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【今週の日経平均を考える】相場の転換 米消費者物価指数や、FOMCパウエル議長発言に注目


先週は、中国のゼロコロナ政策の緩和を受けて、日足チャートは陽線4本、陰線1本と株価は回復傾向かと思われていましたが、大きく上昇することもなく、また大きく下落することもなく推移しました。

米ナスダックは陽線が1本、陰線が4本となっており、ハイテク株の重さが際立っています。

日本もその影響を受けているわけですが、日経平均が陽線勝ちという事は、ディフェンシブ株への買いが多く入っているということかと思います。

このように、相場は業種やテーマによっても強弱がありますから、確認していきましょう。

今週の日経平均を考える

【今週の日経平均を考える】12月相場はこのまま上昇トレンド継続となるか

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

チャート分析

日足の移動平均線

5日線は、下向きに推移していた5日線は、金曜日に上向きへと変化しました。

25日線は、上向きに推移しています。一週間を通して25日線に叩かれる形で株価が推移しています。

75日線は、一週間を通して下向きに推移しています。75日線が下値抵抗となっています。

並び順は、25日5日75日の並び順と変化し、安定上昇から上昇トレンドの終わりへと変化しています。

移動平均線が収縮して絡み合っているので、安定上昇となる場合も下降トレンドの始まりになる場合もありますので、大きく放れるまでは、引き続き絡み合う可能性もあります。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで2万7219円処を推移しています。

12月7日に0.05ほど下向きになったことが若干気になります

トレンドライン

下の節として意識されていた11月10日と11日に空けた窓を木曜日に埋めました。

上は12月1日2日に空けた窓が意識されます。

今年に入って意識されていたBOX上限に向かって、トリプルトップの形を作っての下落かとも思われましたが、BOX上限と、中間地点での小さなBOXの動きにも見えます。

9月13日14日に空けた窓もまだわずか28円で窓埋めしていないので、ここも意識されるところです。

一目均衡表

今週12月15日の雲のねじれが意識されています。

遅行線は金曜日に上向きとなりましたが、日々線に近づいているため、上下どちらにでも行ける位置になっています。

基準線と転換線も近づいていて、クロスする可能性も離れる可能性もあります

16日以降の雲もかなり厚さがある為、上なら2万8000円を超え、下なら2万7000円と1000円の差があります。

ボリンジャーバンド

TPラインと-1σを推移しています。

バンドは横向きとなっていて、BOX相場を示唆しています。

スローストキャスト

売られすぎゾーンへ到達しています。

金曜日に若干売られすぎゾーンから上へと向きを変えているので、このまま売られすぎゾーンを脱して上昇し、買われすぎゾーンへと向かうのか、確認してみていきましょう。

MACD

0ライン近辺まで下げてきました。ここで反転となれば、通常押し目として上昇に転じる可能性もあります。

ヒストグラムもこのまま陰転から好転すると強さが見えてきます。

MACDが0ラインを割ってくるとトレンド転換となるので注意しましょう。

次回の新月は12月23日。満月は1月7日です。

今年最後の満月はとてもきれいに見えました。

新月、満月はトレンドの転換となったりしますので、引き続き来年も見ていきましょう。

次回の水星逆行期間は、12月29日から1月18日です。

ちょうど年末年始ということで、株価が大きく動いたり、予期せぬ出来事があったりと不安定な相場となる可能性もある為、なかなか株を枕にとはいかないかもしれません。

総合判断

上へ向かう雰囲気が出てきましたね。

テクニカル分析も上へのシグナルが出ているものが多く見受けられます。

今週は

  • 13日:米消費者物価指数
  • 14日:FOMC、パウエル議長会見

などがあり、その結果によっては大きく乱高下する可能性もあるので、イベントの確認をしながらの展開になりそうです。

相場の世界では、クリスマスラリーやサンタクロースラリーといわれるアノマリーがあります。

12月初旬は節税対策の売りが出やすいけれど、クリスマスになるとその売り圧力も緩和し、クリスマスから新年の第2営業日にかけて株価が上昇するというものです。

今年はクリスマスラリーがあるのか。

私達大人にもサンタさんがやってくるのか。

楽しみなところですね。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)

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