2023年にポイ活をしたいと思っている人は、必見。
楽天ふるさと納税を利用して寄付上限額×0.9%の額がポイントで戻ってきたら?
そして、旅行予約で1%、飲食店予約ごとに100ポイントがついたら?
ポイ活上級者は、「ポイントサイト」経由でネットショッピングやふるさと納税をしています。
まだポイ活をしていない人向けに、どのくらいポイントがつくか、そして、お得な「ポイントサイト」3つを紹介します。
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ポイントサイト利用の具体例 (1)
≪執筆者撮影≫
ある日、筆者は楽天ふるさと納税を利用する時、ポイントサイト「ハピタス」経由にしました。
まず、楽天ふるさと納税では、8,000円で14倍、1,120ポイントが付与予定。
それに加えて、ポイントサイト経由したため、0.9%分、72ポイントが後日付与予定です。
≪執筆者撮影≫
つまり、ふるさと納税の8,000円の返礼品で
・ ポイントサイト「ハピタス」を経由してハピタスポイント72ポイント
※楽天市場では商品購入1%ですが、楽天ふるさと納税は0.9%付与のため、0.9%を適用
・ 楽天市場を利用して1,120ポイント
1ポイント1円換算で1,192円相当額、15%近くのポイントが付与されています。
ポイントサイト利用の具体例 (2)
≪執筆者撮影≫
少し高級な寿司店でも、ポイントサイトと飲食店予約でポイントがもらえます。
・ ポイントサイト「モッピー」を経由して100ポイント
・ ホットペッパーグルメを利用して1人50Pontaポイント、4人で200Pontaポイント
≪執筆者撮影≫
ホットペッパーグルメのレストラン予約でポイントがたまりました。
ちなみに、優待族の筆者、支払いは株主優待券を1ポイント単位で使っているため現金支払い不要で、「300ポイントがもらえている」計算です。
このように、お得度2重取りをするには「ポイントサイト経由」が重要です。
紹介した例だけでなく、楽天市場でのお買物も普通に利用するのではなくて「ポイントサイト経由」をすると、1%のポイント付与もあり「お得2重取り」。
余すところなくポイント獲得できます。
具体的にどのようなポイントサイトがあるか紹介します。
ポイントサイト1:ハピタス
≪画像元:ハピタス≫
ハピタスは、「普段の生活にハピタスを+するだけで、お得でハッピーに!」なるサイト。
ショッピングやサービスを利用するほか、クレジットカードの発行でもポイントがたまる案件もあります。
交換できる内容
Amazonギフト券、Tポイント、dポイント、Pontaポイントコード、PayPayマネーライト、楽天ポイント、楽天Edyなど
※2023年1月現在
ポイントサイト2:楽天リーベイツ
≪画像元:楽天リーベイツ≫
楽天リーベイツは、楽天経済圏の人にうれしいポイントサイト。
経由すると、後日、楽天ポイントをもらうことができます。
また、アプリではミッション達成により1週間で1ポイントがもらえる内容も開催しています。
交換できる内容
楽天ポイントのみ
ポイントサイト3:モッピー
≪画像元:モッピー≫
モッピーは、サイト経由でお買物をするほか、対象商品を購入してレシートをアップする「レシ活」、アンケートでもポイントがたまるポイントサイトです。
ハピタス同様、クレジットカードの作成でもポイントがたまる案件もあります。
交換できる内容
楽天ポイント、PayPayポイント、Pontaポイント、FamiPayギフト、dポイント、LINEポイント、au PAYギフトカード、nanacoポイント など
※2023年1月現在
この3つのサイトのようなポイントサイトを「経由する」ことで、年間で多くのポイントが獲得できます。
ポイ活をするためにはまず経済圏を決める
ポイ活を始めたい時には、まず経済圏を決めます。
そして、支出の多くなりがちなものをポイントサイト経由。
筆者がおすすめするのは、ふるさと納税、旅行(全国旅行支援)、飲食店予約の3つを「ポイントサイト経由」することです。
1. 経済圏を決める
2. 「年間で大きな金額を使う」支払いを経済圏ごとにまとめる
3. 「ポイントサイト経由」してお買物やサービスを利用する
どのポイントを集めたいかをまず決め、「経済圏」ごとに利用するサイトを決めましょう。
経済圏は、楽天ポイントを集める「楽天経済圏」や、TポイントやPayPayポイントを集めて生活する「ヤフー経済圏」などがあります。ほか、「ドコモ経済圏」や「au経済圏」もあります。
例えば、楽天市場をよく利用する、街のお店では楽天Edyや楽天ペイを使うなら楽天経済圏がよいでしょう。
最初は、“ポイントをまとめる”ところから。
楽天経済圏であれば、楽天カードを作る、楽天証券を使う、楽天モバイルに加入することでも楽天市場のSPUがアップします。
ふるさと納税では
自己負担額2,000円で返礼品を選べるふるさと納税は、ポイント還元分が自己負担額以上もらえる場合もあり、見逃せません。
・ふるなび → ふるなびコインがもらえ、Amazonギフト券、PayPay、dポイント、楽天ポイントとして交換できる
・さとふる → PayPayポイントに交換できるさとふるマイポイントがもらえる。
・楽天ふるさと納税 → 楽天ポイントがもらえる。スーパーセールや買いまわり時にはショップ買いまわりで最大10倍、SPUで最大44倍になる
楽天ポイントを集めているなら「楽天ふるさと納税」や「ふるなび」、PayPayポイントなら「さとふる」、dポイントを集めているなら「ふるなび」がおすすめです。
旅行・全国旅行支援では
全国旅行支援をはじめとした旅行時にも経済圏で選ぶと、効率よくポイントがたまります。
・ ヤフートラベル → PayPayポイントがたまる、予約時に「いまスグ利用」ですぐに使うことも可能に
・ 楽天トラベル → 楽天ポイントがたまる旅行プランでは、ポイントアップキャンペーンを開催していることも。
クーポン利用のほか、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の「+1倍」にもなる
・ じゃらんnet → Pontaポイント、dポイント、リクルートポイント1%のほか、じゃらん限定ポイント1%がたまる。
飲食店予約サイトでは
飲食店をネット予約して来店することにより、ポイントがたまります。
お店に行った時も席予約ができているとスムーズです。
・ PayPayグルメ → PayPayポイントがもらえる飲食店予約サイト。
予約値引きクーポンがもらえることも。来店回数に応じて値引きになるグルメマイレージにも注目
※2023年1月、PayPayグルメはポイントサイトで「初回利用限定」のみになっています。
・ ホットペッパーグルメ → dポイント、Pontaポイントが1人につき10ポイント~50ポイントたまる
ポイントサイトを利用する上での注意点
≪執筆者撮影≫
ポイントサイトを利用する時に難しいのは、「ポイント獲得条件」がそれぞれの案件で違っていることです。
ハピタスでの楽天市場商品購入の場合、すでに買い物かごに入っている商品を購入しても、ポイントは付与されません。
そのため、筆者は「お気に入り」登録をしておき、サイト経由してから買い物かごに追加して買うように徹底しています。
また、楽天ふるさと納税の返礼品は1%ポイントバックではなく、0.9%ポイントバックです。
≪執筆者撮影≫
また、ハピタスのふるなび案件では、「「ふるなび」のキャンペーンにエントリーされた上での寄附は、ポイント対象外となります。」とあります。
それぞれの案件を読み解いていないと、ポイント対象外になってしまい、まったくポイントがたまらないケースもあるので注意しましょう。
多く稼ぎすぎると確定申告が必要なことも
≪画像元:ハピタス≫
ポイントサイトでのデメリットも伝えておかなくてはいけません。
アンケート回答などのタスク型のポイントが年間20万円以上だと確定申告をしなくてはいけません。
※給与取得者の場合
商品を購入するなどのショップポイントであれば、一時所得のため年間50万円以上で確定申告が必要。
それに対して、アンケート回答やアフィリエイトなどの雑所得のポイントだと、給与所得者は年間20万円以上、専業主婦など仕事をしていない場合は年間48万円以上で申告が必要です。
話題のポイ活ですが、稼ぎすぎにも注意しないといけません。
年間でそこまでポイント獲得できる人はまれですが、知っておくとよいでしょう。
年間で見ると差がつく「ポイントサイト経由」のポイ活
「ポイントサイト経由」のポイ活は、楽天市場での商品購入だと1%程度と少額に感じます。
ポイントサイトのクレジットカード作成など高額案件と比べると少なく思うものの、年間で見ると支出の多い「ふるさと納税」や「旅行予約」、「飲食店予約」を利用したら、利用しない人よりも差がつきます。
ポイントサイト経由、1%程度と考えても年間で見るとあなどれません。
2023年、ポイ活をはじめたい人は挑戦してみましょう。
また、ポイントサイトの中には怪しいサイトもありますので、どんな会社が運営しているかは必ず確認するようにしてください。
さまざまな口コミを調べて怪しいと思った際は利用しない方が良いと思います。(執筆者:節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)