利用する |
参照:イオンカード
チャージ方法
- WAONステーション
- イオン銀行ATM
- WAONチャージャーmini
- モバイルWAONアプリ
- iPhone向け WAONステーションアプリ
- WAONネットステーション
上記の端末で手続きが可能です。
詳細は公式サイトで確認できます。
【関連記事】:「イオンのWAON POINT」と「WAONポイント」貯め方と使い方の違いをわかりやすく解説
ケース2:マイナポイントの申し込みをWAONで行ったとき
マイナポイント事業は、対象となるキャッシュレス決済をひとつ選び手続きすることで、最大2万ポイントが獲得できます。
イオンで使える決済サービスを選択すると、もらえるポイントは電子マネーのWAONとなり、すぐには使えません。
WAONステーションやイオン銀行のATM、モバイルWAONなどから、ダウンロードが必須となります。
店舗にでかけなくても、モバイルWAON、WAONステーションアプリ、Apple PayのWAONアプリからなら、スマホからでもチャージは可能です。
マイナポータルなどで手続きが完了しても、ポイントをダウンロードしないと2万ポイントは取得できません。手続きを忘れずに行ってください。
≪画像元:イオンリテール株式会社≫
ケース3:WAON POINTをSuicaへ入金するとき
イオンカードには、とてもたくさんの種類があり、それぞれ特色があります。
イオンSuicaカードは「Suica」と「イオンカード」が一体となっていることで、イオングループの店舗や駅改札、エキナカ街ナカでも便利に使用することができます。
≪画像元:イオンカード≫
たまったWAON POINTは、イオンSuica カードおよび同カードにリンク設定され記名式のSuica へ入金(チャージ)することが可能ですが、この手続きがちょっと面倒です。
(1) 「イオンウォレット」のアプリもしくは、「暮らしのマネーサイト」から手続きを行う
(2) 申込の翌々日以降にJR東日本の駅のATM「VIEW ALTTE」で入金(チャージ)する
参照:イオンウォレット(イオンカード公式アプリ)・暮らしのマネーサイトSuicaチャージとの交換
注意点
・ 交換単位は1,000ポイント以上、1,000ポイント単位
・ カード内残額が2万円を超える入金(チャージ)はできない
・ 受取可能期間は、ポイント交換の申込日の翌々日以降から、翌年度末(3月末日)の23:00まで
ケース4:イオンJMBカードで貯まったマイルをWAON POINTにかえるとき
JALマイレージバンクと電子マネーWAONが一体となったイオンJMBカードでは、カードショッピングや電子マネーWAONの利用、どちらも200円(税込)につき1マイルがたまります。
たまったマイルは3,000マイルから電子マネーWAONに交換できますが、3,000マイルは1,500WAON(1,500円相当)となりお得度は半減します。
プラスアルファが期待できる1万マイル以上ためてから申し込みましょう。
特典の交換は、JAL Webサイトから行ってください。
仕組みを理解してポイントの有効活用を
手続きが必要な主だったケースを4つご紹介しました。
今年に入っても値上げが続々と発表されています。
多くの場合1ポイントは1円として、生活に役立てられます。
ややこしいパターンを理解して、暮らしに還元していきましょう。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)
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