ソフトバンクでは現在、スマホ・携帯電話料金を1,000円(税抜)利用するごとに5円相当のソフトバンクポイントが貯まります。
ところが2023年5月以降この制度が変更され、PayPayカード・PayPayカード ゴールド以外で支払った場合、ポイント還元を受けられません。
現在、口座振替やPayPayカード(ゴールド)以外のクレカで支払っている人は、何らかの対策を考える必要があります。
ソフトバンクのポイント改悪の詳しい内容と、対処法を解説します。
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ソフトバンクのポイント改悪の詳細
ソフトバンクの携帯電話代金で貯まるポイントは、2023年5月以降以下のようになります。
決済方法 | 2023年4月まで | 2023年5月以降 |
PayPayカード | 1.5% | |
PayPayカード ゴールド | 最大10% | |
その他のクレカ 口座振替など | 0.5% | なし |
今現在ソフトバンクでは、PayPayカードなら1.5%、PayPayカード ゴールドなら10%、
その他のクレカや口座振替であれば0.5%が貯まります。
ですが2023年5月以降、ポイントが貯まるのはPayPayカードとPayPayカード ゴールドの人のみとなます。
その他のクレカや口座振替だと、ソフトバンク携帯を何円使っても、ポイント還元はありません。
そのため、2023年5月までに対策が必要です。
今後ソフトバンクは使っただけではポイントが貯まらず、PayPayカード(ゴールド)が必要になることに十分注意してください。
ソフトバンクのポイント改悪の対策法
ソフトバンク改悪の対策法として、以下の3つのうちいずれかで支払うのがおすすめです。
・ PayPayカード
・ PayPayカード ゴールド
・ その他、還元率が高いクレカ
PayPayカード
ソフトバンクのポイント改悪の対策法として、一番の最善策はPayPayカードです。
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1% |
ソフトバンクで貯まるポイント | 1.5% |
ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
PayPayカードは年会費がかからず、ソフトバンクの料金を支払うと1.5%のポイントが貯まります。
ふだんのお買い物では1%相当のPayPayポイントが貯まり、貯まったポイントはPayPayでお買い物などに利用可能です。
即日発行に対応しており、最短7分でバーチャルカードを発行できます。
今なら入会&利用で7,000ポイントもらえるキャンペーンも開催中なので、来年5月までに間に合うよう発行すると良いでしょう。
PayPayカード ゴールド
年会費 | 11,000円(税込) |
還元率 | 1.5% |
ソフトバンクで貯まるポイント | 最大10% |
ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
PayPayカード ゴールドはPayPayカードの上位版で、空港ラウンジ無料などのゴールド特典が付帯します。
通常の還元率は1.5%とかなり良く、ソフトバンクの利用では最大で10%もポイントが貯まります。
ただ特典が充実している分年会費が1万1,000円(税込)と割高なので注意してください。
ソフトバンクを毎月1万円(税別)以上使う人であれば、年間で1万2,000ポイント貯まるため年会費の元を取ることができます。
参照:PayPayカード
他社の還元率が高いクレカ
「PayPayを使わないからPayPayカードは必要ない」という人は、他の還元率が高いクレカを使うのもおすすめです。
他社クレカではソフトバンクポイントが貯まらないのに、お得だと言い切れる理由は以下をご覧ください。
PayPayカード | 他社クレカ | |
ソフトバンクポイント | 1.5% | 付与なし |
クレカのポイント | 付与なし | 1%~1.2% |
上記は、ソフトバンクの料金をPayPayカードと他社クレカで支払った時の、還元率の比較です。
意外に思われるかもしれませんが、PayPayカード(ゴールド含む)はソフトバンク通信料の支払いがPayPayポイント付与の対象外となっています。
PayPayポイントが付かない代わりに、1.5%のソフトバンクポイントが付与されます。
反対に他社クレカの場合、クレカのポイントは貯まりますが、ソフトバンクポイントは貯まりません。
つまり、還元率1%~1.2%の他社クレカを使えば、PayPayカード1.5%には敵わないものの十分お得なのです。
ソフトバンクの支払いにおすすめの、還元率が高いクレカは以下のものがあります。
・ リクルートカード → 1.2%(リクルートポイント)
・ 楽天カード → 1%(楽天ポイント)
・ dカード → 1%(dポイント)
・ au PAYカード → 1%(Pontaポイント)
・ JCBカードW → 1%(Oki Dokiポイント)
上記は全て年会費無料で、ポイントの還元率が1%以上ある高還元クレカです。
自分が好きなポイントが貯まるクレカ選びましょう。
今後他社が後を追って改悪する可能性も
ソフトバンクのポイント還元の改悪について解説しました。
現時点での対策としてはPayPayカード、または還元率の高い他社のクレカがおすすめです。
ただ、これをきっかけにドコモ・auも後を追って、自社提携カードのみポイント還元に変更することも考えられます。
携帯業界のポイントについて、今後の情報に注目しましょう。(執筆者: 西本 衣里)
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