おつり投資のトラノコが5周年を迎えました。
筆者は2019年4月から4年弱のトラノコの投資を続けています。
その結果とトラノコがどのような方におすすめできるか紹介します。
トラノコおつり投資はコースの基準値が下がり、元本が割れになるリスクがあります。運用にあたっては、自己責任でお願い致します。
≪画像元:TORANOTEC Asset Management Ltd.≫
【40代以上がやってはいけない投資3つ】資産を確実に拡大させるための秘訣とは?
トラノコおつり投資の概要
トラノコではスマホのトラノコアプリに登録した支払い方法(クレジットカード、電子マネー、交通系カード等)での買い物時、おつり相当分が投資に回り、設定された銀行口座から投資金額分が引き落とされます。
設定していれば、おつり分とは別に定額積立も可能になりました。
コストは運用報酬、諸費用でトラノコ運用残に対して年間0.55%。
それとは別に毎月300円の利用料がかかります。
≪画像元:TORANOTEC Asset Management Ltd.≫
リスク許容度によって小トラ、中トラ、大トラの3つの投資ファンドがあります。
大きな変動に不安がある方は比較的変動が少ない小トラ、長期運用でしっかりと投資する場合は大トラなど、それぞれのリスクに合わせたファンド選びが可能です。
トラノコ投資結果
筆者の運用成績
≪執筆者撮影:2019年4月からの投資結果≫
平均すると月あたり約5,000円を投資してきた事になります。
2023年の1月の成績は、プラス8%となっていますが、昨年の2022年1月より損益はマイナスです。
トラノコのように世界、そして日本国内の株式、債券、不動産、コモディティなどに幅広く分散して投資していても、投資環境によってはこのような結果もあります。
≪執筆者作成≫
【重要】投資初期はポイントを貯める
≪画像元:TORANOTEC Asset Management Ltd.≫
トラノコ投資の初期段階(運用残高40万ぐらいまで)は、他のアクティブファンドなどに比べて毎月かかる300円の利用料分が運用残高に対しても割高になります。
そこで1トラノコポイント=1円で投資に運用できるトラノコポイントを獲得するためのポイ活が重要になってきます。
ポイ活1:動画、アンケートでポイントを貯める
毎日動画を見るだけでトラノコポイントが3ポイント(1動画1ポイント、1日3回まで視聴可能)獲得できます。
月を30日換算とすると、
毎日あるわけではありませんが、アンケートに答える事で1回2~20ポイント程度もらえます。
ポイ活2:毎日歩いてポイントを貯める
トラノコで投資する方ならMoney Stepの連携がおすすめです。
毎日1万歩で3円分、月あたり累計で20万歩達成すれば10円分、月を30日換算とすると、
のトラノコポイントが毎月獲得できます。
≪画像元:TORANOTEC Asset Management Ltd.≫
ポイ活3:連携しているポイントを使って投資する
≪画像元:Seven Card Service Co., Ltd. ≫
トラノコでは他のポイント等を利用して投資する事が可能です。
例えばnanacoポイントは1ポイント=1円として投資利用できます。
設定していれば投資額に関わらず、毎月20ポイント獲得できます。
※nanacoポイント20ポイントを毎月獲得するためには、トラノコ運用を1年間継続する必要あり、詳細は参照を確認してください
トラノコはどのような人におすすめか
≪画像元:TORANOTEC Asset Management Ltd.≫
トラノコが提供しているデータによると、トラノコの利用者は20代~40代が70%以上を占めています。
64%もの投資経験がない未経験者が、トラノコで投資デビューするパターンが多いようです。
5年以上の投資経験者も全体の10%を占めていますね。
メリット
・少額(5円から)でも投資に資金を回せる
・ファンドを1つ選べば後は自動で運用してくれる
・世界の株、債券、日本の不動産などに分散投資ができる
デメリット
・インデックスファンドと比べると手数料0.55%は割高
・投資初期は相対的にコストが割高
楽天証券やSBI証券等のネット証券会社であれば、トラノコのファンド手数料より低いインデックスファンドなどを100円から購入できます。
数十年単位の長期投資を続けるのであれば、これらのインデックスファンドに軍配が上がるでしょう。
スマホアプリで完結
投資をはじめる前に、
- 投資がどんなものか
- 投資によって資産がどのように推移するか
を少額の投資金額から、感覚的に体感するには良いツールだと感じています。
Money Stepなどのアプリや他ポイントからの投資など、普段ポイ活を楽しんでいる方はポイントを投資に利用できるため、おすすめの投資方法だと筆者は思います。
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