グッと気温が低くなり、冬の到来を感じるようになりました。
100均の寒さ対策グッズは年々進化しており、100均の枠を通り越して、幅広い品ぞろえで私たちの生活を支えてくれています。
今回は100均で購入できる寒さ対策グッズをご紹介します。
※価格はすべて税込みです。
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【防寒グッズ】
寒さの厳しい東北住まいの筆者も、100均の防寒グッズには毎年お世話になっています。
100均と言ってもしっかりした作りをしているので、何年も使うことができます。
仮に汚れても買い替えやすい価格なので、毎年気に入った柄の防寒具を使うことができるのはうれしいですね。
肌に身に着けるグッズですので、こまめに洗ったり、替えがある状態で使えるようにしておけると便利です。
商品によっては縫製が甘い部分があったり、陳列・試着の過程で糸がフック等に絡まったりして、糸がほつれてしまうことがあります。
購入前はしっかり確認してから購入するようにしましょう。
寒さを防止するためには「首」「手首」「足首」の3つの「首」を温めるのが効果的だと言われています。
首:ネックウォーマー、マフラー、スヌード
手首:手袋、アームウォーマー
足首:靴下、レッグウォーマー、ひざかけ
市販品は1,000円以上するような防寒グッズも、100均で購入すると110〜330円で購入することができます。
100均の防寒グッズで3つの「首」をしっかりとカバーして、体調管理に役立てましょう。
【あったかボード】
寒さ対策として、室温をいかに逃がさず、室内に留めておくかが重要になります。
外の冷気は窓から入ってくる割合が多いので、窓の防寒対策は忘れずに行いましょう。
100均でもプチプチやアルミシートなどが販売されていますが、中でも簡単に設置・取り外しができるのが「あったかボード」です。
こちらは蛇腹式に折りたたまれており、広げて窓際に立てかけるだけで窓からの冷気の侵入を防いでくれます。
冷気の侵入を防ぐことができれば、暖房費の節約、省エネにも役立ちますね。
筆者は今まで冷気が気になる窓に「プラ段」と呼ばれるプラスチック製段ボールをはめ込んでいましたが、見た目も気になりますし、厚さがないので固定してもすぐ外れてしまうことに悩んでいました。
あったかボードなら厚さが0.5㎝程度あり、自立するので設置は簡単です。
透明ではないので、窓の上部まで覆ってしまうと、日の光を遮ってしまいます。
窓の大きさ、置きたい場所に合わせて防寒アイテムを使い分けると良いでしょう。
使わない期間は畳んでコンパクトに収納することができるので、使いきりではなく翌年も使うことができます。
何年も使えるのは環境にもお財布にも優しくてうれしいですね。
幅200×高さ30㎝:330円
幅200×高さ50㎝:550円
市販品は1,000〜2,000円するので、100均で購入できるのはとてもお得な防寒グッズです。
【冬用インソール₍中敷き₎】
冬用の靴を履くとき、中にふかふかのインソールを敷くだけで温かさの体感が大きく変わります。
100均インソールは機能やサイズがかなり豊富にそろっているので、足先の冷えから家族を守ってくれます。
インソールはハサミでカットできるようになっていますが、100均は市販品に比べると厚みがなく、薄めの商品が多いです。
全く何も敷いていなかった人にとっては、100均のインソールを敷くだけでかなり温かさを感じることができるはずです。
大きすぎたり小さすぎたりすると履いているうちにすぐズレてきてしまうので、本来の効果を発揮できるよう、気を抜かずに最初のカットは丁寧に行いましょう。
1日中外作業をするような方であれば、市販品の相当な厚みのあるインソールをオススメします。
相当厚みがあるインソールを使用する場合、ワンサイズ大きめの靴を用意しないと履いた時に窮屈に感じてしまう恐れがあります。
どんなインソールを使うかによっては靴選びにも影響が出てしまうので、自分の使い方をしっかり考えてから購入しましょう。
100均のもふもふしたインソールは、1シーズン履き倒すと毛並みがヘタってきてしまいます。
シーズンごとに買い替えることで、衛生面でも使い勝手の面でも良い状態で使うことができるでしょう。
市販品は安くても600〜1000円程度(高いものは数千円)するのに対し、100均のインソールは110円で購入することができます。
家族分買いそろえても、市販品1足分程度の出費で済みます。
ブーツや長靴をより温かく履くことができるように、足元の冷えが気になる方は取り入れてみてください。
少ない出費で上手に活用
100均の防寒グッズは年々作りがしっかりしており、100均で買えることが信じられないほど使い心地の良い商品が続々と発売されています。
100均ならではの弱点はあっても、工夫で乗り越えられる点は多いです。
少ない出費で100均を上手に活用し、温かさと健康を維持できるように頑張りましょう。(執筆者:栄養士 山城 奈々)